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乳ガンになった話を書いておく。  作者: 雷鳥文庫


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えっ?ステージIIBだったわけ?

 次の日。

やはり喉が痛い。

麻酔のために管を入れたからでしょう。

タンに少し血が出ています。


胸の傷はあまり痛くなくて、ここは筋肉というより脂肪なのだから、それほど切除してもダメージがないのかな。


もともと肉が付いてるし、術後で腫れてますから、

「んー、そんなもんかな。ひとまわり小さいか?」

って感じですね。

(何年か経つと凹んで来ました。でもそんなに目立たないですね。ブラパットをつければ外からはわかりません。)



手術の傷は二箇所です。特に血は滲んでません。

点滴のおかげかやはりそんなに痛くないですね。


リンパを取った腋の方と左胸上部。

そこにすっ、と10センチくらいの傷があるわけです。

赤いボールペンで書いたみたい。

ちょっと胸の形が変わってはいます。


その傷の上からテープが細かく交差するように貼ってあるわけです。それで防護されております。

5センチくらいのが縦に10本くらい並んでいる感じですね。

透明なテーピングのテープというより、固いプラの荷紐っぽいですね。

(個人の感想です。)


挿絵(By みてみん)


朝、コレを飲みました。


食事も出ましたけども残してしまいましたね、喉が痛くて。

ちょっと魚の切り身はきつかったです。


ここの病院はお食事はイマイチでした。

酢物が一度に二品も出たり。


入院食だけではなくて誰でも食べられる食堂もあって、受診の待ち時間に食べられるのですが、

「えっ?マジ?」

というくらいそこも美味しくない。

具体的には生っぽいタマネギの味噌汁。焦げたカツ…とかですね。


近年改装、改築されて病院じたいは綺麗になっています。

以前、卵巣嚢腫でお世話になった時は暗くて古かったんです。

そしてその時の食堂は昭和チックだったけど美味しかったのに。

業者変わったんかい。

(以前、子宮内ポリープの手術をした某大病院は…医者様は怖かったですが病院食も食堂も美味しかったんですよ。)


後は…個室自体は素晴らしかったです。

だけど隣の人?の唸り声?泣き声が夜、響きました。


何故か慟哭している。

連続してじゃあ無いんです。


「ああああああ!」

と叫んでる。



なんだ?今のは。とにかく寝よう。


そしてウトウトしたころにまた聞こえる。

「う。うわあああ!ああああ!!」

と泣き叫ぶ声が。


やはり私も手術をしたばかり。様子を見るためかドアは閉め切られておらず少し空いている。カーテンはかかってますが。


多分、隣も閉め切られてないのだろう。だから聞こえるのだろう。


お産か?お産が近いのか?

(婦人科病棟ですからね)

陣痛の苦しみ?

と最初は思っていましたが、どうもそうではない。

何か…痛いのか、それとも心が苦しいのか。

どういう事情かわからないけども、ものすごかったです。



 さて手術の翌日。10時半に退院しました。

二十二万くらい払いましたかな。

三日分の入院費手術費。

喉の痛みがあり、処方されたロキソニンを6時間おきに飲んでいましたね。



 退院して翌日からシャワーを使えました。

だんだん胸も痛くなってきたのか、五日間はロキソニンを飲んでました。

この頃コロナが猛威をふるっていて、日記には感染者が増えた、何人だった、と書いてあります。

(それに緊急地震速報がでたり、津波注意報が出たりしてますね。)


食事は娘達が手伝ってくれたりしてますね。

でも退院した次の日から洗濯したとか、そこそこ家事も出来ています。


退院時に先生に言われたのは胸を大怪我したと思ってください、でした。それで痛みがあったり、微熱が出たりするのだと。

それに準じて怪我が治るまでは安静や無理をしないように、との事です。




さて。

術後一週間後に診察があり、お医者さんのお話があったわけですけとも。

「開けてみたら石灰化の部分があって横に平べったくて。

1番長いところは27ミリありましたね。」


「えっ。」

思ったより大きい?


「大丈夫ですよ、大き目にくるんで取りましたから。」


「そうなんですか。」



…以前母の手術の後、

「見えるところ、取れるところはみんな取りました。」

とお医者さんは言ったものです。

(似たようなセリフはブラックジャ〇〇に宜しくと言う漫画でも読みました。)


母はまあ取りきれてなかったわけですが…


今回はちゃんと取ったと言ってらっしゃる。


「グレードは1です。」

「あ、良かったです。」


「だけど見張りリンパにひとつガン細胞がありましてネ。」

「えっ。」

「5ミリなんですが。それでステージは思ったよりガンが大きいことと、リンパでも見つかったと言うことで、ステージIIBです。」

「ええっ。あのリンパ郭清しなくて良かったんですか?」

「ひとつだけなんで。放射線で叩くことにしました。」

「そうなんですか?」


それで良いのか?


「放射線治療…やりますよね?」

「はい。」


いや、そりゃやりますよ。



でもさ…ステージIIBってさ。

(鉛筆の濃さみたいだね。)


北斗晶さんと一緒じゃないの。

山田邦子さんはステージIだっけ?


わりとガチじゃん。




毎年ガン検診受けていたのにねえ。

いつのまに育ってたんだよ、まったく。








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