第1章設定資料(帝国編)
第1章設定資料(帝国編)
【人物】
シュトルフ・フォン・ベシュタター (25) 男
身長 174cm
体重 67.5kg
3サイズ B88 W80 H92
帝国暦454年4月18日、帝国領 皇帝直轄領 首都星フォルセティにて、ベシュタター子爵家の次男として生まれる。
帝国軍人ガレフ・フォン・ベシュタター(現伯爵)と専業主婦の母、外交官の兄がおり、父が伯爵位を下賜されたことにより子爵位を若いながらに継いだ。
13歳の頃、父の影響もあり帝国幼年学校へと進む。そこを卒業したあと、更に上の帝国士官学校へと進み、才人ぶりを発揮し17歳の時に飛び級で卒業。特例により帝国中尉の階級で後方勤務配属となった。
しかし、本人としては前線で武勲を上げたい欲があり、本人の強い希望に押された父の力によって帝国軍 特殊作戦軍へと転属となる。この時、お目付役として幼い頃から共に過ごしてきた従者のシュナイダーと一緒に行動するよう、父から厳しく言いつけられた。
特殊作戦軍に転属になって初めて着いたく任務は、連邦領においての世論操作であった。当時、連邦では主戦派が力を持っており、連邦・帝国双方が睨み合う前線では、一触即発の状態が続いていた。財政的に火の車になりかけていた帝国としては、前線に貼り付けている艦隊を維持するのがかなり大変であった為、特殊作戦軍に対して反戦扇動で連邦内部を混乱させたかった思惑がある。
偽造パスポートで連邦に入国したシュトルフとシュナイダーは、2年半もの間、連邦内部で作戦を遂行していた。世論が反戦に傾いたところで、【中立国家アルトワール連合】経由で帝国へと帰還した。帰還すると、特殊作戦軍司令部への登庁命令が出されており、シュナイダーと共に登庁すると大尉への昇進が言い渡された。
それ以降、連邦に混乱を与え、世論操作を行ったことにより、大尉→少佐→中佐→大佐へと着々に階級を上げていった。クロイツと初めて戦った『連邦辺境星系防衛艦隊 定期演習 襲撃事件』(帝国作戦名 西の月蝕)では、連邦所属民間輸送船に扮した帝国特殊作戦軍 作戦実行船団によって、辺境星系防衛艦隊 総司令官マティスと連邦軍部大臣ネリを亡き者にし、最後の最後でクロイツの猛攻を受ける結果となった。
この時使用された兵器(反物質生成 指向性照射装置Mk.239 )は、当時試作段階であり人体影響試験運用の為に本作戦で使われることになった。
西の月蝕作戦から帰還したシュトルフとシュナイダーは、試作兵器損失を謝罪する為、軍法会議にかけられることを覚悟して司令部へと向かった。しかし、待っていたのは感謝と祝福の言葉であった。また、本作戦の功績により、准将へと昇進することが決定された。
昇進と共に配属も変更となり、第2艦隊所属第3分艦隊司令官が新しい配属ならびに肩書きと言うことになった。
子爵家の次男が25の若さで分艦隊司令官というのは、帝国始まって以来の出来事であった為、帝国主要機関紙では一面に取り立たされる事になった。
いつも行動を共にしているシュナイダーとは幼い時からの付き合い。ただし、幼馴染ではなくあくまで主人と従者の関係である。長い付き合いである為、シュトルフとしては、気を許せる唯一の親友のような感覚を持っている。
シュナイダー・ハウスト (27) 男
身長 182cm
体重 77kg
3サイズ B90 W83 H87
帝国暦452年6月30日、帝国領 皇帝直轄領 首都星フォルセティに領地を持つベシュタター子爵家の従者であるハウスト家の家長フォレスト・シュナイダーとメイドの母との間に長男として生まれる。
代々ベシュタター家に従者として仕えてきたハウスト家に生まれたことにより、物心ついた時からそれ相応の教育を受けてきた。父と母より『ベシュタター家に泥を塗らない従者を心掛けるように』と厳しく言い聞かされてきた彼は、幼いながらもベシュタター家に忠誠心を持ち始めた。
そして従者として仕えるからには、主人を守る為に武器や徒手格闘技も使えなければならない。8歳になる頃からは従者としての訓練の他に軍事訓練もメニューに追加されてた。成人を迎える前には大人1人を軽々倒せるほどに上達していた。
帝国暦767年、成人を迎えたシュナイダーは1人の執事としてベシュタター子爵家次男シュトルフ・フォン・ベシュタターに仕えることになった。2つしか歳が変わらない彼をシュトルフは友達のように接してきた事に驚いたという。
