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第43話:何もない日が一番辛い

「えーっと、今日はフローズンさんとダイヤモンドさんがお休みになります」


「嘘でしょ……?」


 先生はマリーとサインが休みだと言った。それは私にとって地獄と同じ。喋る相手がいないもん! いるけどあんまり話さない人ばっかりだもん!


「ん〜まあなんとかなるか!」


 全くなんとかなる気がしないけど私は頑張ることにした。がむしゃらに行こう!


「はい、ではホームルームを終わります。この後は魔法の実技になるので頑張ってください」


 私たちは訓練場に行く。もみろん私はぼっちになった。普段の授業は二人と一緒に行ってたから。さみしい。


「一人だとやだなぁ……」


 そんなことを考えていると、先生の『始めるぞー』という声が聞こえてきた。


「今日はペアでするぞ。じゃあ組め」


 みんなが続々とペアを作っていく。私もそれと同時に動き出す。


「よかったらどう?」


「ごめん、ちょっと強すぎる人は……」


 ――次!


「よかったら――」


「ごめん! ボッコボコにされるから!」


 ――だめだぁぁぁ!


 多分クラスのほとんどの人に声をかけたけど『強すぎる』『首席とは……』という意見で拒否された。強すぎるからなに!? もうやだ!


「はぁ……」


「どうしたアクア。ペアがいないのか?」


「はい……みんな私が強いからペアになりたくないみたいで……」


「うーん……なら先生とやるか? みんなよりは強いから戦えるぞ?」


「ほんとですか!?」


 ということで、私は先生とペアになることになった。いつもマリーと戦うことばっかりだったからどんな強さか気になる。

 

「では模擬戦初め!」


「えい!」


 私は先生が言い終わったその瞬間に魔法を放った。常人なら反応できないはずだが……


「危なかったぞ……」


「なんで!?」


 かすり傷はあるものの普通に立ってる。マリーは全然防ぐんだけどまさか先生が(・)防げるなんて思ってなかった。認識を改めなければ。


「じゃあもっと強めにするね!」


「おいちょっと――」


 私は次も防げると思ったのでち(・)ょ(・)っ(・)と(・)強めの魔法を放つ。


 衝撃波で地面から砂が舞う。少しして晴れると……


「うぐっ……加減というものを考えろアクア……」


「よし、先生も普通だ」


 仰向けで倒れていた。うん、さすがに二回も受け止める化け物じゃなかったらしい。よかった、安心した。




「あむ……さみひい……」


 私は昼休みの食堂、一人で食べていた。なぜ?


「なんでよりにもよってリリアもマロンもルイも休みなのぉ……うわぁん!」


 泣いてはいないが机に突っ伏す。めちゃくちゃさみしい。昔は一人でも楽だったのに今やみんながいないと生きていけないくらい。


「うっ……なんか食欲出てきちゃった」


 不思議すぎる体だった。なぜかこういう場面でもぐぅっとお腹が鳴る。


「あむ…あむ…あむ!」


 食べて食べて食べまくる。これで海鮮丼五杯目。でも足りない。




 結局その後プラスで十杯食べて、次の日普通に授業受けました☆

「続きが気になる……!」


「もっとないの!?」


という方は下の☆☆☆☆☆から、応援をお願いします。


正直に書いてもらって大丈夫です。よければ感想も。


ブックマークいただけたら泣いて喜びます。本当にお願いします!


天然で鈍感な愛香君と愛香君が好きすぎるアリスちゃんのシリーズも見てもらえると嬉しいです。


今後もよろしくお願いします。


アプローチしまくる高嶺の花「アリスちゃん」

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