第55話:マロンのクラス
演劇が終わったので次はマロンのクラスに移る。私が回るべきなのはこれで最後かな。
もちろんさっきと同様なにするかわからないから、ワクワクでいっぱい。
「えっとマロンのクラスは……あ、こ…ここ……?」
思わず絶句。なんでか? それは……
「きょ、恐怖のカフェテリア……」
なんかすっごく怖そうな名前のお店だったから。なんでこういうの出そうと思ったのかな。
恐怖、というと、あの夏休みのお化け屋敷を思い出してしまった。そのせいで私の顔と脚はすごいことなってる。(これ→((((;>д<))))ガクガクブルブル)
正直……入りたくない。これは友達であっても入りたくない。怖いもん!
でも、入らないとマリーとかサインになにか言われそうな気がするから、ゆっくりゆっくりドアを開けた。
(怖い……)
恐怖と戦いながら少しずつ入っていく。
「す、すみませーん……」
その小さな声を聞き取ったのか『はぁい……』という不気味な声が……怖い!
そして出てきたのは……あれ、なんだか可愛らしいお化けだ。
(白い布……かな。それで全身包んでるって感じ?)
「お一人様ですかぁ……?」
「は、はい!」
「……席にご案内いたしまぁす……」
お化けに席案内されるという初めての体験をした。新鮮だ。
「席はこちらになりまぁす……メニュー表がありますので決まり次第お呼びくださぁい……失礼しまぁす……」
……さて、さっきのことは忘れて注文するとしよう。ここは普通のカフェテリアだ。そう、普通のカフェテリア。
「えっとなになに……チョコとバニラのミックスアイス……シンプルで美味しそう……これにしよ。すみませーん!」
「ご注文お決まりですかぁ……?」
「あの、これ一つください!」
「はぁい……以上ですかぁ……?」
「はい!」
「ありがとうございまぁす……」
お化けは注文を聞いたらキッチン? の方向に去っていった。
それから数分後。
「お待たせいたしましたぁ……どうぞお召し上がりくださぁい……」
「うわぁ……めちゃくちゃ美味しそう……!」
見た目は普通のミックスアイス。バニラベースにチョコが混ざったやつと、チョコベースにバニラが混ざったやつで二つある。贅沢。
一口、食べたら頭がキーンと痛くなった。
「痛いぃ……」
……一応食べ進める。美味しい! でも痛い!
「美味しいのにぃ……」
アイスだから溶けちゃう。だから早く食べないといけないけど冷たいからキーンッてなる!
食べ終わったのは数分後だったけど、そのあとの十数分は頭が痛くて死にそうだった。
「続きが気になる……!」
「もっとないの!?」
という方は下の☆☆☆☆☆から、応援をお願いします。
正直に書いてもらって大丈夫です。よければ感想も。
ブックマークいただけたら泣いて喜びます。本当にお願いします!
天然で鈍感な愛香君と愛香君が好きすぎるアリスちゃんのシリーズも見てもらえると嬉しいです。
今後もよろしくお願いします。