シュトルフに仕え始めて半年が経った頃、彼が帝国幼年学校に入学する事が決まった。幼年学校はあくまで軍事用練校の為、寮生活を余儀なくされる。例え執事であろうとも一緒に来ることはできない場所である。シュトルフの荷造りをしていると、彼から一通の通知書が渡された。それには幼年学校は特別入学を認めるとの旨が記されていた。それは、シュトルフの父ガレフが幼年学校の校長に直接掛け合って取り付けたものであった。
その1ヶ月後、2人は帝国幼年学校へと入学した。2人は同じ寮室になり、屋敷にいる時と変わらない生活を3年間過ごした。幼年学校卒業時、シュトルフは首席、シュナイダーは次席で卒業した。2人はそのまま上級軍事教育機関である帝国士官学校へと入学する。主人であるシュトルフは、飛び級をして2年で卒業。シュナイダー本人は通常通り3年間在籍した後、次席として卒業した。
帝国暦771年、士官学校を卒業したシュナイダーは、少尉としてシュトルフのいる帝国軍 特殊作戦軍へと配属された。当部署は敵地工作や破壊活動等の裏の仕事を行う為、士官学校を卒業したばかりの新米士官が配属される所ではなかったのだが、シュトルフの父ガレフの権力により、シュトルフのお目付役として特例で所属することになった。
特殊作戦軍において、シュトルフと共に数々の作戦を遂行してきた事により、少尉だった階級が着々と上へと上がっていった。
連邦辺境星系へと工作を行いにいった時の功績により、当時少佐だった階級が一つ上がって中佐へと昇進した。それと同時に配属先も変更となり、第2艦隊所属 第3分艦隊副司令官として着任することになった。
ただ今27歳であるが女っ気が全く無い為、主人であるシュトルフや両親、現伯爵であるガレフからも心配されている。当の本人としては結婚など全く意識していないようで、もしするのであればシュトルフ様が結婚なされた後と言っている。
ガレフ・フォン・ベシュタター 男 (50)
身長 184cm
体重 93.7kg
3サイズ B125 W112 H100
帝国暦422年9月2日、帝国領 皇帝直轄領 首都星フォルセティのベシュタター子爵家領にて、ベシュタター子爵の長男として生まれる。
13歳の頃、帝国幼年学校へと入学。卒業後、高等教育機関である帝国士官学校へと進んだ。士官学校在籍時、文武共に大変優れた成績を残したということで、帝国皇帝の名において表彰と記念品を授与された経歴がある。
士官学校卒業後、帝国軍近衛連隊第一小隊副官として赴任する。この部隊は帝国皇帝やその家族、また皇族の住む邸宅や宮殿を警護したり、護衛をする皇帝直属の戦闘集団である。その為、帝国士官学校卒業生のうち比類なき好成績を残し、尚且つ士官学校校長や学校のある管轄軍管区司令官の推薦がなければ、入ることのできない超エリート集団である。ここへと配属されることが決まると、あとはエスカレーター方式で出世できることが確実だと言われている。
近衛連隊へと所属して2年後に現在の妻と結婚した。その間には、1年後に長男が3年後には次男が生まれた。
近衛連隊に15年間所属した後、大佐への昇進と同時に帝国軍 中部方面防衛艦隊司令部 参謀本部 次席参謀として転属することになった。そこへ配属されて5年後、少将へと昇進し帝国軍総司令部付 特別連合艦隊 第2艦隊司令官として転属することになった。この転属がガレフの人生を大きく動かすことになる。
第2艦隊司令官になって2年後、連邦領への大規模侵攻作戦が決行された。この作戦時に中核をなしたのがガレフのいる特別連合艦隊であった。当艦隊は次々と連邦艦隊を撃破し、連邦辺境星系に属する有人惑星の一歩手前まで近づいた。この時、クロイツの父が率いる連邦半個艦隊と衝突することになる。
ガレフ率いる特別連合艦隊第2艦隊は、総司令官の命により連邦半個艦隊を包囲殲滅する。この時の戦功により、中将への昇進が帝国参謀本部によって決定された。
ガレフの奮戦虚しく、帝国軍は作戦を完遂することなく帰還することになった。だが、敵艦隊殲滅の功績は大きく、ガレフは皇帝より勲章と褒賞として爵位が下賜されることとなった。
帝国への帰還後、もともと所有していた子爵位を次男であるシュトルフへと譲ると、皇帝より下賜された伯爵位を名乗る様になる。
