第26話 談笑
魔法戦争 チェインストーリーそれは因果を紡ぐ救いの物語
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第26話 談笑
「夕飯出来たで〜」
ローシャが食事を持ってくる
「この魚、美味しそうですね!」
ローシャの料理は前と比べて随分と進歩したようだった
「探して見たら料理の本もぎょうさんあったから暇な時に読んどったんや」
他の参加者が聞いたら魔法戦争中に何をやってるんだと呆れそうだが智也は例外である
「それじゃあいただきます!」
「沢山作ったから遠慮せんで食べてな、それで戦いの話聞かせてや」
安倍晴明を中心に起こった三対五の幻想種までもを巻き込んだ戦いの行方を僕は事細かに伝えた
「へえ、あいつも色々大変やったんやな、あと幻想種を倒さなあかんなら良かったわ」
「良かったって何がですか?」
「智也がおらん間にうちも一匹倒したんよ、名前は確か...幻想の担い手ガレアスやった」
「ガレアスを1人で倒したのかい?彼の様子はどうだった?」
その名前にユリアが食いつく
「普通やったよ、ただ魔力が足りないとかでうちらから奪い取ろうとしてたみたいやったけど返り討ちにしてやったで」
「時の水晶の魔力の解放は?」
「してこうへんかったよ、なんでもそこまでするほど堕ちてないとか言うて」
「流石はガレアスだ、そんなガレアスを倒すなんてローシャもやるじゃないか」
「ガレアスってそんなに強いの?」
「魔法という存在の真価を幻想種の中では一番引き出せるのが彼なんだ、だからついた異名は幻想の担い手、でもそんな彼も宝石魔法は知らなかったのかもね」
知らなければ対応のしようがない、その点においては無数の側面を持つ宝石魔法は苦手とするものだったのかもしれない
「そうやったんか、そんなんに勝てるなんてうち実は凄いのかもしれへんな」
「ところで何処で幻想種に会ったんですか?」
「なんか石で出来た家が沢山ある所やで、いきなり攻撃されたからビックリしたわ」
「それって住宅街...」
「なんや智也知っとるんか?」
「僕が元いた世界の断片です、こっちに飛んでからは直ぐに逃げちゃったので全然居なかったんですけどね」
「随分壊してもうたけど大丈夫やよな?」
「問題無いと思うよ、この世界に現れる参加者の世界の断片はあくまでも存在を繋ぎ止めるための媒介みたいなものだ、召喚されて暫く経った今なら無くなったとしてもなんの問題にもならないよ」
「良かったわ〜、うちのせいで智也が居なくなってもうたらこの先どうすればいいかわからんところやったわ」
その時ユリアが動く
「何処行くの?」
「ちょっと外の風に当たってくるよ、2人の様子も気になるしね」
「何かあったらすぐに逃げてくるんやで〜」
森の中
「やあ、こんなところで野宿でいいのかい?」
「入る家が無い人への嫌味かしら、それとも宿でも用意してもらえるの?」
「残念だけど今夜は厳しいかな、ボクとしても智也がローシャと決着をつける前に彼らには悔いを残してほしくないからね」
「その意見には同意よ、13番目を倒した時の2人のチームワークは素晴らしかったわ、きっとお互いに信頼してるのよね」
「アスそれ言っていいの〜?」
「しまった!内緒にしてたんだった!」
「智也は気付いてないみたいだけどボクはとっくにお見通しだから安心しなよ、ボクらが宝石の庭に入ってすぐ後くらいから監視の使い魔を飛ばしていたのは君だろう?」
「なんだ、バレてたのね」
「魔力に覚えがあったからね、それに君ならそろそろ動くと思ってたよ」
「残念だけど私はあなたほど私の事を理解してないわ、だけどこれ以上干渉は出来ない、今夜はそろそろ帰りなさい」
「そうさせてもらうよ、また明日会おう忘却の姫」
今回の話は智也のいなかった間にローシャの身に起こった事、そしてメディカとユリアの対話でした
この先が1つの道筋に繋がっているなんて誰も決めていません、いよいよ戦いが動き出します
ではまた次の物語で




