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ジェーン・ドゥの旅路  作者: 朝霧


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7/10

手記:東でのあれこれ、及び人神様に関して

 前回の予測通り、東地方を立つ前日にこの手記を開いています。

 何気に初めてです。ちゃんと書いた通りになったのは。

 あと、流石にないと思っていましたが南から東に向かう際にまたあの謎の北地方アンチのモノクロさんと遭遇しました、なんなんでしょうかね。

 偶然なのかそうでないのか、流石に偶然が重なりすぎなのと赤の他人に向けるそれにしては過保護とも思えるほど私のことを彼が気にかけてくれているので、実は『前』の私を知っているのではと聞いてみたのですが、なんか曖昧にぼやかされた上で逃げられてしまいました。

 謎すぎます、一体なんなんでしょうかねあの人。

 敵意や悪意の類はなさそうなので一応安全な人という認識なのですが。

『前』の私のことを知っているにしても知らないにしても何故彼は断言しなかったのでしょうか。

 何か深い事情が彼か『前』の私にあるのか。

 でもその事情ってなんです?

 実は『前』の私が大悪党だから様子見してるとか? それにしては敵意もなさそうですし警戒もされていないような。

 ここにいる間に何度も考えましたが、結局『これだ』と言えるようなことは何一つ。

 というか、多分考えても仕方のないやつだと思います、これ。

『前』の私の記憶が戻ってくれば何かしらわかりそうですけど、現時点でさっぱり。

 と、いうわけで今度は『前』の私の記憶をどうにかする手段を探すために中央に向かいます。

 聞いた話によると中央にはこの国一の図書館があり、そこには記憶に関する魔法の書物も存在するとのこと。

 それでどうにかなる方法が見つかるかどうかはわかりませんが、何もしないよりはマシでしょう。

 中央でもどうにかなる方法が見つからなければ次は外つ国にでも行ってみましょうか、この国にはない何かいい方法があるかもしれませんし。

 できれば国内でどうにかしたいところですが、どうしようもなければ外つ国に行ってみるのもありだと思ってます。

 というか『前』の私の記憶云々の置いておいても、一回くらい行ってみたいのです。

 アビントン姉妹が語ってくれたなんかすっごい景色を、ジェーン・ドゥも見てみたいと思っているのです。

 と、次の目的地およびその次のことを書いたので、ここから先は東でのことを。


 東地方についてから、まず真っ先に稲妻の腕輪を買った魔法道具屋さんに向かいました。

 それで店主さんに事情を説明して、いただいた魔法石で新しい魔法道具を作りたいと相談したところ、それなら『銀雷』さんという工房が一番いいと。

 それで紹介してもらった工房で無事に新たな魔法道具を作ってもらうことができました。

 元々持ってたものと同じく腕輪型の魔法道具ですが、元の腕輪よりかなり性能が高いです。

 今まで出せなかった威力の魔法も出せるようになりましたが、威力や魔法の範囲の調整もさらにしやすく、魔力の変換効率もかなりよくなったので今まで以上に魔法が連発できるようになりました。

 新しい魔法道具になれるためにいろいろ特訓しましたが、新しく上級魔法を三つ、ギリギリ上級ではないけれど扱いが難しい中級魔法を一つ、そしてなんと、最上級魔法を一つ習得しました。

