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異次元の女優たち  作者: 宮里英門
第1章 奇才塾 編
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9-21 星影百合の秘密21

 両親との絡みで再現しつつ、2人からの当時の生の印象や注意点などを聞きながら、女の子の演技の深さを分析して、再現していった。そして、いざ始めてみると、いかにこの女の子の演技が素晴らしかったのかが、より明らかになっていって、その再現の分析を深めれば深めるほど、その困難さが増していった。


麗子は、思った。


 ここに、まだ幼い子でありながら、これほどと演技力があるとは、ただ学んだのではなくて、もう天才なんだわ。共演した両親役を、最初はすごいと思ったけど、実は、この女の子の演技の前では、それも霞んでしまう。それに、実はこの子役と共演していることで、その2人は、現場で子役の影響を受けて、この会話の中で実力以上の演技力を発揮しているという、とんでもない影響力を与えられていたんだわ。


 よほど、気合いを入れて、心して挑まないと、自分にはこの子の本来の演技力を再現するなんて、ほんの上部だけで、できずに終わってしまうかもしれない。


 そして、約3週間が過ぎて、やっと2人からみた上で、女の子の再現の合格点をもらった。だが、しかし、その2人との絡みの中で、当時、2人にも分かりきれないほどの深い表現を、その女の子から麗子は見いだすことができた。だが、それは、もはやプロである2人にも深過ぎて、読みきれないレベルのものであった。だが、それを感じた時、そこまで再現できたのなら、この会話劇の再現が、百合たちが感じていた以上のものを再現できるのではないかと思ったのである。




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