第56話:終了
文化祭も大盛況で終わり、今はみんなで帰宅中。
「めっちゃ楽しかったな!」
「まあ、少し恥ずかしかったけど、よかったんじゃないかしら」
「最高!」
「あの劇はもうやりたくない……」
「お化けになるの新鮮でした!」
それぞれ楽しめた人もいるし、ちょっと嫌な思いをしたひともいる。でも……
「……結論は?」
「「「「「楽しかった!」」」」」
「……うん! そうだよね!」
みんな、楽しかったんだ。
楽しめない文化祭なんて、ないと思う。そんなものあるならやらないほうがいい。
「さすがにみんな疲れた?」
「そうやな。動いて食べたり飲んだり、騒いだり笑ったり……もうクタクタよ」
「じゃあもうみんな戻ろっか。すぐ寝よ」
「そうね」
「俺はこっちだから。またな」
「うん、ま――」
突然、視界が暗く染まった。
なんだろう、何一つ見えない。
「? シャルル?」
「……」
「どうしたんですか?」
「……」
「なんか返事してよ! あ、もしかして疲れすぎて喋れないとか? あるよね!」
「……」
口が動かない。必死に抵抗しているが、全く。なんで……なんで。
……そっか。もう……終わりなんだね。
……目が覚めた。
私はアクア・アイランドの寝室で起きて、背伸びをする。
「なーんだ」
「全部夢か」
ここで完結となります。
本当はもっと物語が続きますがコンテストや他の物語の事情により一時完結させました。
もし希望があれば続けるかもしれません。
新作の裁判モノも作っておりますので引退というわけではないです。
カクヨム様でも活動しておりますのでそちらの方もチェックしていただくと嬉しいです。
また会いましょう。




