強いけどアホだ
ユリクスがシーガラス支部長ソフィアと話をしている間、ティア、ライト、メラはというと……。
「もぉぉぉ! どこ探しても娼館とか連れ込み宿ばっかりで普通の宿がないじゃないっスかー!」
ライトのみが頭を掻きむしり悲憤していた。その横でティアとメラは笑いを抑えきれないというようににやにやしている。
「ライト、間違えて入る度に顔真っ赤。可愛いね」
「そ、そんなことないっスよ! 別にボク、そ、そういうの慣れてるし?」
「嘘。絶対ライトはどうて――」
「ストーップ! 可憐な顔してなんてこと言おうとしてんスか!?」
「否定はしない?」
「うっ……。べ、別にしたいと思ったことがないだけだし? 機会がないとか相手がいないとかそんなことないし?」
「機会、そこら中にあるよ? ほら」
純真無垢な顔をして点在している娼館を指さすティア。ライトはその指を光の速さでガバッと下げさせる。
「子どもがあんなところ指さしちゃいけません! ダメ! 絶対!」
「ライト過剰反応し過ぎ。お子様はライトの方」
「うっさいっスよ! ていうかティアの姉御が動じなさ過ぎるんス! 絶対経験ないくせに」
「うん。私は純真無垢な乙女だよ」
「自分で言っちゃうんスね」
「本当のことだからね」
「くっ、ボクもたまにはティアの姉御をからかってみたい……!」
「百年早いよ」
「ティアの姉御がそれ言うとシャレにならないっス……」
ティアの言動にコロコロと転がされるライトは疲れきり、反対にティアはとても楽しげだ。この二人の上下関係が反転することはなさそうである。
「くそ~、気を取り直してもう一件行ってくるっス!」
「あ、ライト、そこは」
ライトが向かったのは電飾の派手な建物。ティアの制止もライトには届かず、ライトは勢いよく扉を開けた。
「お邪魔します!」
中に入って正面のカウンターにいたのは、胸元の大きく開いた露出度の高い服を着ている妙齢の女。その女はライトを見てカウンターに頬杖をつくと、胸元を強調させて妖艶に笑った。
「あらあら、可愛い坊や。お姉さんといいこと、しに来たのかしら?」
「へっ、あっ、いや、ちがっ……し、失礼しましたっスー!」
バタンッと扉を閉めたライトの顔は真っ赤だ。はぁはぁと息を乱すライトにティアが歩み寄る。ティアもメラもその表情は呆れている。
「ライト、そこは娼館だよ」
「知ってるっスよっ! 今体感してきたところっスからねっ!」
「体感? 受付のお姉さん見ただけで興奮しちゃった?」
「してねぇっスよ!!」
「ライト、可愛い」
「だぁぁぁああ!!」
膝から崩れ落ちるライトをにやにやと見下ろすティアは実に楽しそうである。
「グルゥ?」
「どうしたのメラ?」
ティアの腕の中でメラが首を傾げて不思議そうに鳴いた。メラの視線を追ってみると、一人の女がティアたちに近づいてきていた。
「ライト、立って。誰か来たよ」
「え……?」
ライトが立ちあがり、二人と一匹で近づいてきた女と向き合う。
「あの……宿をお探しなんですか……?」
「はぁ……そうっスけど……」
その女の目の下にはクマがあり、頬は痩けていて明らかに栄養不足だ。恰好もみすぼらしくまともな生活を送れていないことが窺える。特に気になったのは、震える声音と何かに怯えたように揺れる瞳だ。
何か裏がありそうだと思いつつ、ティアたちは女を正視した。
女が震える手でティアたちの後ろ側を指差す。
「宿ならこの道を真っ直ぐ行って、突き当たりを左に曲がってしばらく歩いたところに旅人がよく利用する宿がありますよ」
「そう……ありがとうお姉さん。行ってみるね」
「情報感謝するっス。でもどうしてボクたちに声をかけてくれたんスか?」
