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ヤニ切れと煙切れ

あれから数か月、私と美煙は互いの部屋に入り浸り、バイトや仕事の愚痴をこぼしては煙草を吸う仲になった

タツキ「や・・ヤニ~~~~」

そんな私は今ヤニ切れを起こしている。ヤバい、バイト明けは無性にヤニが吸いたくなる

私は目の前のコンビニに入り店員に言う

タツキ「すいません煙草22番5つ下さい」

店員「ハイ、22番ですね」

店員さんが愛しのラッキーストライクメンソールを5箱カウンターに置いてくれる

店員「2250円になります」

私はお金を払い煙草を受け取る。そして自分のアパートにダッシュする。もう一秒も待てない。

階段を上がり、自分の部屋まで来て美煙さんが部屋の前でうずくまってるのが見えた

タツキ「美煙じゃん、どうしたの?」

ヤニを吸いたい衝動を抑え、美煙に聞く

美煙「たつきちゃーん・・煙草買い忘れて煙切れたあぁぁぁ!たしけて・・」

すっこけそうになった。相変わらず煙の妖怪が煙買い忘れるのってどうなんだ・・生命線じゃないのかと思う。

タツキ「ウチ、寄ってく?煙草あるよ」

私はいつものように美煙を誘う、まあ、ここ数か月で慣れた。酔って帰宅してきたのを介抱したこともある

一つ分かったことは美煙はちょっと抜けているところがあるという事だ。彼女曰く、煙草を買いにいくも、喫煙所で煙草をふかしている人を見るとついつい姿を消し、煙草の煙をパクパク食べて満足して帰ってきてしまうのだ。特に多いのがスナックで働いているとき、お客さんの煙草をちゃっかり貰い、それを吸って満足して帰ってきてしまい、あとから煙切れになることが多い

美煙「うう・・煙・・おいしい煙~」

なんかゾンビみたいに這いずりながら煙を求めて手を伸ばしてる。ちょっと面白い

私は美煙を仰向けにし、煙草を咥えさせて火を付ける。美煙の胸が大きく膨らむと同時に煙草がミリミリと短くなる。

美煙「ふぅぅぅ~~~」

煙を吐き出しながらゆっくり起き上がる美煙を見届けた私は自分も煙草をふかす。

タツキ「ふぅーー」

部屋に煙が立ち込める。これだよこれ、この空間が良い

美煙「あ‘‘~~~生き返ったァ~」

煙草の煙を吐きながらリラックスできる体制を取る美煙、また髪の先に火が灯り、徐々に髪の毛が白くなっていく、もはや隠す気ないな美煙

割とこの姿の美煙も私は気に入っている。なんて言うか綺麗だと思った

美煙「そーれにしてもタツキちゃんナイスタイミング!いやぁ助かったわホント」

煙草を咥えたままグーサインを出してくる美煙、いやほんともう少ししっかりして欲しい

タツキ「私が来なかったらどーなってなのよ」

美煙「夜まであのままで、スナックには遅刻確定」

ダメじゃん、それアカンやつやん、マジで煙草切らすの何とかした方が良いって絶対

私は二本目の煙草に火を付ける。スーッとする味の中に煙草のなんとも言えないうまみが広がる

美煙「そーゆータツキちゃんは今帰り?相変わらず作業着にタンクトップなんだね・・わ、ノーブラ?」

そう言いながらもにもにと無造作に私の胸を触ってくる美煙、金取るぞ

タツキ「ちゃんと大き目のスポーツブラ付けてるよ、そんなこと言ったら美煙の恰好だっていろいろと不味いだろ」

そう言いながら空いてる手で美煙の胸をワシワシと揉んでやる。やわらけぇ

美煙「私のは身体以外全部煙だからね~、そ・れ・に・こーゆー恰好の方が客に受けが良いんだよ、触られそうになるけど」

ダメじゃねーか、スケベマントヒヒじじい共に狙われてちゃ意味ないだろうに、私は美煙の身体をマジマジと見る。綺麗な曲線に豊満なバスト、白い肌、それを引き立てる露出の多い服、パンツが見えそうなほど、てか見えてるスカート、これが男の情欲を誘う格好というやつなのだろうか、対する私はタンクトップにところどころ破けた作業ズボン、プリンカラーの髪色に褐色に日焼けした肌、おまけに鋭い目つき

