49話 世界の終わりはどちらとも
ルガスタ軍の
宇宙戦艦に”乗せられ”
ルイジェネウス宙域
不思議な女神の拠点
ルイジェネウスに到着した
アージュたち一行
ルイジェネウス
ミカ「初めまして
ルガスタのみなさん
私は
不思議な女神の一族の族長
ミカと申すものです」
ミカ「ルガスタ軍の援軍
心強く思います」
アージュ「・・・え、えぇ」
ミカ「こちらは
私の側近の
アスとテールス」
テールス「初めまして」
アス「お姉ちゃん?
この人たち頼りになるの?」
ミカ「失礼ですよアス?」
アス「だって
寄せ集めでしょ?」
ゲルター「・・・」
ミカ「妹が失礼なことを言いました
無礼 お許しください」
クシャ「・・・別に
・・・かまわないけど」
ミカ「状況を説明します」
ミカ「現在
第3人類の艦隊8隻が
ルイジェネウスに接近中
明日8:00には
ルイジェネウス宙域に
開戦になるでしょう」
シャル「・・・」
ミカ「”コスモウィズ”を
渡しておきます
これがあれば
宇宙でも地上のように
戦う事ができます」
ミカ「今夜は休んで
明日の開戦に備えてください」
ミカ「これは
世界の命運をかけた戦いです
ルイジェネウスが失われれば
人類はエンドワールドの
避難所を失ってしまう
それは もう
次のエンドワールドが起きれば
逃げる場所を失い
まさしく
エンドワールドです
アージュ「・・・」
ミカ「部屋を用意します
みなさまがたは
そこで休まれて」
アージュ「その前に
ログアウトしていいですか?
ミカ「・・・」
ミカ「・・・・・え?」
アージュ「3時間ほど休憩と
夕食と家事を済ませてきますので」
ミカ「待ってください!?
世界の命運がかかった戦いは
刻一刻と迫ってるのですよ!?」
アージュ「・・・」
ミカ「世界の終わりがかかってる戦いです!
みなさまがたには!?」
アージュ「私たちも
生活をしないと
世界が終わりますので
ミカ「・・・」
アージュ「では
3時間ほど
お待ちください」
クシャ「ゲルターは
夕食なに食べるの~?」
ゲルター「作り置きした
野菜スープに納豆だが?」
クシャ「え~
もっと凝ったの作りなよ~」
ゲルター「大型アプデに
そんなことしてる
ゲーマー居ねえだろ?」
シャル「今日は
ハンバーグだよユナハ?」
ユナハ「やったー!
お母さんの
ハンバーグ好きーーー!!」
ログアウトした
アージュ一行
ミカ「・・・」
アス「・・・・・どういうこと?」
ミカ「・・・」
回想
アージュ「私たちも
生活をしないと
世界が終わりますので」
回想 終了
ミカ「・・・」
ミカ「・・・・・・」
ミカ「・・・・・・・・・・たしかに
・・・それは
・・・ある意味
・・・エンドワールド
・・・ですね
ミアの家
ミア「・・・お兄ちゃん?
・・・運営
・・・どうしたんだろう?
・・・わかるわけ
・・・ないでしょ?
ミア「急に
何が起こったの!?
意味わからないんだけど!?」
レーネ「そう
困惑する
プレイヤーも
多そうですね
だが
おもしろい
ミア「・・・え?」
レーネ「プロの
脚本家の私でも
何が起きるか
わからない
ミア「たしかに
そうだろうけどさ~」
レーネ「ユナハの気持ちが
わかる気がする
これは もはや
見た事のない
広大な世界への冒険
レーネ「・・・本当に良かった」
ミア「・・・お兄ちゃん」
本当に
仕事が
一区切りついて
長い休みが
とれる期間で
良かった
・・・そういう意味で
・・・良かったなの?
ミア「まあ
世間では
10連休だから
みんなも
付き合えるだろうけどさ~」
レーネ「さて
やることやったら
はじめますかね
紡ぐノート ログイン
・・・俺
・・・このゲーム
・・・引退しようかな
そんなことしたら
逢えなくなるじゃ~ん!!
クシャ「もう!
とっとと!
連絡先と住所
おしえろーー!」
げるたー「ぜってー!
俺の家まで
来るつもりだろおお!?」
その通りだけど~♪
こえええことを
笑顔で言うなああああ!?
アージュ「なぜ
引退したいのですか?」
ゲルター「もはや
別ゲーみたいなものだろ!?
俺達の愛した
紡ぐノートは
どこに行ったんだよおおおお!?」
アージュ「まあ
これが
新しい世界ですよ?
アージュ「刺激的ではありませんか?」
ゲルター「そういう捉え方も
できるけどさ・・・」
アージュ「環境に合わせて適応する
古来より人類は
そうやって生きてきました
私たちも
そうすればいいだけです
ゲルター「・・・」
アージュ「変わった世界は
案外
面白いかもしれませんよ?
ゲルター「・・・じゃあ
・・・やってみるか」
翌朝 6:00
ミカ「第3人類
ガティレイア率いる
8隻の艦隊と
4000の兵が
ここ
ルイジェネウスに
接近中
2時間後には
開戦になります
アージュ「こちらの戦力は?」
ミカ「拠点
ルイジェネウスの武装と
私 アス テールスの武力
艦隊は5隻
2000の兵しか
ゲルター「数では劣るな」
ミカ「だから
戦術と戦略と策が必要
そこで
アージュたち一行は
独自の判断で
ガティレイア軍を
かき回してください
ミカ「遊軍として扱います
好きなように判断して
ただし
必要な時は
必要な対応をしてください
アージュ「・・・」
クシャ「・・・」
ゲルター「・・・」
ユナハ「・・・」
シャル「・・・」
ミカ「さあ
覚悟をしてください?
みなさまがた?
ミカ「世界の命運
エンドワールドから
人類を守るための戦いです