「困っている方は見過ごせないので……」
「でもお姉さんの方が余程困ってそうだよ。何にそんなに怯えているの?」
「ッ! 怯えてなんてっ! ……すみません、私はこれで失礼します。宿には必ず行ってください。お願いします……では……」
体を震わせながら女は足早に去っていった。明らかに怪しい。
「どうするっスかティアの姉御。明らかになんかありそうなんスけど……」
「だね……。でもあの人のためには行かなきゃいけないと思う」
「あー、なんもないことを祈るっス。これで何か面倒事だったら兄貴になんて言われるか……」
「その時は一緒に謝ろうね」
「そうっスね」
裏がありそうだと思いつつ、ティアたちは女が言っていた方向に向かって歩き出す。歩きながらも、二人はやはりあの女が気になった。
「あの人、奴隷だったりするのかな」
「それでもおかしくないような恰好だったとは思うっス。もし奴隷だったのなら、不死鳥の一族にも何か特徴みたいなのがあればわかりやすいんスけどね」
「特徴?」
「そうっス。神人族は一族ごとに特徴が表れやすかったりするんスよ。一族全員とは言えないし、不死鳥の一族みたいにこれといった特徴がない一族もいるんスけどね」
「へぇ」
「例えば、鷲獅子の一族にはプライドの高い人が多いし、妖狐の一族には大柄な人が多い。人魚の一族には美人が多いし、炎虎の一族には健啖家が多いっス」
「兄さん……龍の一族は?」
「龍の一族にも特徴らしい特徴はないらしいんスけど、絶対に〝怒らせちゃいけない〟とは教えてもらったっス」
「……これから怒らせるようなことになるかもしれないのに……?」
「……」
ライトの足が止まる。ティアの足も止まる。顔を見合わせて冷や汗を流す二人。
「ま、まぁでもボクたちこれからあの女の人を助けるために行くようなもんだし……」
「兄さん、人助けも面倒事って言うよきっと」
「……唯一得た宿の情報だし確認は必要っていうか……」
「……このままじゃ私たち、町の中で野宿だもんね……」
「「……行こう」」
こうして理由をこじつけたティアたちは再び歩を進めた。
まずは突き当たりまで真っ直ぐ進む。突き当たりに着いたところで左を向く。人影は……ない。
「うーわっ。人いないっスねー」
「いないね」
「ガウ……」
高まる緊張を押し殺して、ティアたちは再び歩を進める。女が言うには、このまましばらく歩けば宿があるはずだ。しかし、歩いた先には宿どころか何もなかった。
「ここは……空地?」
「そうみたいっスね……」
「騙された?」
「たぶん」
はぁっと肩を落とす二人。引き返そうとしたところで。
「ガウガウッ!」
「危ないっスッ!」
「きゃっ!」
ティアが立っていた場所に紫電が迸った。ライトが咄嗟にティアを抱えて飛んでいなければ直撃していた。
「ッ! 誰だッ!」
体勢を立て直しながらライトが切迫した声で誰何する。すると、先程自分たちが通ってきた道に奇怪な仮面をつけた一人の人間が立っていた。長身、体格から男であることがわかる。確かな殺気が込められた紫電を微量に纏っているため、攻撃してきたのがこの男であることは自明の理だ。
「……アンタ誰っスか? どうして攻撃を……?」
問い掛けの答えは一条の紫電だった。再び放たれたそれをティアを抱えて回避する。
「……答える気はなさそうっスね。メラ、ティアの姉御をお願いするっス」
「ガウッ!」
「ライト、気をつけて」
メラが元のサイズに戻り、ティアを背に乗せる。メラの存在に男が一瞬驚きを見せたが、すぐにライトに向き直り神器と思われるマチェットナイフを顕現させる。ライトも男に少し遅れて二丁拳銃を顕現させた。
機先を制したのは、ライトだった。
ドバンッ! ドバンッ!
