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第十一話 問題児の兄
バラードは、いわゆる現代で言い表すならば、問題児だ。子供たちを虐め、泣かせたりなど、色々とよくない事を平気な顔でしでかすという、問題児であった。そのため、ギーはもともとは彼を跡継ぎにしようかと悩んでいたが、やめる事にした。そして穏やかで魔王としての才能もありそうな(ギーが判断しただけ)の、リリーを選んだ。その結果ギーは、
「絶対…ここを俺のもんにしてやる‼」
という言葉を吐いて去って行った。リリーは彼を可哀そうな人だと見ていた。だが、彼は違った、彼はそこでへたれたままでいる人じゃなかった。
「はっ、今日まで頑張ってきたおかげでなぁ…ようやくここまで来たぜ…今こそ、政権奪還、奪取の時だぜぇ‼」
そう、政権奪取の準備を進めてきたのだ。そして、それは今実行される、まずは手始めに五十人の盗賊団を送り、彼らがどこまで対処しきれるかを試した、すると…
「なるほどぉ…全員壊滅かぁよ‼つまんねぇなぁ…これ、小競り合いしてるよりも全員で突撃したら絶対勝てるくねぇか?」
全員壊滅した、そして今度は全員で突撃をするとか意味不明な事をほざきだしたが、これに賛成をほぼ全員がした。なぜかって?ほぼ全員が彼のYESMANで固められているからだった…。
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