 まさかジェーン・ドゥに最上級魔法を扱える日が来るとは思っていませんでした。

 なんかもう、すごいんですよ、魔物の大群に囲まれててもその大多数を行動不能に陥らせられる程度には。

 とはいえ、魔力の消耗が激しいのと、本当に自分と敵だけしかいないだだっ広い場所でしか使えないというのがネックですが。

 敵味方区別なく一網打尽にしちゃう系の魔法なので、扱いには十分気をつけねば。

 実はこんなにいっぱい魔法覚えたところで大体鳴神だけでどうにかなる状況にしか陥らないので、それはそれでどうなんだろうと思っていたりもします。

 ギルドで魔物退治のお仕事を受けていますけど、ものすごく強い魔物の退治依頼って私みたいな一人旅の魔法使いには基本的に回ってこないんですよね。

 そういうお仕事の依頼はちゃんとチームを組んでいて実績のある人達にしかいかないものだそうです。

 なので最上級の魔法を覚えたところでという感じではありますが、どうせならいけるところまでいってみようと思っています。いつか何かの役に立つかもですし。

 ちなみに火属性の方は相変わらずです、一応練習はしていますし本当に少しずつマシにはなってきているのですが。

 なんかもう雷一本でいいかなって感じなんですけど、それでも使える手は多い方がいいので。

 というわけでジェーン・ドゥの魔法使いとしての成長はこの辺で、次からは東で偶然居合わせてしまった珍妙な修羅場とそれに関係した人神様について。

 そういえばこの手記もそこそこ長くなるのに、アビントン姉妹曰く外つ国からすると珍しいあり方をしているこの国の神様についてほぼ何も言及していなかったなと思ったので、この機会に書いておきましょう。

 一応これ、ジェーン・ドゥがまた記憶を失くした時のために書いているものですしね、ならやはりこの国の神様については書いておかないとです。


 これはジェーン・ドゥが魔法道具屋さんに赴き、おすすめの工房を紹介してもらった時の話になります。

 愛想のいい店主さんが工房までの簡単な地図を書いてくれている時に、お店のドアが『バッターン!!』と壊れそうな勢いで開きました。

 何事かと振り返ったジェーン・ドゥが目にしたのは二人の美女でした。

 その二人はよく似た顔で、身長もほぼ一緒。

 けれど体格が全く違いました。ジェーン・ドゥから見て右側の方は風が吹いただけで折れそうなほど細く、左側の方は豊満な体型、いわゆるグラマラスな方でした。

 突然の出来事に硬直するジェーン・ドゥを完全に無視する形で美女二人は店主さんの目の前に歩み寄り、二人同時に凄まじい剣幕でこう叫びました。

「あのお菓子は当然自分の方が多くもらえるのよね」と。

 それで二人ともいや自分が、いいや自分がと互いに言い争いを始めました。

 店主さんは心底訳わからなそうな顔で「なに、なんのこと、お菓子?」と困惑顔になっていました。

 あの場で一番わけがわからなかったジェーン・ドゥは何がどうなっているのか全く理解できず完全に思考停止状態。

 そんな最中、もう一人誰かがお店の中に駆け込んできました、眼鏡が似合う知的な見た目の女性でした。

 眼鏡さんは入ってくるなり店主さんに「何度も何度も言っていますでしょうが、贈り物の類は絶対に偶数用意しろって」と怒鳴りました。

 店主さん、本当に心当たりがなさそうな顔で「おくり、もの……?」と呆然としていらっしゃいました。

 呆然とする店主さんに美女二人は掴みかからんばかりの勢いで「自分に四つくれるのでしょう」と詰め寄ります。

 店主さんはしばらくわけがわからなそうな顔をしていましたが、何か心当たりがあったのかハッとした顔になりました。

 そして「お菓子ってひょっとして保管箱の中に入れといた青いクリップで留めてある袋の中身のこと言ってる?」と。

 美女二人がこくこくと頷くと、店主さんは苦々しい顔で囁くように「あれはオレのおやつだよ」と。

 つまり、店主さんが自分用に用意していたお菓子を美女二人が自分達のために用意されたものだと早とちりした、ということだったようです。

 美女二人は「え」と唖然としましたが、すぐに表情を変えて「嘘!! あんなにいっぱい一人で食べ切れるわけがないじゃない!」と叫びました。

 しかし店主さんは細い声で「一日一個の一週間分のおやつだよ……」と。

 その言葉に美女二人は顔を見合わせました。

 店主さんは深々と溜息を吐いて「大体あんなひび割れだらけの失敗マカロン、いや、無様カロンをハニー様達にあげるわけないじゃん! あんなの誰かにあげるようなものじゃないから!!」と叫びました。

