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異次元の女優たち  作者: 宮里英門
第1章 奇才塾 編
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9-20 星影百合の秘密20

 そして、一方で、【究極奥義 超精度再現演技】の体得を果たした麗子は、次に、あの映画の主演した2人に、再び依頼して、直接、2人の映画での、そのままの演技指導を受け始めていた。


 だが、さらに、約1週間のち2人から、その映像の演技のすべてを受け継ぐと、百合がもっとも心配していた、最後の難題に突き当たった。


 それは、この映像のもう1人の家族である女の子についての演技であった。


 というのも、もはや、この女の子は、両親役の2人からの情報だと、すでに亡くなっているという。だが、麗子は、すでに気づいていたのだが、この映画は両親が主役といいつつも、その演技の上においての1番の主役は、この女の子であった。


 そこで、この女の子の演技を完璧に再現しなければ、ここまでやってきたすべての意味が、なくなってしまう。そこで、1番の手がかりとなる映像を参考にするために、繰り返し繰り返し、何十回も繰り返し鑑賞した。


 すると、さらに明らかになったことがあった。何回か鑑賞するうちに、一度や二度見ただけでは、すぐにはわからない、この子の演技力の奥深さや、その魅力であった。


 本当に、もはや芸術とも思わせる、表現力の豊かさと、そして、その共演者のセリフからの繊細にも感じられる優しさの返答は、あまりの見事さに鳥肌が立つ思いであった。初見の感想であっても、もちろん素晴らしさが感じられるのだが、その才能の奥深さを読み取っていくには、何十回も鑑賞すべきであった。



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