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なぜ君は?  作者: ausunoto
18/46

18話 ゆずらないから





       イエーイ!


       小学校卒業!


       そして~


       晴れて中学生に!!








中学校


ユナハ「大人になったよおお!?」


ミア「・・・どこが?」



ユナハ「小学生と比べれば

    大人でしょ!?」


ミア「・・・










           ・・・どこが?











ミア「私には

   中学生だけど

   小学生にしか

   見えな~い」



ユナハ「ひっどーいいい!!」






校内



ミア「部活は入らないんだっけ?」


ユナハ「うん!

    アージュさんと遊びたいから!!」



ミア「・・・ユナハには

   学生時代を振り返って

   後悔する未来しか見えないわ~」



ユナハ「なんで!?」




ミア「さ~って

   演劇部は

   どこかな~」



ユナハ「本当に

    部活に入るんだね?」



ミア「まあ~ねぇ









        学生にしかできないこと


        したいじゃな~い?








ミア「ゲームは

   いつもできるんだからさ~?」




ユナハ「・・・








     ・・・ディスられてる?






               さ~ね~♪












ミア「まあ

   私の場合








 

         お兄ちゃんの書いた脚本で


         お芝居をしたいだけなんだけどね~










ユナハ「あ

    アージュさん

    脚本家だった」



ミア「なんか

   ドラマよね~








          助けられた赤子が


          成長して


          恩人の脚本で


          演じるようになるとか~








ユナハ「・・・」


ミア「これ

   何かの小説に

   できないかな~

   あ!

   お兄ちゃんに 

   提案してみようかな~!」



ユナハ「・・・」



ユナハ「・・・・・ミア?











          ・・・寂しく


          ・・・なかったの?













ミア「・・・」


ユナハ「わがまま言ったりとか

    本当は あまえたかったとか」



ミア「・・・










         ・・・そうに


         ・・・決まってるじゃん?











ミア「あまえたいし

   ずっと傍に居て欲しかったし

   遊んで欲しかったよ?」


ユナハ「言わなかったの?

    アージュさんに?」


ミア「・・・










         ・・・言えるわけ


         ・・・ないじゃん?











ミア「・・・誰のために










            身を粉にして


            働いてくれてると


            思ってるの?











ユナハ「・・・」



ミア「しかも

   ”押し付けられた

   どこの子ともわからない

   他人のような私のために”」



ユナハ「・・・」



ミア「”そんな人間のために”

   命を削ってくれたんだからさ~











            言えるわけないでしょ?












ユナハ「・・・」



ユナハ「・・・・・ミアって












            ・・・強いね?














ミア「・・・」



ユナハ「普通は

    あまえたいだろうし

    寂しいって言いたいだろうし」




ミア「・・・そうだね~











         今から


         そうしようかなぁ~











ユナハ「え」



ミア「もう

   普通って言うか

   それなりに裕福に

   暮らせてるんだし~」



ユナハ「・・・」



ミア「それにね

   私は強くないよ?」



ユナハ「え?」



ミア「お兄ちゃんに比べたら











          足元にさえ及ばないから












ユナハ「・・・」


ミア「・・・なんで











          あんなに誰かのために


          優しくなれるんだろうね~












ミア「しかも

   自分の人生を捧げてまでね~」



ユナハ「・・・










         ・・・ミアが


         ・・・大切だったからじゃ


         ・・・ないかな?













ミア「・・・」



ユナハ「”誰かのために”

    なんだろうけど











 


           ”自分のために”


           でもあったんじゃないかな?













ミア「・・・」



ユナハ「そうじゃないと













            説明つかないよ?













ユナハ「まあ

    アージュさんの場合は

    ”アージュさん”ってだけで

    説明つくけど」





ミア「・・・」



ミア「・・・・・ユナハ?












           お兄ちゃんのこと


           好きでしょ?












ユナハ「え!?」


ミア「隠せてると思ってるの~?

   あんなに小学生のとき

   口を開けば

   お兄ちゃんの話ばかり

   してたのに~?」



ユナハ「・・・うぅ」



ミア「でもね

   ユナハ?












            ゆずらないから













ユナハ「・・・え」



ミア「お兄ちゃんは













            私の者~♪













ユナハ「・・・え












           ええええええええええ!


           ええええええええええええ!!












ミア「あんなに

   寝る時間も惜しんで

   私のために

   一生懸命

   育ててくれて

   ・・・こんなのさぁ












           堕ちないわけ


           ないじゃ~ん♪?













ミア「むしろ

   お兄ちゃんの

   寝込みを襲いたいくら~い♪」




ユナハ「・・・ま

    ・・・まさか」









      ご想像に


      お任せするね~♪








              アージュさんがあ!