 怯んだ美女二人に店主さんは「仕方ないなあ」と人当たりの良さそうな優しげな笑みを浮かべて「マカロン、そんなに食べたいの?」と聞きました。

 美女二人は頷きました、その目は期待でキラキラ輝いていました。

 その顔を見て店主さんはにっこりと笑って「それじゃ今度シュクレさんのところに行こっか、今なら期間限定でマロンマカロンもあるし」と。

 それを聞いた美女二人はすんと笑顔を消した後、互いに顔を見合わせて頷き合いました。

 そして二人同時に強烈な平手打ちを店主さんにお見舞いしました。

 バッチーン、ってすごい音がしましたよ。

 それで美女二人は「ふん!!」と頬を膨らませた状態で見せを飛び出し、知的眼鏡さんは「ほんっっとうにあなたって人は乙女心がわからない人ですね!!」と捨て台詞を吐きつつ美女二人を追っていきました。

 両頬に見事な紅葉ができた店主さんは目を白黒させただ呆然と、突然の修羅場に何もかも理解が追いついていなかったジェーン・ドゥは唖然としていました。

 今のは一体、とジェーン・ドゥがこぼすと、店主さんが小声で「うちの奥さんたちがごめんね」と。

 どういうこっちゃと話を聞いてみると、美女二人は店主さんの奥さん、つまりは妻であるとのこと。

 この国って重婚できたんでしたっけ、記憶喪失なので曖昧ですが確か数十年前に駄目になったような、と思わず店主さんの顔をジェーン・ドゥが見つめると、泣きそうな声で「うちは例外かつ一応合法というか、かなりの特殊事例だよ」と。

 さらに話を聞いてみると、あの美女二人は東地方の人神様であるとのこと。

 つまり美女ではなく美女神。

 東地方では、というかこの国では割と有名な話らしいのですが六年くらい前に二女神様たちは店主さんの取り合いになって凄まじい殺し合いをしたのち、結局決着がつかずに二女神で店主さんを共有する、というふうに和解したそうです。

 人神様と人間が結婚する場合、時折ですが人神様二人に対して一人の人間が同時に結婚するという事例があるそうです、大抵はそのような和解はできずに殺し合いになって、生き残った方が、ということになるそうですが。

