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G.G.M 〜グレートゴーレムマスター〜  作者: 甲羅に籠る亀


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79話

 箱庭の出入り口から外に出たゴーレム部隊はゴーレム4号機の案内で機械人形たちの元に移動を開始する。


 先頭を盾役のゴーレム2号機が移動を行ないその後ろをゴーレム1号機たちが付いて移動をしていく。


 そうして移動した先に機械人形たちが集団で移動していた。


 運が良いことに背後だからかまだ機械人形たちはゴーレム部隊には気が付いていない様子だ。


 これならゴーレム1号機たちの武装である単発式のロケット砲を迎撃されることなく機械人形たちに命中させられるだろう。


 そして俺の予想通りにゴーレム1号機たちがゴーレム2号機の前に出てロケット砲を機械人形たちに向けて発射した。


 次々にロケット砲は機械人形たちの無防備な背中に命中してロケット砲の爆発による爆炎が発生する。


 全弾撃ち終わったゴーレム1号機たちはロケット砲の発射を終了したが爆発の爆炎が収まるのを待つことになった。


 そして爆炎が収まって機械人形たちがどうなったかを確認することが出来るようになるとゴーレム2号機を先頭にして機械人形たちのところに移動を開始した。


 「原型はあるけどこれでもバラバラになるんだな。」


 「あれほど撃ち込めばそうなると思いますよ、マスター。」


 「そっか、そうなるか。でもそうなると大変だな。回収するのが大変だとドロップアイテムに変化するのを待つことになるぞ。」


 「使い方を考える必要があると言うことですね。」


 「そうなるな。そこのところはレムに任せるぞ。」


 「分かりました。任せてください。」


 ゴーレム5号機のロケット砲の時よりはマシだけど今回も機械人形たちはバラバラになったことでロケット砲の使い方を考える必要性が出ててきた。


 流石に20発以上も受けることになればバラバラにだってなるだろう。


 今後はロケット砲の使用方法も変わって機械人形をこうまでバラバラにすることはなくなるだろうが、まあすぐには変わらないかもしれない。


 それに今回も前回もそうだが機械人形たちがロケット砲の迎撃を行なえていなかったからここまでダメージを与えられたと思う。


 放たれたロケット砲の迎撃も機械人形のアサルトライフルなら問題なく出来るはずだからだ。


 今後はどう言う風にロケット砲を使っていくのかが重要になってくるだろう。


 ドロップアイテムに変化したのを確認したゴーレム部隊がいつでも戻って来られるように箱庭の出入り口を開いておく。


 ドロップアイテムを回収した後はまた他の戦場にゴーレム部隊は向かうことになる。今もゴーレム4号機が機械系モンスターを発見して待機しているのだから。


 「ドロップアイテムに変わりました。回収したので帰還します。」


 「ドロップアイテムを受け取ったらすぐに次の場所の入り口を開いておくよ。」


 次々に帰還するゴーレムたちから俺は機械人形のドロップアイテムを受け取ってアイテムボックスに収納しながら次の機械系モンスターの場所の近くに箱庭の出入り口を開いて置いた。


 続々とゴーレム部隊は箱庭の出入り口を通って次の戦場に向かっていく。


 次の戦場の機械系モンスターも機械人形しかいない場所だが、今回は機械人形たちの背後を突いて攻撃をすることが出来ないので先ほどのようにロケット砲でバラバラに破壊して一掃することは出来ないだろう。


 だからこそロケット砲をどう使うのかが重要になりそうだが、それとは別にゴーレム5号機たちの戦闘能力を確認するのに使うかもしれない。


 どんな戦いになるのかは隣のレムの指揮次第という訳だが、どちらにしても機械人形だけならゴーレムたちが破壊されて全滅するなんてことはないだろうな。


 「戦闘が開始しますよ、マスター。」


 「うん、そうだな。どうなるのか見て置かないとな。」


 今の戦場はゴーレム部隊が機械人形たちからアサルトライフルを向けられている状況だ。


 先頭のゴーレム2号機たちが大盾を構えているからアサルトライフルを放たれても問題なく防いでくれる。

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