表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
扉開けたら即異世界 -ぶらり異世界冒険記-  作者: 神風 翼
第02章:神託編
22/217

0022:旅の仲間

そろそろ最初の頃の描写を追加しないと…

と言う訳で、更新は一日一話厳守で複数話投稿は減ります。


自己紹介の後、説明は道中でとなって早速向かうこととなった。


それなりに人のいた市街を抜け、マギスティア側の門から外へと向かう。

横列で俺達側が左、相手側が右側に。

すれ違う冒険者や商人、街の住民から驚かれるように見られつつ。


…まぁ高位神官様がご一緒ですんで仕方ないですねーハハハ。

あぁ、言動がそのまま俺達の立ち位置に直結する偉い人と一緒とか胃が痛い。


とりあえず市外へと出て道なりに進む。

太陽の位置は直上ちょっと手前、時間的には11時位。

次の集落はそれなりに近いようなので、そのまま進むことに。


ほぼほぼだだっ広い草原と、人が歩いたが故に草の無い歩道があるだけ。

海外にもそう無いんじゃないかという光景が続く。


そんな光景の中、次第に人の流れは疎らになり、すれ違う人も減ってくる。

もういいだろうと思ったのか、神官様は此方へと顔を向けた。


「改めまして、私の名はエヴォリュード・トーレ・シャルリア。

本名ではなく神官名で失礼します。

戦闘では治癒を行いますので、どうかご安心を」


そう言うと、彼女はしゃらん、と頭を下げた。

高位神官様ってのは高給取りなんだろうか、装飾品も豪華だ。


「俺はタクト。

サラスト村出身で配置は前衛、…よろしく」


次いで彼女の後ろの、タクトと名乗る少年が声を上げる。

…何故か妙に警戒されてるし。


何なの、人見知りか何かなの。

冒険者なら社交性身に着けろオラァン。


と思っていれば、その後ろのおっちゃんがガッハッハと笑い声を上げた。


「すまんな!お前さん達が今日冒険者登録したばかりだってんで警戒してんだろうさ!」


と豪快に言った。

言うのはいいけど急に笑うのは止めろや。


「おっと紹介がまだだったな!

トウガ山トマス村生まれ!ドワーフのドゥドウが父!ドランと言う!

配置は前衛の戦士だ!よろしくな!」


そう言い切ると背負っていたハンマーをデン、と地面に突き立ててニカッと笑った。


予想通りにドワーフだった。

というかステレオタイプな豪快なおっちゃんだった。

ただステレオ以前にボリュームが……


「いみが ちがいます」


やかましいわ。


一通り挨拶を終え、次いでこちらの番とばかりに俺が代行して纏める。


「此方こそよろしく。

えー…シャルリア様、タクト君に…ドランさん?」

「私に様は不要です、どうか気楽にシャルリア、と」

「ワシも気にせんでドランでかまわんわい!」

「あ、はい」


そう返されたのでとりあえず覚えておく。

ただドランはまだしも、シャルリア様は…何とも。

呼び捨てできるほど図太くねーです。


「……」


そして小僧お前は何も無しか。



…コホン。

相手の自己紹介が終わったので今度はこちらの番。


「俺は悠馬、彼女はあやめで…こっちがテクスとイーリス。

俺が後衛の魔術師で、テクス氏は剣士なんで前衛を担当します」


初めまして、と各々が頭を下げる。

同様にイーリスのポシェットから大福が飛び上がり、肩へと飛び乗る。


「こいつはヤガリフクロウの…おい大福?」


そう説明しようとするが、どうにも様子が変。

と言うのも、何でかシャルリア様を睨む様な…威嚇するような低いうなり声を上げてる。

ともすれば、真っ先に飛び掛りそうな、でも戦力外だから飛び掛ってないだけのような。


そんな大福を掴み、イーリスに手渡す形で戻した。

それでもずっとクルルルと睨んでる辺り、警戒はしっぱなしの様子。


てかコイツが何も無しに警戒するとか、よっぽどの事じゃねーのかおい。


「すいませんねうちの毛玉が」

「いえ…神託が聞こえるようになってから、どうにも動物から嫌われるようになって……」


そうシャルリア様はさびしそうに答えた。

やっぱり女性、動物がすきなのか。


そして小僧と毛玉の一触即発のにらみ合いが続く、と。

完全にこれ小学生のケンカか何かだろ。


「大丈夫ですよタクト」

「でも!」

「いいんです」


そう言って、睨んでいた小僧をシャルリア様が抑える。


…何だろう、母親が息子をって感じじゃない。

何か覚えがあるような……


「ガハハ!相変わらず姫さんはボウズが大好きだな!」

「いえ、そんな」


そう言いながらシャルリア様は小僧をなでるのを止めない。


あ、これアレだ。

イーリスを見るあやめの目だ。

かわいい物が好き過ぎるタイプの感じだ。


さっき言ってた、動物に嫌われるようになったのを小僧で…て事か?

うーむ…


パッと見でもボディラインは整ってるし、神官じゃなければ男受けする体格してる。

そんな女性がショタを好む?


…あ、これアカン奴や。

薄い本的な、オネショタ的な。


「薄い本展開ですね分かります」


冗談でも少し黙ってろ。


その一言にウスイホンとは?といった流れに。

結局あやめがしどろもどろになって終わる、自業自得じゃ。



まぁ新しくパーティーが組めた事だし、いいんじゃないかな、なんて。

とりあえず、今日の目的地である次の集落へと、騒ぎながら歩を進める我々であった。




なお、そんな騒ぎの外でずっと小僧をなで続けるシャルリア様の姿が!

ただの子供好き?それともただの母性?


…目つきが何かおかしい気がする。


あっ(察し

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