第12.5話:攻撃からその後の体育祭!
これは12話の続きです。
あの魔法を相殺してから一時間後、予定通り再開された。リレーは二・三年生のみすることになっちゃった。
ちなみに未来見る魔法使ったら私のクラスボロ負け……もう!勝ちたかったのに!
『今から騎馬戦を始めます。準備!』
「マリー絶対取ってよ!」
「そっちこそ、ちゃんと帽子取りなさいよ!」
私は馬の一番上なので帽子を取らないといけない。相手は二組の女の子。私たちは一組だし勝つ!
『位置について、よーい』
パンッ!
「ほら行くよ!」
前に勢いよく進み、戦う。
「えい! とりゃ!」
「うわっ! この!」
かなり衝撃があるのか支えている人たちがよく動く。そのせいで砂ぼこりが舞い、視界が不安定になる。なんか気持ち悪い……でも!
「ひゃっ!」
「よしチャンス!」
「待っ――」
「やった!」
私は相手の隙を見て帽子を取った。戦闘の観察眼が役に立ったよ〜
「マリーは――」
「なに?もう取ってるけど」
あまりにも早い決着。私が格闘している間待っていたことになる、普通こんなに早いもん?意味わかんないんだけど。
「いつ終わったの!?」
「始まってすぐ。頭だけ狙ってたら取れたわ」
「そんな……私の努力……」
『次、三組対四組』
私たちは移動して体育座りをする。悔しい……
他の人なんて気にすることなく小さくなる。意味もなく指で砂をなぞる、普通に見たら拗ねてる少女。多分可愛い……と思う。保証はしないけど☆
「……」
「ほら、元気だして。仲間じゃない」
「そうだけど……」
「放課後甘いの買ってあげ――」
「いいの!?」
「食いつき……」
「甘いの」という言葉に私はたちまち元気になる。だって甘いものって美味しくない!? 至福だよね〜
「約束ね! 取り消しできないから!」
「はいはい……ちゃんと頑張りなさいよ」
「うん! 本気出すね!」
「今までのは……」
「手加減」
「……そうよね……」
――手加減は当たり前だよね?
そんなことを思ってしまう。みんなと違ったらごめん。
そこから数分後、ボロ勝ちした。私とマリーは確実に帽子を取り、他の人たちもいつの間にか勝っていた。不思議。
『次は全学年の大縄です』
全ての学年が大縄の準備をする。前も言ったっけ?結構広いんだよグラウンド。
全員が位置について、号砲が鳴る。
――数時間後
すべての競技が終了し、閉会式が行われていた。めんどくてなんにも思えていなかった。なんか先生たちって変なところで話長いよね。
解散後、私たち五人はいつも通り一緒だった。
「マリー、約束……覚えてるよね?」
「わかってる。じゃあ今からスイーツ食べ放題のところでも――」
「ウチも行きたい!」
「姉さんが行くなら……」
「甘いもの……私好きなんですよね……」
「じゃあみんなで行こっか! いいよね?」
「……どうせこうなると思ってたし、行きましょう」
夕焼けに染まる時間帯、私からは……蒼い光が見えただろう。
「続きが気になる……!」
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