109話 待ち望んでたこと
で?
実のところは
どうなんだよ?
なんで
俺に聞くんだよ?
リアルで
逢ったんだろ?
逢ったけどさ
・・・どんな
・・・女の子だった?
気になるなら
リアルで逢えばいいだろ?
・・・そうなんだけどさ
何をためらってる?
グレンハム森林公園
パネラ「慕われてるんだから
リアルで
逢えばいいだろうが?
ゲルター「・・・
・・・それしたら
回想
ゲルター「俺の連絡先と住所
知ったら
どうするつもりなんだよ!?」
クシャ「え~
行くに決まってるじゃ~ん♪w?
回想 終了
パネラ「・・・」
ゲルター「・・・ちょっと
・・・いや
・・・けっこう
・・・こええんだよ
パネラ「・・・」
パネラ「・・・・・なんだ?
ノロケか?
・・・そう
・・・聞こえるのかよ?
ゲルター「ミアに逢ったんだろ!?
どんな女の子だった!?
ゲルター「顔とか色々!?」
パネラ「・・・まあ
可愛い小悪魔って感じ?
・・・思った通りだな
ゲルター「今度!
写真撮って送れ!?」
パネラ「だ~か~ら~
俺に頼むなって?」
見せようか?
ミアの写真
ゲルター「なにいいいいい!?」
別にミアは
気にしないだろうし
ゲルター「・・・
・・・でも
ユナハ「どうしたの?」
ゲルター「・・・
・・・ユナハ
・・・リアルで?
ミアの親友だよ?
ゲルター「・・・」
パネラ「まあ
写真見せた事実
筒抜けになるだろうな
やっぱりかああああ!!
パネラ「(・・・まあ
もう
この時点で
”見たがってた事実”
知られると思うが)
ゲルター「ところで
ミアは今日
どうした?」
ユナハ「たしか
スカウトされたところの
事務所に行くって言ってたよ?
現実世界
”いやぁ~
ミアちゃんみたいな
逸材が来てくれたら
うちも大助かりだよ”
ミア「そうなんですね~
まあ
将来のことなので
考えさせてくださ~い
帰り道
ミア「・・・う~ん」
ミア「・・・
・・・スカウトされた
・・・事務所
・・・弱小過ぎねえ?
ミア「・・・その前に
いま
私のやりたいことって~
なんだろ~~~~~~~う?
ミア「ちょっと前は
お兄ちゃんの書いた台本で
演技をするのが夢だったけど~」
ゲルターを思い出す
ミア「・・・
・・・今は?
回想
ゲルター「もう
お前は
ずっと
はしゃいで
笑ってろ?
回想 終了
ミア「・・・」
ミア「・・・・・あれ
・・・もしかして
・・・無自覚?
ミア「・・・チーム戦の時も」
回想
ずっと
お前の微笑みは
見てるからな?
お前が微笑んでも
”可愛いな”くらいにしか
思えねえぜ?
回想 終了
ミア「・・・」
ミア「・・・・・
・・・無自覚で
・・・アプローチしてるような
・・・言葉言う男の子って
・・・居るの?
ミア「・・・」
ミア「・・・・・あいつの
・・・・・無自覚だけは
・・・計算
・・・できないんだよなぁ
紡ぐノート グレンハム森林公園
パネラ「なあアージュ?」
アージュ「どうしましたか?」
パネラ「俺らのチームと
チーム戦しないか?
アージュ「・・・パネラの
・・・チームとですか?」
パネラ「なんだ?
イヤなのか?」
アージュ「いえ
強敵だろうなと思いまして」
パネラ「はっ!
最高の賛辞だな?」
・・・やめておけ?
パネラ「なんでだよ?」
ゲルター「・・・アージュたちと
・・・戦うのなら
・・・少なくとも
・・・3か月
・・・待たされる覚悟を
・・・しておけよ?
パネラ「どういうことだ?」
ゲルター「・・・俺は
・・・過去に
・・・二回
・・・戦って
・・・その度に
・・・3か月
・・・待たされたんだよ
アージュ「・・・
・・・あれは
・・・実は
なんだ?
ふくみのある
言い様だな?
ユナハ「あれはミアが」
おもしろそうだから~
3か月くらい
焦らそうか~♪
ゲルター「・・・」
ユナハ「って言って
みんなで同意して
3か月 待たせたんだよね?
あいつのせいかあああ!?
ゲルター「しかも!!
てめえらああ!
同意するんじゃねええよおお!?
ユナハ「だって」
アージュ「何て言うか
ミアが
ノリノリだったから
・・・ゲルター
・・・やっぱ
・・・クシャのオモチャだな
ふざけんなあああああ!!
ゲルター「兄だったら!
妹の暴走を!
止めやがれええええ!?」
アージュ「兄だからこそ
妹のやり方を
尊重したのですが?
そこは!
尊重していいところじゃあ!
ねええだろうううがああああ!?
ゲルター「止めろよ!?
焦らすような性悪なことは!
止めろおおおおおおおおおお!?」
アージュ「たしかに
冷静に考えれば
止めるべきでしたね
冷静に考えなくても!
止めろおおおおおおおお!?
パネラ「と言うことは
俺がアージュチームと
戦いたいと言えば
すぐ戦ってくれるんだな?
アージュ「まあ
3か月も
待たせるようなことは
ないでしょうね
やっぱ
お前ら!
遊んでたんだなあああ!?
ゲルター「ふざけんなあ!
クソがあああああ!?」
アージュ「・・・ちょっと
・・・黙ってて?
弟くん^^?
こっちは!
被害者だからなあああ!?
戦えるのか?
パネラ?
パネラ「お~
チェミに
ブルアじゃねえか?」
チェミ「は~い?
大英雄
アージュ・ルドウィンス?」
ブルア「・・・初めまして
・・・ブルアです」
アージュ「初めまして
アージュ・ルドウィンスです」
チェミ「パネラチームのチェミ
こっちはブルア
よろしくね~?」
やっと
戦えますか
パネラ「シエスも
来てたんだな?」
シエス「うずうずしてしまいましてね
もしかしたら戦えると思うと」
ゲルター「・・・来やがったな
・・・現在
・・・チーム戦
・・・王者の
・・・パネラチーム
パネラ「ユナハ?
本当にありがとうな?」
ユナハ「なんで?」
パネラ「ユナハの
”ぺち”のおかげで
俺らのチーム
1位に浮上できたんだし
思い出させるなああああ!?
ゲルター「わざとか!?
てめえ!
わざとかああ!?」
パネラ「あんな
微笑みを
警戒し過ぎて
負けるとか
”伝説的な負け方”
繰り返すからだろ?
結果!
そうなっただけだからなあああ!?
アージュ「いいですね
仲間と相談してからですが
みんなが良いと言うのなら
戦いましょうか?
パネラ「楽しみにしてるぜ?
相棒?




