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なぜ君は?  作者: ausunoto
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50/117

50話 会談







          ガティレイア軍!接近!!


          視認できる距離になりました!!








ルイジェネウス



アージュ「艦隊を展開しないのですか?」



ミカ「それを見せると

   ガティレイアの

   ”攻撃の意思”を

   刺激してしまいます


   艦隊は

   隠しているだけで

   すぐに出撃できます」




クシャ「どの道

    戦争なんでしょ~?」



ミカ「・・・避けられないでしょうね」




”族長!?

ガティレイア旗艦!

ヴァリトスより!

通信が!!





ミカ「・・・











         ・・・話し合いを


         ・・・したい?













アス「大艦隊を

   チラつかせておいての

   会談なんて」



テールス「ロクな物ではないでしょうね」





ミカ「大勢では警戒されるわね










          アージュだけ残ってくれますか?










アージュ「私ですか?」



ミカ「あとの者は

   どんな時でも

   動ける備えを」



アージュ「わかりました」










第3人類 総司令官

ガティレイア・エンハース


側近

ルダ・パラス


ベアヌ





ガティレイア「突然の来訪に

       会談の場を設けていただき感謝します」



ミカ「言う事を聞かないとならないでしょう?

   後ろの大艦隊を見れば」


ガティレイア「あれは”そういう意味”ではないのだが

       そうなっていたのなら申し訳ない」



アス「(・・・あくまでも

    ・・・脅迫の意味は避けたか)」



ルダ「(これがルガスタとフェイルアム

    エンドワールドを数度に渡り

    ルイジェネウスに人類を避難させ

    人の滅亡を回避させた不思議な女神の族長か)」



ベアヌ「(俺たちと何の変わらない人間のようだが)」




ミカ「私たち不思議な女神に話したいことは?」



ガティレイア「俺たちは

       大艦隊の進路をルガスタに向ける」




アージュ「(つまり

      紡ぐノートの惑星か)」




ルダ「(ガティレイア!?

    いきなり何を!?)」



ミカ「・・・戦争でも

   ・・・始めるのですか?」


ガティレイア「話し合いで解決すれば

       それに越したことはないが

       場合によっては戦争になる」



ベアヌ「(なぜ それを

     不思議な女神に伝える必要がある?)」



ルダ「(第3人類を

    有利にするための布石

    ガティは そう言っていたが)」



ミカ「・・・第2人類と

   ・・・第3人類の

   ・・・大規模な戦争ですか」






        ここで


        始末しておく?


        お姉ちゃん?







ミカ「アス?

   それには

   まだ早すぎます」



ベアヌ「ずいぶん

    物騒な言葉だな

    嬢ちゃん?」



アス「”大艦隊を率いて戦争になる”よりは

   穏便な言葉の方かと思いますが?」



ミカ「・・・なぜ

   ・・・戦争をしたいのですか?」



ガティレイア「・・・








          守りたい者を


          守るために


          悪魔になる









ミカ「・・・」



ガティレイア「それしか

       選択肢がなかっただけだ」



ミカ「詳しく聞きましょう」



ガティレイア「俺たちの惑星

       フェイルアムは滅ぶ

       その滅びから逃げるために

       ルガスタに避難するしかない」



ミカ「そのために

   ルガスタに戦争を仕掛け

   手に入れようと?」



ガティレイア「フェイルアム

       10億の同胞を救うには

       そうするしかない」


ガティレイア「もちろん

       戦争は

       こちらもしたくない


       第2人類と

       話し合いでなんとかならないか

       考えている」




ミカ「・・・その話し合いが

   ・・・決裂したら?」




ガティレイア「・・・









          ルガスタを奪うしかない








ミカ「・・・」


ガティレイア「武力をもってな?」





ルダ「(・・・わからない

    不思議な女神は

    ルガスタとフェイルアム

    どちらも守護している

    これは もはや挑発に等しい

    なんの意味がある?)」




ガティレイア「仮に俺たちが戦争で敗北した場合

       この大艦隊を受け入れる場所であってほしい」



ミカ「ルイジェネウスに

   あなたたちを受け入れろと?」



テールス「ずいぶん

     身勝手な願いですね?」



ガティレイア「戦争に負けたら

       同胞たちは行く場所を失う

       ゆえに助けてほしいのさ」




          同胞は同胞


          そして


          他人は他人





ミカ「あなたも

   守りたい者のために戦っている

   そのために悪魔になると?」



ミカ「・・・・・」



ミカ「私にもルガスタに守りたい人が居ます

   私は その男の子が好きなのです







          だから守りたい






ミカ「ルガスタに戦争を仕掛けると言う事は

   その男の子を危険に晒すこと」





ミカ「アス?

   テールス?」








        アスと


        テールスは


        武器を構えた!!










ルダ「・・・」



ミカ「あなたにも守りたい者が居て

   私にも守りたい者が居る

   お互いに譲れない物があるのなら!






         私は


         あなたたちと


         戦う選択をします!!





ミカは剣を抜いた!!





ガティレイア「それは46億年も続く

       不思議な女神の一族の理を

       否定する行為になりますが?」




ミカ「・・・人を

   ・・・愛するとね






          ・・・物事に

 

          ・・・盲目になるの





ミカ「アス?

   テールス?

   この者たちを捕えなさい!?」



ルダ「(・・・なぜだ

    こんな言葉のやり取りをしては

    ”自然と こうなる”」





        (何を考えている?


         ガティレイア?)






ルダ「(”こうなるのを

    望んでいた”のか?)」







          ルイジェネウスの


          床が開いた!!










ミカ「誰が!?」



ガティレイア「それが応えか?」



アージュ「・・・








          どちらにしろ


          戦争になります









アージュ「指揮官が

     ”そこに居る”のですよ?」






     

          まあ


          備えくらい


          してるでしょうがね











ミカ「・・・え?」










          第3人類旗艦ヴァリトス


          魔力でガティレイアたちを


          引っ張り収容した











ガティレイア「強引に

       会談を終わらされたか」




アージュ「戦闘は避けられません









           ミカ?


           全軍に指揮を?









ミカ「・・・そうね」










不思議な女神族長 旗艦 スライダル





ミカ「・・・








          全軍!


          これより


          ガティレイア軍との


          戦闘を開始する!!










ミカ「私たち不思議な女神は

   ルガスタとフェイルアム

   双方を守護してきた!

   それを

   フェイルアムが

   一方的に

   ルガスタに攻め込むなら!!








           フェイルアムを


           敵とみなす!!









ミカ「もはや!










            守護するのは


            ルガスタだけでいい!!











ミカ「全軍!

   ガティレイア軍を

   殲滅せよ!!」







”おおおおおおおおおお!!”










アージュ「数では数的不利ですが?」



ミカ「そこを

   アージュたちに

   頼みたいのよ?







          ルガスタでは


          名のある


          実力者なのでしょう?








アージュ「そうなった覚えは

     ありませんが?」




ミカ「頼んだわよ?」




アージュ「・・・












            クシャ


            ゲルター


            ユナハ


            シャル?
















アージュ「ガティレイア軍

     ど真ん中に突撃します」



クシャ「・・・え?」


ゲルター「おい!?」


ユナハ「・・・そんなことしたら」


シャル「・・・敵軍の

    ・・・ど真ん中?」





アージュ「スピードを殺さずに










           ユナハのように


           無思考で居てください


















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