87話 その人の立場になって
それでわ
授業を始めます
現実世界 中学校
ユナハ「・・・」
ユナハ「(・・・なんか
・・・アージュさんも
・・・ミアも
・・・超人過ぎない!?)
ユナハ「(・・・ミアって)」
回想
ミア「月10万
二人暮らし
やってみる?
私が
その状態を生き抜くために
どれだけ知恵と工夫をしてたか
これでも
社会の厳しさと
生活の苦しさを
知らないって言うの~^^?
回想 終了
ユナハ「・・・
・・・だから
・・・小学生のときから
・・・大人びた発言ばかり
・・・してたんだ)
ユナハ「(”お母さんよりも
厳しい家事を
子供の頃からしてる”し
・・・あれ?)」
回想
シャル「ユナハ!?
ゲームばかり
してるんじゃありません!
少しは家事を手伝いなさい!
勉強はしてるの!?」
回想 終了
ユナハ「(・・・)」
ユナハ「(・・・私って
・・・とんでもなく
・・・子供なんじゃ@@)
紡ぐノート
それで悩んでるって?
ユナハ「・・・はい;;」
ゲルターに相談した
ユナハ「・・・私
・・・子供過ぎて
・・・ダメ人間なんじゃ
・・・ないかと
普通だよ普通?
ユナハ「え!?」
ゲルター「クシャが
おかしいだけだよ?
ユナハ「・・・そうなんですか?」
ゲルター「居るんだよ普通に
先生よりも
大人よりも
優れた能力と
知性を持った
子供がな?
ユナハ「・・・」
ゲルター「まあ
そんなバケモノと比べたら
押しつぶされてしまうぞ?
ユナハ「・・・」
ゲルター「って
言ってもムリだよな?
ユナハ「・・・」
ゲルター「ユナハも
”ミア”に
勝ちたい
もしくは
並びたいと
思ってるんだろ?
ユナハ「・・・」
ユナハ「・・・なんで
・・・わかるの?」
ゲルター「・・・
俺も
ユナハと
同じだからだよ?
ユナハ「・・・え?」
ゲルター「俺も
どうやったら
アージュに勝てるか
考えてる
ユナハ「・・・」
ゲルター「俺も
紡ぐノートでは
トッププレイヤーなんだけどな
アージュは
トップの中のトップだろ?
ユナハ「・・・そうだよね」
ゲルター「まあ
ユナハから見たら
俺は
アージュに
勝とうとしてるの
ゲルター「けっこう厳しいだろ?」
ユナハ「・・・そうかもだけど
・・・あ!」
ゲルター「まあユナハも
俺と同じことを
しようとしてるんだよ?
ユナハ「・・・」
ゲルター「まあ
天才を越えようとすると
必要な覚悟ハンパねえぞ?
ユナハ「・・・」
ゲルター「それでも
戦うか?
ユナハ「・・・」
ユナハ「・・・・・
・・・戦えるか
・・・どうか
・・・わからない
ユナハ「・・・ミアって
・・・すごいもん
・・・一生
・・・勝てないと思う」
ゲルター「でも
ユナハは
どうしたい?」
ユナハ「・・・私は
・・・それでも
・・・ミアに
・・・追いつきたい
ゲルター「・・・」
ユナハ「・・・勝ちたいも
・・・あるけど
・・・憧れとして
ゲルター「・・・」
ユナハ「・・・ミアみたいに
・・・輝きたいもん
ゲルター「そっか」
ユナハ「・・・うん」
ゲルター「だったら
これからは
自分で
できることは
自分で
なんとかしような?
ユナハ「・・・え?」
ゲルター「ぜったいに
人に頼るな?と
言いたいわけじゃねえ
自分で
なんとかできるのに
人ばかり頼るなと
言いたいだけだ
ゲルター「ミアは
それを
子供の時から
やってきたんだろ?
誰も頼れない中で
ユナハ「・・・」
ゲルター「だったら まず
同じことをできないと
追いつく事すらムリだぜ?
ユナハ「・・・」
ゲルター「ユナハの選んだ道は
厳しいぞ?
ゲルター「覚悟はあるか?」
ユナハ「・・・」
ゲルター「まあ
戦うだけが人生じゃねえしな
ユナハ「・・・え?」
ゲルター「穏やかに
平和に生きるのも
人生だし」
ユナハ「・・・」」
ゲルター「自分で選べ?
自分の人生を
ゲルター「他人に決められたら
つまらないだろ?
ユナハ「・・・」
ユナハ「・・・・・そうだね」
ユナハ「・・・」
ユナハ「・・・・・ゲルターって
自分で選んで
自分の人生を
生きてきたの?
ゲルター「・・・」
ゲルター「・・・・・ユナハ?」
ユナハ「・・・え?」
選べなかった
人間も居るんだよ?
ユナハ「・・・」
ゲルター「自分で
自分の人生を
どう生きるか
選べるんだから
まだ幸せだ
ユナハ「・・・」
けっこう
複雑な人生を
歩んだようですね?
ゲルター「聞いてたのかよ!?
アージュ!?」
アージュ「聞こえてしまったのです」
ゲルター「本当か!?」
アージュ「・・・
”クシャ”と呼んでたのに
”ミア”ですか?
ゲルター「・・・」
アージュ「おそらく
”ユナハの視点になって
考えてた”のですか?
アージュ「気遣いがある人ですね?」
ゲルター「そんなんじゃねえよ!?」
エーゼたちのところ
行って来る
ユナハ「・・・」
アージュ「どうしましたユナハ?」
ユナハ「・・・」
回想
自分で
人生を選べるのだから
まだ幸せだ
回想 終了
ユナハ「・・・ゲルター
・・・自分で
・・・人生を
・・・選べなかったの?




