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「で?言い訳はあるかい??」


般若のような顔で笑っているルシーの前に正座している。

なかなか下に降りて来なかった僕達を心配したルシーが、一緒のベットで眠る僕らを発見し現状に至るのだが。


「あのね、「ん?」なんでもないですゴメンナサイ。」


言い訳すらさせてもらえない状況が続いています。


「ゆめ・・・・・みた。こぁい。ゆめ」


イノちゃんがルシーに近づき片言で伝えようとしている。


「あ、そうかい。なら仕方ないねぇ。だけど、イノちゃんは成人前なんだから気をつけようねぇ。」


少し、勘違いをしているが穏やかな顔つきに戻ったルシーはイノの頭を撫でた。

撫でられるのが気持ちいいのか目を細めて、ルシーの好きにさせている。


「早く、ご飯を食べてしまいな。」


そう言うと、イノにミルク粥と果物を運んできた。ルシーがイノに食べさせてくれている間に下で、パンと野菜のスープを食べ王宮に向かう仕度を始める。

そうすると、イノ達が二階から降りてくる。イノの準備もしてくれたようだ。

膝丈のフンワリとした白いレースの長袖のワンピースドレスで、袖の部分は手に行くほど広がっている。胸の下で一度引き締める様にクリーム色のリボンが腰の辺りで結ばっていた。両足には包帯が巻かれており、靴を履かせなくてもいいようにだろう。


「ミーシャ、店番頼んだからね。アタシも呼び出し食らったからちょいっと行って来るよ。」


「僕がイノを抱っこするよ。それでいいかな?イノちゃん。あ、そう言えばあの白雪狼(ダケン)何処に行ったのか知ってる?」


イノにたずねると頷いたため抱き上げる。そう言えば、あの駄犬は何所にいるんだろうか。昨日、寝るときから見ていない。イノちゃんに尋ねると「ねんね」と言った為、何処かで寝てるんだろう。


「今から、この国の偉い人に会いに行くからいい子にしててね?」


イノちゃんはコクリと頷く。それを確認してから僕らは城に向かった。

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