対照的だなぁと思いつつ煙草をふかす

美煙「気に入ったの?」

ん?何が?そう思ってはたと自分の左手を見る。ずっと美煙の胸を揉んでいた。

タツキ「ご、ごめん」

そう言いながら慌てて手を放す。美煙がちょっと小悪魔的な笑みを浮かべている

美煙「タツキちゃんって意外と激しかったりする?随分と熱心に揉んでたからさぁ」

あああ、ごめん、本当にごめんなさい

タツキ「私にソッチの気はない・・・はず」

気まずくなって目線を外す。それを美煙が回り込んでくる。くっ、逃がさないつもりか

美煙がにやりと笑って目線を合わせてくる

美煙「断言・・しなかったねぇ・・てことは・・私でもタツキちゃん堕とせるチャンスがあるのかなぁ」

相変わらず蠱惑的な表情をしながら徐々に寄ってくる美煙、くそ、逃げられない、目線が外せない

そっと腹筋に指を這わされる。ああもう、なんでそんなに手馴れてるんだよ

美煙「今、手馴れてるな~とか思ったでしょ、こーゆーのはスナックでは会話スキルと同じくらい上手いんだぁ~、ま、たまに勘違いされるのが難点だけどね」

そういいながら徐々に私に体重を預けてくる美煙、咥えていた煙草を取られ、完全に床に仰向けになる私

それに気を良くしたのか、はたまた興が乗ったのか馬乗りになりさらに体を密着させてくる美煙

美煙「ちなみに私はちゃんとソッチの気もあるよ♪だからぁ・・タツキちゃんも好みなんだぁ」

唇に指を当て、蠱惑的な笑みを浮かべる美煙、白い髪の中に青い瞳が怪しく光る。

え?あれ?もしかしなくても私貞操の危機?これ止めないとヤバい?

ハッと我に還る。美煙を改めてみると息は上がり、気のせいか体も温かみを増しているように思った

タツキ「美、美煙、落ち着いて、とりあえず私から降りて・・ね?」

そう言いながら美煙の身体をどかそうとグッと力を入れ・・入れ・・どかせねーーーー!?

タツキ「何故だ!?こんなに軽いのに!?」

思わず声に出して言ってしまう。美煙がこれでも妖怪だもーん♪とニッコリ笑う、そうだった!美煙妖怪だった!!

するすると美煙の白い髪が動き、私の服を脱がしにかかる。アッー!!待った待った!!

当の私はと言うと同じく美煙の白い髪に手を拘束され起き上がれない状況になった

タツキ「ふんぎぎ・・ぎぎ」

自分の持てる力を全開放する。駄目だびくともしない、そうこうしてる間に作業着とズボンが脱がされ

タンクトップと下着の姿になる。やばいやばいやばい

美煙「フフフ・・たーつきーちゃ~~ん」

アカン、もう完全になんかのスイッチ入ってる。う・・うごけ・・私の身体!!私の筋肉!!

お腹と自由な足に力を込めブリッジの要領で無理やり起き上がろうとする。刹那、美煙の身体がバランスを崩し、僅かに拘束の力が弱まった

美煙「あっ!?」

その隙を私は逃さなかった。再び両腕に力を込め拘束を・・破った!!

タツキ「ぬおおおお!!!どりゃぁ!!」

その勢いのまま美煙を抱っこし風呂場に直行、迷わずシャワーの蛇口をひねる

ザァァァァ

美煙「ひーー!?冷たい!?」

私は冷たいシャワーを頭から浴びる。もう下着なぞどうでもよかった。今はただ頭を冷やす

美煙「た、タツキちゃん!?はーなーしーてー!!わかったから!!もう襲わないからー!!」

腕の中でもがき、だんだんか弱くなっていく美煙、ダメです、反省しなさい

しばらくして、どういう訳か丸裸になっていた美煙がしくしく泣きながら体を渡したタオルで拭く構図が出来上がった。煙で作った服って水に溶けるのか・・

私自身もガシガシと頭と体を拭き、新しい服に着替える。まあタンクトップとパンツなんだけど・・今日はもう外に出ないし良いでしょ、そこに髪を拭きながらふくれっ面をしながら美煙が風呂から出てくる

美煙「も~~!私は一度に大量の水に触れると煙で作った服が溶けちゃうんだから勘弁してよ~!」

てことは実質全裸で私の部屋に居たんかい、

タツキ「実質全裸の痴女じゃないか」

美煙「違います~~~!!ちゃんと服作ってるからセーフです~!!!」

猛抗議を喰らった。まあ他の人に見られてないならどうでもいい、私は煙草に火を付け大きく吸いゆっくりと吐く、ああ~身体が冷えてそこにメンソールが加わると気持ちがいい

その後、煙草を吸い、すっかり回復して服(煙)を纏った美煙から煙草を一緒に買いに行こうとせがまれ

結局外に出るのであった。

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