場所が空地であることをいいことに憚ることなく《銃炎弾》――ライト命名――を連射する。
通常弾よりも数倍速い《銃炎弾》に回避が遅れ、男の体を掠める。男の苦悶の声が漏れたが、構わずライトは連射を続けた。しかししばらく続ければ男は適応し、回避と紫電を纏ったナイフにより相殺されるようになってしまった。
「っ!」
回避と同時に男から紫電が放出される。ライトは《銃炎弾》の連射を中断することを余儀なくされ、回避する。今度は男が紫電を連射する番となった。
本来、弱い魔獣を一撃で仕留められるような攻撃魔法を使用することは困難だ。使用にはランクの高い神核と練達した魔力操作が必要になる。一撃放つだけで相当な集中力が必要なものだが、この男はそれを連射している。並大抵の冒険者たちから見れば卒倒ものだ。
――まぁ、それを言うならライトも同様なのだが。
ガンッ! ドバンッ! ドバンッ!
自らの正面に迫ってきていた紫電を左手の銃身で受け止め、そのまま右手の銃で《銃炎弾》を撃つ。既に数十発もの攻撃魔法を放っているが、その威力は衰えない。
まさか銃でガードされるなどとは思っていなかった男は回避が遅れ、左腹部に炎弾を受けた。鮮血が飛び散り、服と腹が焼ける音がする。手応えありだ。
「ライトすごい!」
「ガウッ!」
ティアとメラが後ろから称賛を送る。しかし、称賛を受けた当の本人はというと……。
(あっぶなっ! 運よく受け止められたからいいものの失敗してたら死んでたっスよっ)
超絶冷や汗をかいていた。銃身でガードする技術は今後練習必須だなと心に刻んだライトである。
「……こ、これに懲りたらもう襲おうなんて考えないことっスね! 大人しくお縄につくっス!」
男に銃口を向けたまま様子を窺う。大人しくなったかと思いきや、しかし男はマチェットナイフに紫電を纏わせ、更に身体強化により加速してライトに切りかかってきた。
「ちょっ! その傷で動くんスか!?」
不意を衝かれたライトだったが、身体強化を施し、同時に手足に炎を纏わせ、素早く接近戦に切り替える。ガキンッ! と甲高い音を響かせて銃とマチェットナイフが差し交わされ、炎と紫電が辺りに散った。
男は穴の開いた腹部の傷をものともせず、激しい剣戟を繰り出してくる。対してライトは銃身を使い、高い反射神経で往なしていくが、かなりギリギリだ。ガンナーという面でもそうだが、素早い雷魔法に対してパワー特化の炎魔法では接近戦は分が悪い。力づくで押し返そうとしても上手く往なされてしまう。
徐々にライトに切り傷が刻まれ始めたところで、横から一条の紫電が男に飛んできた。それに気づいた男は素早く飛び退り、ライトとの間に距離ができる。
「感謝するっス!」
「ガウッ」
的確な支援をしてくれたメラに感謝し、再び男に向き直る。男は傷から血を垂れ流し、恐らくそろそろ動きが鈍くなってくる頃だと当たりを付ける。
(勝てる……!)
