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なぜ君は?  作者: ausunoto
PR
103/116

103話 相棒





        全能力解放!


        すべての力を出し切る!!







ラスボス戦 フェルク・ザン・ゼネス



アージュ「その状態で

     どれくらい戦えそうですか?」


パネラ「3分ってとこじゃねえの」


アージュ「なら








           その3分に賭けましょう









パネラ「本当に賭けだな」


アージュ「もう

     これしか

     手段はないので」




パネラ「じゃあ

    これに賭けるか!!











         アージュ・ルドウィンス!!












パネラ「最後まで!












            付き合ってもらうぜ!?










アージュ「元より

     そのつもりですよ!!











             相棒!!














フェルク「!!!!!」












           ・・・流星を


           ・・・越えた!?















フェルク「君たちも!!














             閃光になれるのか!?
















つばぜり合い!!








アージュ「うおおおおおおお!!」




パネラ「おおおおおおおおおおお!!」











           ”閃光の連続斬撃で”


           攻撃する!


           アージュとパネラ!!




           それを受ける!


           フェルク!!













フェルク「・・・捌くのが













            ・・・めちゃくちゃ


            ・・・きつい
















フェルク「・・・どうして












            ・・・こんなこと


            ・・・しなくちゃいけない















”閃光斬撃”とでも

表現すればいいのだろうか?


その

超高速閃光斬撃を!


捌き続けるフェルク!!






フェルク「・・・」






回想









          ラスボスをやれ!!












フェルク「・・・








          ・・・僕がですか?








フェルク「・・・








          ・・・英雄なのに?









             回想 終了














フェルク「・・・」



フェルク「・・・なぜ

     ・・・僕が














            ・・・ラスボスを


            ・・・やらなきゃいけない













フェルク「・・・















            ・・・なぜ?















フェルク「・・・














            ・・・どうして?














フェルク「・・・















             なぜだああああああ!!















アージュ「!!!!!」


パネラ「!!!!!」












            フェルクの周囲から!

 

            周囲雷撃魔法が広がり!

 

            アージュ!パネラを後退させた!!










パネラ「くっ!

    もう一度!

    閃光斬撃を!!」




アージュ「・・・いえ











            ・・・時間です











パネラ「なに!!」










          アージュ!


          パネラ!の


          全能力解放が!


          身体の限界を告げた!!














ゲルター「・・・










           ・・・倒し


           ・・・きれなかったか










シャル「・・・やはり

    ・・・数値をイジられた

    ・・・バケモノなんて

    ・・・誰だって」



ユナハ「それでも!

    アージュさんなら!!」



シエス「・・・でも










           ・・・これが


           ・・・現実です











ユナハ「そんなことない!!」









そんなことないかも











ユナハ「ミア!?」




クシャ「なんか

    フェルクって










            戦意喪失してない?












ユナハ「・・・え?」







フェルク「・・・」





パネラ「・・・」


アージュ「やはりでしたか」




フェルク「・・・なにがだよ?」




アージュ「フェルクって











           最初から


           ラスボスを


           やりたくなかった


           ですよね?













クシャ「・・・え?」




アージュ「優しいあなたが










           やりたいとは


           思えません












フェルク「・・・」



アージュ「さらには

     英雄なのに










           何度も


           ”なぜ?”と


           思いませんでしたか?











フェルク「・・・」



フェルク「・・・なぜ

     ・・・わかる?」



アージュ「・・・











           フェルクの立場になって


           考えてみれば












フェルク「・・・」



アージュ「簡単に











            わかりますので












フェルク「・・・











             ・・・そうだよ














フェルク「・・・やりたくもないのに

     ・・・”強いからやれ”とか










             ・・・サカジマの


             ・・・意地のために!!











フェルク「・・・そんな物のために











           ・・・駒にされる


           ・・・NPCの


           ・・・僕の気持ちも


           ・・・考えろ













アージュ「・・・」


アージュ「・・・・・私には












           フェルクを


           撃破できません















フェルク「・・・え?」



アージュ「・・・いや













            フェルクを


            ”撃破したくありません”















アージュ「もう

     この大型イベント 

     私は












             負けがいいです














フェルク「・・・













            ・・・アージュ


            ・・・ルドウィンス

















気持ちは

わかるが!














パネラ「シエス?」



シエス「そんなことしたら

    ここまで導いてくれた

    他プレイヤーの想いが

    すべてムダになる」





アージュ「そうですね

     だったら











           ”撃破したことに”

   

           してくれませんか?


           ウエムラ ディレクター?
















シエス「え!?」





ウエムラ「・・・」





アージュ「そうしてくれれば

     すべて 丸く収まります」



ウエムラ「・・・」


ウエムラ「・・・そんな

     ・・・不正」










           不正をしたのは

    

           どっちだよ?














パネラ「サカジマのしたことは












             不正じゃなくて


             なんて言うんだ?













ウエムラ「・・・」





アージュ「ウエムラ ディレクターは











           サカジマのやり方に


           納得してるのですか?














ウエムラ「・・・












          ・・・撃破したことに


          ・・・しておこう












ウエムラ「・・・そう

     ・・・システムに

     ・・・書き換えるよ」





クシャ「・・・これって

    ・・・もしかして!」



ユナハ「・・・








         ・・・希望を


         ・・・見つけて


         ・・・つかんだ!!













ユナハ「やっぱり!











          アージュさんは!


          アージュさんだ!!














フェルク「・・・」



アージュ「・・・フェルク?












          もう


          ラスボスを


          やらなくても


          いいのですよ?
















フェルク「・・・」



アージュ「もう












            苦しむのも


            悲しむのも


            終わったのです















フェルク「・・・」



パネラ「次のステージは













            優しくて英雄の


            フェルク・ザン・ゼネスと


            戦わせろや?













パネラ「”ちゃんとした数値で”な?」





フェルク「・・・












             ・・・ありがとう



















大型イベントクリア








その後








アージュ「結局










         

          グレンハム軍が


          おかしくなったのは


          サカジマのシステムが


          ”乗り移ったかのように”


          洗脳されてたみたいですね



















パネラ「大型イベントの名称

    ”乗り移り事件”って

    そういうことか」





アージュ「ですので

     これで











           乗り移り事件クリアです










パネラ「まあ

    最初は

    ”ゲームだから

    脱落しても

    かまわない”

    そう思ってたけどさ









           熱くなるのも


           良い物だな














アージュ「パネラ?」













          手を差し出し


          握手を求める












アージュ「・・・」




パネラ「相棒?













            ありがとうな?













アージュ「・・・」




パネラ「久しぶりにゲームで













           熱くなれたよ














パネラ「最後まで












           付き合ってくれて


           ありがとうな?















アージュ「・・・」









          差し出した手を


          握りしめて











アージュ「こちらこそですよ?













          最高の


          パートナーでしたよ?


          相棒?











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