配属部署も後方勤務である、帝国軍参謀本部幕僚として転属することになった。この時、歳は40を過ぎようとしていた。歳を取るにつれて体力の衰えを気にしていたガレフ自身にとっては最高のタイミングであった。
参謀本部幕僚となった今でも身体作りは毎日欠かさずやっており、同じ年の男性と比べても筋肉量や新陳代謝は驚くほど素晴らしいプロポーションである。
ちなみに、近衛連隊配属時からのアダ名は『グリズビー』である。その謂れは大きな図体と、相手を1発で失神させる豪快な手腕であるため。
ヴェレス・フォン・ヘルマン 男 (60)
身長 179cm
体重 83kg
3サイズ B98 W82 H99
帝国暦412年5月3日、帝国領 ヘルマン伯爵領 ハンブルク星系 首都星ヴァンツベックにて、帝国軍第3艦隊総司令官の父と有力貴族の娘である母との間に生まれる。
13歳の時、帝国幼年学校へと入学。この年齢にしては平均以上の体格をしていた為、上級生よりイジメを受けそうになるが父親の部下に徒手格闘技を少し習っていたので返り討ちにしてしまう。学校内での暴力行為(ヴェレスとしては正当防衛)が問題となり、1週間の停学処分を入学3ヶ月目にして受けることになった。事件後の学校生活は、順風満帆であった。入学早々、上級生をボコボコにした新入生に絡みに行く輩が現れなかったからである。
幼年学校をいたって平凡な成績で卒業した後、伍長階級で第4艦隊所属の駆逐艦乗務員として配属される。配属されてから3年間、戦闘などの危険任務に就く事なく父親の勧めで上級教育機関である帝国士官学校へと入学する。この時、階級は軍曹まで上がっていた。
幼年学校を卒業して、駆逐艦勤務となっていた時も毎日欠かさず徒手格闘や筋トレをしていたお陰で、18歳にしては十分すぎるほどの筋力と体力がついていた。その努力の結果が発揮されるのはそう遅くはなかった。
士官学校入学してすぐに待ち受けていたのは、森での1週間サバイバル実習であった。何の訓練されていない者たちが1週間もの間、サバイバルするのは自殺行為以外何ものでもないのは明白であった。ただし、士官学校も教育機関である為、引率や救護として教官が同伴するが、危険な行為や死に繋がること以外は口を出さない決まりであった。その為、1週間無事に過ごせた者は100人中数人しかいない。その中にヴェレスは居た。それも唯一無傷で。結果、学校の教官陣達からは一目置かれる存在となった。
士官学校生活では、学力もさる事ながら体力も重要になってくる。入学後も日々のトレーニングは欠かす事なく、徒手格闘を担当する教官を捕まえては手合わせを行うほどの真面目さであった。
部隊運用と作戦立案の授業では、『AAA』の成績を唯一残した生徒として伝説となっている。ちなみに未だその記録を更新した者、並んだ者はいない。
士官学校を卒業した後、少尉階級で帝国軍 特殊作戦軍へと配属される。これは本人の配属希望通りである。宇宙でチンタラするよりも敵を直接ボコボコにしたいという考えが彼の頭にはあったからである。頭はもちろん良いが、筋肉に魅了された1人の筋肉バカだと親しい者達からは言われていた。
特殊作戦軍にて数々の作戦を立案・実行してきたお陰で、元帥の1階級下である上級大将まで登り詰め、士官学校卒業後から所属していた特殊作戦軍の司令長官の椅子を手にする事が出来た。この時なんと45歳である。淡々と階級と実績を残して、上へ上へと登っていった彼は同期の中からも尊敬の眼差しで見られている。
妻との間に三人の娘が居るが、上2人は既に結婚しており、残っている15歳の末娘を現在溺愛している。
「何があっても嫁にはやらん。欲しいなら力尽くで奪いに来い」
と酒の席で酔って豪語しているため、ヴェレスを恐れて誰も「娘さんをください」とは言ってこない。実の所、それで末娘が苦労している事をヴェレス本人は気づいていない。
ケルト・ランツェン 男 (64)
帝国領 皇帝直轄領 首都星フォルセティにある老舗の嗜好品店を営むただの主人。
顔の広い男で、政府の上層部にも顔が効く謎の親父。その為、政府の市民監視の為の諜報員という噂が流れているが、そんなことはなく、ただ客として来た人がたまたま上層部の人であったというだけである。
貴重な酒や最高級品質のタバコを取り扱っている。その入手ルートは国家機密並みにベールに包まれている。
シュトルフやシュナイダーは幼少期から知っている為、孫のような存在として見ている。




