48話 MMOの新時代?
紡ぐノート
運営
サカジマ プロデューサー
会議室
ウエムラ「・・・」
運営
ウエムラ ディレクター
ウエムラ「・・・」
ウエムラ「・・・・・本気ですか?
・・・NPCに
・・・設定と自我を埋め込んで
・・・ストーリーを動かすって
サカジマ「おもしろそうじゃな~い?」
ウエムラ「・・・
・・・おもしろそう
・・・ですけど
サカジマ「NPCが
自我を持って勝手に動くから
僕達も
予測不能な
ストーリーになるでしょ?
ウエムラ「・・・」
サカジマ「それは
プレイヤーにとっても
刺激的な冒険になる!
いや!
これこそ!
MMOの世界に
新たな革命を起こす!!
ウエムラ「・・・」
サカジマ「どうした?
ウエムラ「・・・
・・・予測不能ってことは
・・・何かあった場合も
・・・私たちも
・・・予測不能な対応に
・・・対処しないと
・・・いけないのですが?
サカジマ「大丈夫~大丈夫~
何かあったら~
プレイヤーに
「ごめんね~w」
とでも言って
詫びに
おいしい報酬でも
配っておけばいいんだよ~
ウエムラ「・・・
・・・予算とか
・・・人を集めたりとか
もうできてる
ウエムラ「・・・え?」
サカジマ「もう実装するだけだ」
ウエムラ「・・・
・・・ディレクターの私に
・・・何の相談もなく?
サカジマ「サプライズだろ~?」
ウエムラ「(・・・ブチ!!)」
サカジマ「じゃあ あとは
よろしくね~?」
サカジマ退席
ウエムラ「・・・
・・・あんなノリで
ウエムラ「・・・ヘタしたら
・・・サ終に
・・・追い込まれることを
ウエムラ「・・・なんで
・・・このMMO
・・・14年続いてるんだろう?
ウエムラ「・・・もう
・・・怖いから
・・・就職先
・・・探しておこう
紡ぐノート グレンハム森林公園
大規模イベント?
クシャ「・・・しかも
・・・もう
・・・実装したってさ
ユナハ「・・・」
シャル「・・・」
アージュ「・・・普通は
・・・予告するものでは?」
デネが言うには
アージュ「・・・」
デネは
紡ぐノートを
ベータテストの時から
プレイしてるが
運営
プロデューサーの
サカジマは
いつも
こういうやり方らしい
アージュ「・・・」
ユナハ「・・・」
シャル「・・・」
どうした?
アージュ「・・・」
アージュ「・・・なんで
・・・居るのですか?
・・・ゲルター?
居ちゃ
悪いのかよおおお!?
ゲルター「クシャに
無理やり連れてこられたんだよ!
エーゼたちと遊ぶ予定だったのに!!」
クシャ「だって~
私の彼氏だも~ん♪」
ゲルター「彼氏になった覚え
ねええからなああああああ!?」
アージュ「・・・
・・・静かな一時が
・・・終焉を告げましたね
アージュ「・・・常に
・・・このテンションに
・・・つきあわされるのですね
じゃあクシャを止めろ!?
俺は無理やり
連れて来られただけだあああ!?
ユナハ「にぎやかになりそ~」
シャル「愉快で良いわね~」
アージュ「・・・
・・・大歓迎
・・・だっただと
アージュ「・・・フゥ
・・・困りましたね
お前は俺が
天敵なの!?
ラスボスにでも!
思ってるの!?
クシャ「その運営なんだけどさ~
MMO新時代の幕開け!
プレイヤーを
見た事のない
世界へ連れて行く!!
アージュ「・・・」
ゲルター「・・・」
ユナハ「・・・」
シャル「・・・」
クシャ「そう
”すごいこと!”みたいな
宣伝してるよ?」
アージュ「・・・」
ゲルター「・・・」
ユナハ「・・・」
シャル「・・・」
・・・サ終
・・・フラグかな?