 あの時は本当に大変だった、というか自分みたいなクズになんで人神様達が惚れたのかなーんもわかんない、と店主さんは諦めたような笑顔を浮かべていました。

 と、こんな珍事を目撃したので、この国では割と当たり前な人神様について一応書いておこうかな、と。

 ここから先、次の私が把握している話であれば読み飛ばしてしまって構いません。


 ★

 ↓読み飛ばしていい部分ここから


 昔々のさらに昔、あらゆるものの境界が曖昧だった頃の話。

 その頃から人間という、ほかの生物よりも意思や感情が強い生物がいました。

 そしてある時、その人間達の感情──願い、祈り、恐れ、畏れを一身に受けた存在、人間の願いや恐れを体現するものが現れました。

 その頃はあらゆるものの境界が曖昧だったため、いろんなものがちょっとしたことで変わりやすかったのでしょう。

 だから人間という生物達の感情で彼ら彼女ら、あるいは意思すらなかったものが別のものに変化、あるいは生まれ変わることになったのです。

 西地方ではとある大樹が、南地方では海から流れ着いた人魚が、東地方では農具とそれに宿った小さな精霊が、北地方ではどこからともなく現れた蛇の女怪が。

 中央にもなんらかの神が存在したというか話は残っていますが、それがどのような存在であったのか、その記録は消失してしまったそうです。

 人々は彼らを神と呼び、畏れ敬いました。

 人々の願いの体現者であった神達は、人々が望むまま強い力を持つ神として君臨するように。

 ある日のこと、人々と関わり続けた神のうちの一人が人間と恋に落ち結ばれました。

 その神と人の間には子が生まれましたが、その神の伴侶となった人間も、その子も、その子達の子孫達も、全員その神を置いて死んでしまいました。

 当時の神には死、そして老いの概念がなかったのです。

 それを嘆き悲しんだ神は願いました、人と同じ時を歩みたい、と。

 願いが叶ったのか、その神は死にました。

 しかし、神の死と同時にその神と同じ力を持つ新しい神が誕生しました。これが神の死及び代替わりの始まりと言われています。

 その神に引きずられるような形で他の神達も寿命と死の概念を得ることになりました。

 代替わりを続けるごとに、神という存在の命の長さは短くなっていきます。

 そして、人と共に歩みたい、置いていかれたくないという神々の願いが重なり続けた結果、とうとう神は神として誕生するのではなく、人間から生まれるように。

 人から生まれる神様なので、彼らは人神と呼ばれるようになりました。

 また、それとほぼ同時期に彼らにもう一つの異常が発生しました。

 神という存在は人々の感情によってその在り方を大きく変える存在です。

 だからでしょう、人々の『願い』と『恐れ』を一身に受け続けた彼らは、その二つの相反する想いのせいでその在り方が大きく変わってしまうのです。

『願い』の側面が強く出ている時、『恐れ』の側面が強く出ている時、彼らが振るう力、そしてその心のあり方さえ変わるようになりました。

 そうして彼らは二つの側面、心を持つようになり、最終的に『願い』と『恐れ』の二つに完全に分かれてしまいました。

 人々は二つに分かれてしまった彼らをそれぞれ別の名で呼ぶようになりました、『願い』を体現する神を和魂、『恐れ』を体現する神を荒魂、と。

 そういうわけで、神、人神様は双子の子供として世に生まれるようになりました。

 ちなみに神達が二神になるようになった時期にはばらつきがあり、北の神は人として生まれるようになったその時以前に二神に分かれ、西の神は人から生まれるようになってしばらくした頃に二神に分かれた、と言い伝えられているそうです。

 和魂と荒魂、人間の相反する想いを受けた彼らは基本的には正反対です。

 しかし、元が同じ存在だったからなのでしょう、重なる部分も多くあります。

 容姿、特に顔は全く同じ、体格や体色が異なる場合は多かれど、基本的にはそっくり。

 そして一番有名なのは、同じ者に恋をする、というもの。

 どちらか一方が誰かに恋をすれば、もう片方も確実にその誰かのことを好きになってしまうのだそうです。

 正反対で、それでも重なる部分がある似通った二神が同じ者に恋をした、そうなれば諍いが発生するのは当然のこと。

 なので、人神様が誰かに恋をした時、基本的にどちらか一方が死ぬまで殺し合うことになります。

 そうでなくとも彼らは自分の対である神と不仲で、そもそも誰かと恋に落ちる前に殺し合いが発生するというのもよくある話。

 特に北の神達はどの代でも大抵、物心ついた頃から殺し合っているそうです。

 基本的には人間達にとって有益な存在である和魂が生き残るように周囲の人々は助力することが多いそうですが、人々の『恐れ』の体現者である荒魂は戦闘力が秀でている者が多いため常に和魂が勝ち続けてきた、というわけでもありません。

 生まれたその直後、赤子のままの荒魂を殺してしまった人々もかつてはいたそうですが、そのような者達は例外なく強い呪いを受けることになりました。

 直接神を殺した者だけでなくその神が存在する地方そのものが呪われ、多くの災いが発生した、と。

 だから、人神様を殺せるのは、殺していいのは対になるもう一人の人神様だけ、ということになっています。

 殺し合いの末、どちらか一方の人神様が死んだ時、その力は生き残った方に喰われて取り込まれます。

 もう一方を喰った人神様は二人分の力を得ますが、現在たった一例しかない例外を除いてもう一方の力、権能と呼ばれるそれを使うことはできません、単純に力が二倍になるだけ。