              アージュさんがああ;;!












ミア「まあ でも












           小学生のときに


           ユナハの言ってた願いが


           叶うけどね~














ユナハ「・・・え?」












            ミア?


            そこに居たのか?














ユナハ「・・・」



ミア「あっりがとうね~

   お兄ちゃん?

   いつも

   こういう行事には

   顔を出してくれて」



レーネ「小さい時は

    寂しい想いをさせたからね

    罪滅ぼしだよ?」



ミア「そんな風に

   思わなくてもいいのに~」



ユナハ「・・・」



ミア「紹介するね

   ってのは

   おかしいのかな?

   ユナハの逢いたがってた









   

             ナイト様だよ~?












ユナハ「・・・」



レーネ「ユナハ?












           初めまして














ユナハ「・・・」



レーネ「ってのは変かな?

    ほぼ毎日

    ゲームで逢ってるんだし


    アージュの中身の人

    レーネと申します」






ユナハ「・・・」


ユナハ「・・・・・











            ユナハ!逃走!!











ミア「あ~!

   逃げるな~~!!」






レーネ「・・・












           ・・・あれ?














ミア「逃げて

   どうするのよ~!?

   せっかく

   逢わせてあげたのに~!!」



ユナハ「不意打ち過ぎるよおおお!!」










            取り残されたレーネ









レーネ「・・・










            ・・・嫌われるようなこと











レーネ「・・・したっけ?」








レーネ「・・・あ」









回想


アージュ「・・・まだ

     ・・・わからないのですか」









          ユナハに歩み寄る








            回想 終了










レーネ「・・・











            ・・・あれか?














レーネ「・・・まいったなぁ」









          そんなことないですよ?







レーネ「貴女は?」


「会話が聞こえてしまったので

 あなたがアージュなのね?」



レーネ「もしかすると」



シャル「私がシャルです

    初めまして?」



レーネ「・・・初め

    ・・・まして?








      ・・・なんでしょうかね?








                  こういう場合


                  困りますよね~












シャル「それにしても」




レーネ「なんですか?」




シャル「・・・










     

          優しさが


          顔と雰囲気に出ている










レーネ「そうですかね?」


シャル「苦労は買ってでもするものね

    あの地獄のような苦しみが

    ミアちゃんが








    

          あなたを


          素晴らしい人間に


          育ててくれたのね








レーネ「・・・」



シャル「決断して

    戦ったのは

    アージュだけどね」



レーネ「買い被りです」



シェル「今度さ











          育児の事


          教えてよ?











シャル「ぜったい

    私より経験値が

    高いだろうし」



レーネ「特殊だから

    参考にしないほうが

    良いですよ?」


シャル「そうね










         誰も


         あなたのような真似


         できないわね











ミア「やっと捕獲した!!」



ユナハ「ミア~

    ちょっと待ってよ~::」




レーネ「・・・









            ユナハ?









ユナハ「・・・あ」



レーネ「緊張してるの?」



ユナハ「・・・う、うん」



レーネ「大丈夫だよ?











            私もだから











ユナハ「・・・え?」



レーネ「だから











              同じだね?












ユナハ「・・・











            ・・・そうやって


            ・・・いつもアージュさんは



            ・・・”人の立場になって”


            ・・・寄り添ってくれる














ユナハ「・・・は

    ・・・初めまして?」



レーネ「”初めまして?”に

    なるよね」



ユナハ「だって

    いつもゲームで

    逢ってるのにね?」


レーネ「そうだねぇ」








          笑い合う二人








ユナハ「(・・・やっぱり








 

           ゲームでも

 

           現実でも


           アージュさんは


           アージュさんだ











ミア「よーし!

   入学式おわったら

   みんなで

   遊園地でも

   行かな~い?」




シャル「私は

    家事しないといけないからなぁ」



ミア「じゃあ  

   私とユナハと

   お兄ちゃんで!!」



ユナハ「やったあああ!

    最高ううううううう!!」




レーネ「・・・









                 

          ・・・え?










ミア「行こうよ!?

   お兄ちゃん!?」


ユナハ「私も

    行きた~い!!」



レーネ「・・・









          ・・・中学生二人と


          ・・・遊園地










レーネ「(・・・しかも









            

         ・・・ほんの少し前まで


         ・・・小学生だった二人と)









レーネ「・・・遊園地」



ミア「お兄ちゃん?」


ユナハ「アージュさん?」



レーネ「・・・」



レーネ「・・・いくら

    ・・・テンプレ嫌いの

    ・・・私でも










         ・・・このテンプレは


         ・・・破れないわぁ









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