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Stop or Accelerate  作者: 藤宮はる
能力バトル編
11/18

雨宮「初バトル!」

やっと初バトルですよ!やったね時音!次は君の番かな?

あれから何度も特訓したが、結局制御は出来ない。

何がいけないのか全くわかんねぇ。

時間もどんどん過ぎていく。もう一週間経っちまった。

結局バトルに参加するのかどうかって?

ハナのやつが最初の特訓の日に「あの成長速度なら大丈夫でしょ?」といって既に参加決定してある。

だがこのザマだぜ…

今俺は連日の特訓に疲れて適当な散歩をしていたところだ。

ハナはどうしているかというと、学校連れて行った日の夜、明日から暇を潰せるようにとゲームを貸したらすごいハマってさ

「特訓じゃないなら付き合わないわ。」ってドラ○エしてる。

そんなわけで俺は今一人である。

能力の使い方を考えながら散歩していてちょっと人にぶつかっちまった。

ここまではまだ謝って通り過ぎればいいだけだ。

ただぶつかった相手が悪かった。


あのときの火の能力者だったんだ。


「てめぇどこ見て歩いて…あのときのガキか。」

「あぁ!火の玉のロリコンさんか!」

「誰がロリコンだ!あのときの借りは返させてもらうぞ!」

ちょっと待てって!俺逃げただけじゃん!

火の男は俺を引きずって人のいない山のほうへ連れて行く。

「一週間ぶりって奴か。能力は使いこなせるようになってんだよな?今度は本気で相手してやるよ!」

「ちょっと待ってくださいよ!」

「問答無用!!」

話が通じる相手ではなさそうだな。だが俺は能力を全く使いこなせていない。

逃げるしかないだろう。

高速(ハイスピード)!!」

三倍速で走って逃げる。前回同様追いつけないはずだ。

「逃がすかよ!炎の壁(フレイムウォール)!!」

高さ30メートルほどの炎の壁が半径30メートルぐらいの円状に出来上がる。

俺はその炎の壁にぶつかり内側に弾かれる。熱い熱い熱い。

「この炎の壁は触れたものを爆発して内側に弾く仕組みだ。もう逃げられんぞ。」

高速で動いて自分に引火した炎を振り払い、立ち止まる。

…どうやらやるしかないみたいだが、どうしようか。

炎の壁はまだ消えないな。早くしないと酸素が無くなってヤバイ。

「さて、完全に能力者なら手加減はしねぇぞ!!火炎弾(ファイアボール)!!」

なんだ火炎弾か…ってあの時と大きさ全然違うじゃねーか!

「くそっ!高速(ハイスピード)!!」

三倍速で的確に避け…避けらんねぇ!速度も前回とは違う!

ガンガンと炎の塊が俺の体にぶつかる。痛いし熱い。

「おい、その程度じゃねぇだろ?本気だせよ!」

「はぁ…はぁ…十分本気だしてるっての!」

「あの時はそんな速度じゃなかっただろ?」

信じてもらえないのか…

こうなりゃヤケだ!

「くらえ!音速体当たり(アクセルアタック)!!!」

火の男に十倍速で突っ込む!

炎の壁(フレイムウォール)!」

火の男の前にいくつか壁が現れ、その中の一つにぶつかって弾かれちまう。

「おい炎の壁って周りの壁のことじゃねぇのかよ!」

「馬鹿か、周りのは壁を広げただけの応用だ。」

いろんな使い方できる能力いいな、俺には加速しかねーぞ。

ハナのやつ十倍加速を上の下とか言ってなかったっけ?全然通用しないんだけど?

『あなたが使いこなせてないだけよ』って言ってるハナの姿が思い浮かぶ。

そうですよね!俺はまだ未熟ですよね!

さてどうしようか…てかあいつの能力で俺を直接燃やせばこんなことしなくていいんじゃね?

あ、能力の条件ってやつか?そうだ!条件満たせなくすれば勝てるじゃん!

でも常に炎の壁展開してるってことは常に条件満たしてるってこと?

じゃあ無理じゃん!能力の条件探すこともできないじゃん!

火炎弾(ファイアボール)!、炎柱(ヒートポール)!」

炎の柱が何本も地面から出てきて、火の玉が大量に飛んでくる。

これは動かないほうがよさそうだな。

いやでも動かないと加速で身体強化できないから死ぬよな?

動き回らないと駄目か?いや動き回っても…

そんなことを考えているうちに炎の玉はどんどん近づいてくる。

とりあえず動きながら考える。一番丈夫な十倍速で。

まぁ案の定炎の柱にぶつかるけどさ。

痛ぇよ熱いよ!俺さっきからこれしか言ってない気がする。

てかあいつ技名あんな叫んで…俺みたいな中ニ病か?

とにかく早くなんとかしないと…

加速しながらジャンプで飛んで壁を越えるとか…落ちた後大丈夫という保証がないと使えないよな…

戦って勝とうにも能力の熟練度が違いすぎる…

「オラオラ行くぜぇ!」

酸素的にも長く戦えない…そうだ、あいつにもその限界はあるはずだ。

俺の肺じゃあいつには勝てなさそうだが…

全然わかんねぇ!どうすりゃいいんだ!

①イケメンな速人さんは勝てる策を思いつき勝利

②他の能力者が乱入してきて、その隙を見て逃げる

③現実は非常である

ってこんなときに脳内でジョ○ョネタやってる場合か!

あぁどうしようどうしよう!…俺はドラ○もんか!

ネタ披露してる場合じゃないな。どうしよう。

せめて十倍を自分の意識の中で使いこなせれば…

ん?意識?…感覚?そうか!そういうことか!

音速(アクセル)!!」

そして…自分の感覚も加速させる!

そうだよな。普通の感覚で十倍速なんて扱えるわけが無いよな。

これであの時と一緒だ。

「yattohonnkika?omosirokunattekitaze!」

感覚を加速されているから何を言ってるのかうまく聞き取れないぜ。

火炎弾も遅いし、柱にももうぶつからない…

このまま思いっきり蹴りでも入れてやるぜ!

「hahaltu!bomu!」

何かが聞こえた。俺の感覚ではゆっくりだが、大きな爆発が起こる。

強化された体でも吹き飛ぶ。地面に打ち付けられ、意識が遠くなる…



気がついたとき、火の男はいなかった。周りは暗い、場所はさっきのままだ…

体も十倍速強化のおかげで千切れてはなかった。

死ぬかと思った…てか死んだと思った。殺されてもおかしくなかったよな…

ん?何であいつは俺を殺さなかったんだ?いや殺してくれって意味じゃねぇけど。

あいつはハナを狙って、参加者を減らそうとしたのに。

俺が気絶している間にいくらでもやりようはあったはずだ。

うーん、わからない…が、今は生きてることを喜ぶべきだな。

起き上がろうとすると全身が痛い。これ家まで帰れるかな?

あれ?なんで俺死にかけたのに恐くないんだろ?

まぁ別に気にすることでは無いか。

やっと主人公が能力をまともに使えるようになりました。

今回いろんな伏線張りましたが回収できる気はしません。

済まぬ。

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