世代差を物語る一言
あらすじ:高山病
はるん:読んで?いや詠んでだな
らいか:よく分かったわね、少しははぐらかせなさいよ
はるん:天使の飛び方ぐらい熟知しとかなきゃ危ないんでな
みるく:いいから行くわよ
あやか:さてさっきよりペースを上げるわよ(トテテ バサッバサッ ヒュン ゴー
てるく:なるほど、角度をつけたか
あやか:正直、飛行距離が長すぎて、早く降りないと翼の筋肉痛が怖いのよ
はるん:筋肉痛を気にするか
らいか:それは重要な点かしら?
あやか:まだ若いなら話は別だけど、下手に歳をとっての筋肉痛は3日後の悲劇よ
てるく:あぁ、急に翌々日にきた筋肉痛の恐怖は十分に共感できる。アレは悪夢だ
みるく:筋肉痛なんて1日で終わるじゃない
二人「⁉︎」
らいか:はいはい、ジジババの話はそこまでにしてあやか、集中して聞いてちょうだい
あやか:何よ
らいか:次の定住地は着いた所って思ってるようだから言っておくけど...この角度で雲に入れば燃え尽きるわよ?
あやか:えっ⁉︎
てるく:嘘だろ、どの角度で雲に入ったって鉄の塊は大丈夫だぞ
らいか:大丈夫と思っているでしょうけど、角度と速度を見余れば雲の中で炎上して墜落案件よ
あやか:ちょっと角度を調整するわね(バササササササ
てるく:雲の位置がちょうど境界線だよな?
らいか:そうよ、そしてそこに落ちるまで速度を上げすぎると摩擦力が急激に上昇して全身火傷どころの騒ぎでは収まらないわ
あやか:怖い話ね
はるん:ただし湿度の低い場合だ
らいか:あら、この位置なら湿度は低いと思わないかしら?雨も降らないもの
はるん:さっき、みるくが何をしたと思っているんだか
らいか:みるく...?あっ!
はるん:水蒸気を境界線に張り巡らせていただろう、そのお陰で今の境界線上は見事に湿っぽいはずだ
みるく:一般論としてはらいかが正しかったから間違いじゃないわよ、ただ状況が特殊だっただけにすぎないわ
はるん:ま、こんな経験そうそうないだろうからな
あやか:ちょっと安全に滑空していくから構わないわ、ありがとう。らいか
らいか:えぇ、良かったわ
てるく:しかしまぁ、初の地上か。緊張するな
みるく:地上はそこまで変わらないわよ
てるく:そうか?なんかこうヤバいのがいるとか...
みるく:いて欲しいなら期待を抱くのもいいけど、今現在何にも出会ってないわ
はるん:あぁ、落ちていった8割か
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