 ちなみにそのたった一つの例外が現在西地方をお護りする人神様である風華様です。

 西の人神様はそもそも対立することが他地方の神々に比べて少ないのだそうです。

 そして風華様は、かつて二神だった幼い彼女達は外つ国、とある帝国からやってきた悪しき者に攫われそうになりました。

 かろうじて攫われずには済んだものの、逃亡の際に二神とも瀕死の重傷を負ってしまいました。

 このままでは共倒れ、どちらか一方がどちらか一方を喰えばどうにか片方だけは生き残れるかもしれない、という状況。

 そんな状況で、まだ決定的な断絶に至っていなかった彼女達はどちらか一方だけが消えることをよしとせず、互いに互いを喰い合いました。

 その結果、本来ならどちらか一方の意識、心、権能だけがが残るはずなのに、喰い合い一つになった彼女は完全に溶け合ったそうです。

 二人の心と意志は溶け合って一つに、そして和魂と荒魂の両方の力を持つ人神様として再誕したのだとか。

 西の人神様は元々は大樹が神となった存在、元々は芽吹きの力を持つ春の神様だったそうです。

 そしてその神が君臨する西では芽吹きを散らす春の風が人々に恐れられ、そしてその『恐れ』が神にもう一つの側面、荒魂としての側面を与えることになりました。

 だから西地方にいた人神様は和魂が樹の神、荒魂が風の神だったのですが、一つになった結果、樹と風の神に。

 このような事例は史上初とのことで、こうなった当時は大騒ぎになったとのこと。

 ちなみに二神から一神になった彼女の性格は元々の二神の中間的なものとなったそうですが、時折どちらか一方の側面が強く出るとのこと。

 春一番ぶっとびレースの時が多分そうだったんだと思います、テンションおかしかったですものあの時の風華様。

 と、まあ人神様については一旦こんなでいいでしょうか。

 ちなみにアビントン姉妹曰く、この国の神様のあり方はだいぶ特殊であるとのこと。

『神』という確固たる存在が初めから存在してそれに人々が付き従うようになった、というケースが外つ国では大多数だそうです。

 この国のように『神』という存在がここまで人間から影響を受けることは、そもそも人間の想いが元となって別の存在が『神』に成る事自体かなり特殊だ、とも。


 ★

 ↑読み飛ばしていい部分ここまで


 ひとまず書いてみましたが、結構長ったらしくなってしまいました。

 とりあえず、この国に存在する人神様というのは書いた通りの存在です。

 とはいえ、ジェーン・ドゥが会ったことがあるのは西と東の人神様達だけ、西の人神様である風華様とは何度かお話しさせてもらったことはありますが、東の人神様達に関してはその修羅場をただ目撃しただけです。

 なので今後関わることがあったとしても風華様だけでしょう、人神様という尊い方々にお会いするのは本来とても難しいですからね。

 知ってはいるしその恩恵は多大に受けることはあれど、実際に遭遇することは滅多にない、それが人神様という存在。

 だから長々と書いてしまいましたが、ジェーン・ドゥのようなどこにでもいる魔法使いにはあんまり必要のないものだったかもしれません。

 けど一応一般常識なので知っていて損はないでしょう。


 結構遅い時間になってしまったのでこの辺りで筆を置きましょう、次この手記を開くのはきっと中央を去る時になると思います。

 二度あることは三度ある、四度目もあるというのなら、ジェーン・ドゥはまたあの謎の北地方アンチのモノクロさんと遭遇することになるのでしょう。

 流石にそこまで偶然が続くとは思っていませんが、もしもまた出会ったら、その時は今度こそあの時最後に投げかけた質問の答えを聞かなくては。

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