長く険しい庶民の味
やっと「なろう」の使い方が分かってきました。
話が逸れすぎて大変だったが、考えていたのはものの数秒。
今まで作ってきたモノに関していえば中の上。
それを誉められても自分の中では嬉しくないが、価値観をきちんとしているジャンは誉めてしかるべきと思い直す。
「自分はまだ見習いの修行中の身なので、恐れ多いお言葉痛み入ります」
そう告げるとジャンは目を見開き。
「ここまで打てる者は早々居らんぞ!ダンジョン産であれば中の上とされるモノでも、手に馴染む感じと手にしたときの高揚感、これは間違いなく業物と認定できよう」
おぉう、それこそ某ちゅーばー的な方々がアルミホイルで作ってみた!パンツで作ってみた!とかパスタで作ってみた!的な感じで作って見たけど。付与があるのでそれが良かったのかもね?(隠蔽してあるし)
そう思いつつ、ジャンに言って見た。
「自分の師匠は…クォリーですので、今後も見習いとして教わっていく所存ですよ」
とクォリーを師匠扱いしたら当のクォリーは苦笑い、そしてジャンは目を見開き…。
「な、なんと五鋼聖のクォリー殿の弟子であったか!」
などと言っている…あれ、クォリーってそんな凄い鍛冶屋だったの!?
後ろのほうで澄ました顔のクォリー…見た目は若そうだったのに意外と…ね。
っていうか、五鋼聖って何だ…職業なら鍛冶だろうし、5がついているって事は…上位5人の内の一人ってのが常識的な解答にはなるが…謎過ぎる。
「なるほどのぉ…クォリー殿に弟子か、なるほど…今までに弟子を取ったことすらないクォリー殿が弟子を取るとは、やっぱり貴殿は逸材であったか!」
まって、すごくまって、五鋼聖って始めて聞くし、クォリーが弟子を取らないって聞いてないよ!?
何て思ってたら窓の向こうで良い笑顔で親指を立てているクォリーを見た気がした…。
「話がそれましたが、ご依頼のロングソードの方ですが、指定などは御座いますか?」
一気にやる気が失せたので、手持ちのロングソードでどうにかしてしまうのも良いかもしれない。
「太くなりすぎず、それでいて剣の腹が厚いほど良いが、作れるであろうか?」
はい、ベストマッチなロングソードあります…もう、狙ったかの様にありますとも…それも二か月目に出来たギリギリのが…。
分類:片手武器
系統:ロングソード
品質:高級
銘:Joe.Kaneda
属性:(顕示欲、自己修復)
顕示欲は俺はこの武器を使えるぜ!って思ったらそれだけでスキルが10アップするゲテモノ、剣術とかカンストしていなければホントに何なのそれってぐらいチートだけど、あくまで使えるって思い込みがないと使えない、仮にボスとかと戦っているときに扱いきれていないって思ったら自己修復しか機能しないので、取扱注意のヤバい性能。
なので、貴族や俺つえーーーしてる人ほど性能があがるってわけ。
まぁ、ジャンであれば余ほどのことがない限り、吾輩は~的な敗因要素になることがないので、そういう意味ではおすすめ出来る。
「このロングソード…見た目は剣の腹が少し太いが手に持った瞬間に心の奥底で煌めく鼓動を感じるぞ!」
やっぱりジャンはカンストまではしていないのね。
わかってた…だって、普通とか優秀なとかの人で最高が80前後だもの…。マックス100なら誰だって強くなったって実感しちゃうよね…。
まぁ、カンストしていたら剣聖とか言われちゃうので、どんなに頑張っても半分がいいところだものね…クォリー談。
「お気に召したのなら、適性の値段でお売りいたしますが、如何なさいますか?」
「是非とも購入と致したいところだが、マジックハンマーは使用していないと言うのは本当か?」
「ええ、自分で良く打てたと思ってはおりますが、高級の品質ですので」
「確かに見た目だけでは高級で収まるだろうが、我の目は誤魔化しきれんぞ!」
やっぱり、使い慣れている人だとわかるのよね、まぁいいけど。
侮りがたしクォリーと貴族。
ブクマやお気に入りをお忘れではないですか?忘れていない…不定期ですものね(´・ω・`)




