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第三十七話 とある人の話
魔族をシュルクが統一しきった頃、ちまた人間側の所ではとある噂が広まっていた。それは、
「勇者が無能ではないのか?」
「勇者、謎の魔法使いに手助けをしてもらってたではないか」
という、噂だった。これが各地に広まった結果、この噂の話をバールは聞いた。するとバールは、すぐに会見を開き、
「大丈夫だ、俺らは頑張った。だからこれからは俺らの脅威を恐れ、魔王は攻めてくることができないだろう。」
と、一旦皆を安心するために少し嘘をついた。すると、
「どうせ嘘だろ。」
「お前は偽物だ‼」
などの抗議が各地で広がり、その結果、色々な場所でデモが起こり、さらには大統領からも、
「これは駄目だ。こんな事になったのはお前らのせいだ。」
と、思いっきり嘘の可能性がありすぎることを突き付けられた。これに対し、バールは、
「畜生…俺は国民を安心させるように動いただけじゃねぇか…。それが何故こんな事に。」
と、言った。するとこれもまた監視されていたようで、これに対するデモが拡散。これを契機にとても人間は一つになれない状況となっていた。
どうも、砂です。