そう確信し、再び《銃炎弾》を連射しようとして……。
ぐぎゅるるるる~
盛大にライトの腹の虫が鳴った。同時にカチンッと響く弾切れの音。
「……やばいっス」
「ライト……?」
一瞬の隙を突き、男が接近してライトを蹴撃する。咄嗟に銃身でガードしたため直撃は免れたが、身体強化と雷魔法によって強化された蹴りにより後方に思いきり飛ばされた。
「ッ……!」
「ライト、どうしたの!?」
心配したティアとメラが駆け寄ってくる。ライトは緩慢な動きで体を起こすとポツリと一言。
「……お腹が空いて力が出ないっス……」
「えっ」
「ボク、お腹が空くと魔法使えなくって……。さっき市長のご馳走断ったから何も食べてないじゃないっスか……だから……やばいっス……」
「うそ……」
話している間に男は一条の紫電を放ってきた。動けないライトを抱きしめて目をきつく閉じるティア。
「ガルゥア!」
メラが二人の前に守るように立ち塞がり、紫電を放出。多くの魔法が使えるメラだが、その代わりに威力は弱い。一瞬の膠着の後、相手の魔法の威力を多少は削ったものの相殺できず、メラに直撃した。
「キャウン……グルゥ……!」
「メラ!」
体を痺れさせ、それでも二人を守ろうと必死に立ち上がるメラ。男が再び紫電を放出し、それを迎え撃とうとするが、相殺しきれずそれも受けてしまう。不死鳥の回復魔法のため回復力はあるメラだが、それでもダメージの方が大きい。三度紫電を受け、ボロボロのまままた立ち上がる。
「メラ……だめ……死んじゃうよ……!」
瞳に涙を滲ませてメラを見つめるティア。その腕の中でライトが動いた。
「ボクが戦わないと……!」
「でもライト、魔法が使えないって……」
「そうっスけど、体はそれなりに頑丈っスからね。通常弾もあるし、二人が逃げる時間くらい稼いでみせるっス……!」
ふらつきながらメラの前に立つ。男と向き合い、力の入らない手で懸命に二丁の銃を握りしめようとする。
男が腕を突き出し、これで終わりだというように魔力を一層高めて紫電を放出しようとした、その時。
ビュォォォォォオオ!!
横から水平に竜巻が迫り、男に直撃した。竜巻が通った後の地面は綺麗に抉れている。竜巻の速度も合わさって、その魔法の威力、精度はギルド総長ゲオルグにも追随しているだろう。直撃を受けた男は見事に吹き飛び、全身を切り刻まれて壁に激突していた。
「不意打ちは性に合わんが、まぁ仕方ないか」
竜巻が飛んできた方向には青年が立っていた。触れれば切れそうな程鋭く輝く銀髪と、両耳のピアスが特徴的だ。歳はユリクスと同じくらいだろうか。ユリクスは綺麗な顔をしているが、こちらの青年は切れ長の目が特徴的なイケメンといったところか。ショート丈のジャケットや細身のパンツの上からでも体が引き締まっていることがわかる。
「あなたは……?」
ティアの問いに答えず、青年はじっと、ゆっくりと起き上がった男を見ていた。しばらくの間警戒しあっていた二人だったが、分が悪いと感じたのか男は素早く去っていった。あれだけの傷を負っていてまだあそこまで速く動けるとは、やはり油断ならない男だとライトは思った。
男が去っていった方向から青年へと視線を転じる。
「助けてくれたこと、感謝するっス」
「ありがとう」
二人からの感謝を受けて、青年はふんぞり返って言った。
「ふんっ、貴様らが随分とお粗末な戦い方をしていたから見ていられなかっただけだ。だが、助けてやったことに変わりはない。存分に感謝しろ」
「うわ、めっちゃ上から目線……。さっきの魔法の威力といい、もしかして鷲獅子の一族だったり……?」
「……何故わかった」
「おおう、めっちゃアホな人だ」
「だね。でもそれなら隠す必要もないかな。早くメラを治してあげないと」
ティアは傷だらけのメラを抱えて涙を流す。涙によって徐々にメラの傷は癒えていった。
「ほう、不死鳥の一族か。奴隷……というわけではなさそうだな」
「そうっス。ティアの姉御は奴隷じゃなくてボクらの仲間っス。それと、ボクはライト・タイガーナ。炎虎の一族の生き残りっス」