アージュ「今のうちに
みんなで遊べる
MMO探しておきます」
クシャ「逢えなくなるかもだから
リアルで連絡先交換しない?
ゲルター~?」
ゲルター「・・・現実まで
・・・つきまとわれるのか」
ユナハ「・・・キャルピーと
・・・遊べなくなるの;;?」
シャル「・・・このゲームが
・・・生き甲斐だったのに」
アージュたちだな?
アージュ「・・・え?」
ベル―リエ「グレンハム王国国王
ラフィス・ザン・ゼネス様が
お呼びだ
至急
王宮まで
お越しいただきたい
アージュ「・・・は?」
クシャ「・・・まさか
・・・これが
・・・運営の
・・・大規模イベント?
グレンハム城 謁見の間
国王
ラフィス・ザン・ゼネス
ラフィス「よく来てくれた
アージュと
その仲間たち」
アージュ「・・・」
ゲルター「・・・」
クシャ「・・・」
ユナハ「・・・」
シャル「・・・」
ラフィス「現在
多くの戦力を必要としていてな
可能な限りの力を求めているのだが」
アージュ「・・・」
ゲルター「・・・」
クシャ「・・・」
ユナハ「・・・」
シャル「・・・」
ラフィス「現在
”ルイジェネウス宙域”に
存在する
”ルイジェネウス”が
”第3人類”に
狙われようとしている」
レオン大将軍?
あとの説明は頼む
レオン「はっ!」
レオン「ルイジェネウスとは
人類を度々
”エンド・ワールド”から
避難させてきた
”不思議な女神の一族”の拠点
そこが狙われようとしている」
アージュ「・・・」
ゲルター「・・・」
クシャ「・・・」
ユナハ「・・・」
シャル「・・・」
レオン「そこが陥落したら
つぎの
エンド・ワールドが
起きたら
人類は
避難所を失い
死滅するであろう
ラフィス「アージュたちには
そこの防衛についてほしい
君たちの力で
ルイジェネウスと
不思議な女神の一族を
守ってくれ
アージュ「・・・わ
・・・わかりました
宇宙戦艦に”乗せられ”
ルイジェネウスへ
アージュ「・・・」
ゲルター「・・・」
クシャ「・・・」
ユナハ「・・・」
シャル「・・・」
みんな「・・・どういうこと?」
シャル「・・・ルイジェネウスって何!?
・・・不思議な女神の一族!?
・・・エンド・ワールドなんて
・・・あったっけ!?」
クシャ「・・・これが
・・・運営の言ってた
・・・MMOの新時代の
・・・イベントなの?」
アージュ「・・・急に
・・・何かが
・・・始まりましたね」
ゲルター「・・・事前予告もなく
・・・いきなり」
シャル「・・・運営
・・・こういう
・・・やり方してきたの!?」
ユナハ「・・・
・・・おもしろそう
シャル「え?」
ユナハ「・・・何が起きるか
・・・わからなくて
・・・めっちゃ
・・・おもしろそう!!
ユナハ「紡ぐノートで!!
こんなに
ワクワクしたの
初めてえええええええ!!
シャル「・・・ユ、ユナハ?」
ユナハ「どこまでも広がる
見た事のない広大な世界!
そこを自由に生きられる!!
もう!!
憧れでしかない!!
ユナハ「・・・これが!!
私が本当に欲しかった!
憧れなんだあああああああ!!
シャル「・・・ユナハ」
ユナハ「行こう!?
見た事のない世界へ!
そこに!!
そこでしか体験できない
世界が待っているうううう!!
クシャ「・・・
・・・中二病
・・・感が
クシャ「(・・・いや
・・・実際
・・・中学生だから
・・・しかたないか~)
シャル「(・・・
・・・運営
・・・サ終
・・・しませんように)
アージュ「(・・・やはり
・・・念のため
・・・他の
・・・MMO
・・・探しておくか)