「ふんっ、見ず知らずの他人に自らの秘密を明かすとは馬鹿な奴だ」
「まぁ……お兄さんが鷲獅子の一族って知っちゃったしこれくらいは……」
「む……。他言はするなよ」
「もちろんしないっス。命の恩人だし。お兄さん、名前は?」
「貴様に教えてやる義理はない」
そう言い捨ててこの場を去ろうとする青年。しかし数歩進めた足を止め、振り返る。
「……どうしても知りたいというのなら教えてやらなくもない」
「いや別にどうしてもとは言ってないっス」
「いいだろう教えてやる。俺はイヴァン・グリファス。鷲獅子の一族だ」
「結局自分から名乗ってるし……」
「特別だぞ。有り難く思え」
「話通じないなこの人。でも感謝するっス。ありがとうっス、イヴの兄ちゃん!」
「貴様! 誰が兄ちゃんだ!」
「あ、そこは聞こえてるんスね」
「ライト、助けてくれたのにあんまりからかっちゃ悪いよ。……アホだけど」
「全く、助けてやったというのに礼儀を知らん奴らだ。……奴は解放者だ。気をつけろよ」
そう言い残して、青年――イヴァンは去っていった。
「いい人だったね」
「それにめちゃくちゃ強いっス」
「そうだね。……それにしてもライト、大事なところでお腹空くなんて……」
「うっ、面目ないっス……」
「……まぁ、戦えない私が言うのもね……」
「ん? 今何か言ったっスか?」
「ううん、なんでもないよ。まずは何か食べないとね。兄さんと合流しよう」
「そうっスね」
「ガウッ」
小さくなったメラをティアが優しく抱きかかえ、二人でギルドに向かって歩き出す。
「それにしても解放者がなんでボクたちを襲ったんスかね……」
「わからない……。兄さんなら襲われても大丈夫だと思うけど、早く教えてあげないと」
「そうっスね。あと、ギルドなら冒険者向けの宿の情報があるかもしれないっス」
「……なんで早くそれに思い至らなかったの」
「……すっかり忘れてたっス」
「「……」」
ティアの腕の中でメラが「ハフッ」と溜め息のような声を漏らす。実際、ギルドに到着し、宿の情報を求めるとすぐに教えてもらえた。今までの苦労はなんだったのかと肩を落とす二人。しかも、ギルドにユリクスの姿はない。
「なんっで兄貴はいないんスかー!」
「まぁ……兄さんだから」
「しかもこのギルドなんか雰囲気ヤバくないスか? なんでこんな戦々恐々としてるんスか?」
周りを見回すと、屈強な冒険者たちや職員たちが揃って何かに怯えるように震え上がっており、とてもじゃないが酒盛りや業務をしている雰囲気ではない。一体何があったというのだろうか。
「さぁ? 誰かすごい威圧感ある人がいたんじゃない?」
「へぇ、そんなすごい人がついさっきまでいたんスね。会ってみたかったっス」
そのすごい人が自分たちの兄貴分とは知らずにのんきに話す二人。二人がその事実を知るのはまだほんの少し先である。
「あら? あなたたち……」
「あ、さっきのお姉さん」
ティアたちに声を掛けたのは、先程ユリクスを迎えに来た支部長補佐であるアナだ。
「丁度良かったっス。兄貴がどこに行ったか知らないっスか?」
「あぁ、ユリクス様ね。それなら多分……依頼をこなすためにアドベンチャーズカフェに行ったわ」
アナが声を潜めて言う。それに倣ってティアとライトも声量を落とした。
「依頼? アドベンチャーズカフェ?」
「ごめんなさい。事情を知らないとわからないわよね。今支部長にあなたたちのことを説明してくるわ。ユリクス様の同伴者ならきっと話をしてくれるはずだから。少し待っていて」
そう言い残して奥の部屋へ入っていくアナ。
しばらくして許可が下りたようで奥の部屋に通された二人と一匹。そこで軽食を取りながらユリクスが受けた指名依頼について、そしてアドベンチャーズカフェについて話を聞くことになる。話を聞いた後、ユリクスがどれだけ不機嫌になったのか想像するのは容易い二人と一匹なのであった。
お読みいただきありがとうございます。
鷲獅子の一族の一族名は「グリファス」です。




