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G.G.M 〜グレートゴーレムマスター〜  作者: 甲羅に籠る亀


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78/84

78話

 昨日で物資の回収作業は終わったので今日からは機械系モンスターの異界から出て彷徨っている機械系モンスターを倒していくことになる。


 新しいゴーレムや武装がなくても機械人形も量産型強襲機械兵も一応は倒せるので問題はないが、今回はゴーレム5号機と新しい武装がどこまで役に立つのかを色々と確かめて貰いたいところだ。


 早速俺は箱庭の出入り口からゴーレム4号機を飛ばして機械系モンスターの索敵を行なわせる。


 そうしてゴーレム4号機が見つけた機械系モンスターのところに向けて箱庭の出入り口を開くことでゴーレム部隊が歩き回らずに済むということだ。


 ゴーレム4号機たちが一斉にビルの屋上から飛び立って周囲の機械系モンスターを探し始めて5分もせずに早速機械系モンスターの集団を発見した。


 今回の機械系モンスターは機械人形だけの集団だった。


 これならゴーレム5号機も含めて新しく作った武装の実験にでも機械人形たちにはなって貰うとしよう。


 早速俺は機械人形たちの近くに箱庭の出入り口を開いた。


 「それでは出撃です!」


 隣でレムがゴーレムたちに指示を指揮強化の指揮棒を振るって出した。


 ゴーレム部隊は一斉に箱庭の出入り口から外に出ると、箱庭の出入り口からそれほど離れていない位置にいる機械人形たちに攻撃を仕掛け始める。


 最初に攻撃を仕掛けたのはゴーレム5号機たちからだった。


 ゴーレム5号機サイズのアサルトライフルから放たれる弾丸が機械人形たちを襲う。


 「かなりの威力だな。」


 「ですね。」


 ゴーレム5号機のアサルトライフルを受けた機械人形たちはそれだけで人工皮膚の下の機械の身体に大きなダメージを受けていた。


 このままゴーレム5号機のアサルトライフルだけでも充分に機械人形たちを全滅させられそうだ。


 だけど、それだけでは他の新しい武装を試せないからか、ゴーレム5号機たちはアサルトライフルを放つのをやめた。


 倒せてはいないがかなりのダメージを受けている機械人形たちのところにゴーレム5号機の両肩に設置されたロケット砲が放たれる。


 4発ずつ込められているロケット砲から全弾放たれたロケット砲は機械人形に次々に命中して爆発が起こった。


 そうして爆風が消えていくのを待ち爆風が消えたところにはバラバラになった機械人形たちの残骸だけが残されていた。


 「ここまでの威力になるのか。」


 「元々アサルトライフルで受けていたダメージもあったからだと思いますが、ああまでバラバラになってしまうと回収が大変ですね。」


 「そうだな。機械人形ならロケット砲は必要なさそうだし、ロケット砲は量産型強襲機械兵にだけ使うことにするか。」


 「それが良いと思います。ですが、1号機用のロケット砲を機械人形に使った場合の結果は確かめた方がいいかと。」


 「そうか。レムが言うなら次の機械人形には1号機のロケット砲で攻撃を行なおうか。」


 「はい。次はそうします。」


 今回倒した機械人形たちはバラバラだからドロップアイテムに変化するのを待ってからドロップアイテムだけを回収することになった。


 そうしてドロップアイテムを回収したゴーレム部隊は一度箱庭に戻ることになり、そこで俺はゴーレムたちから今回の機械人形のドロップアイテムを受け取ってアイテムボックスの中に収納した。


 「マスター。次の一団を発見しました。」


 「分かった。入り口を開くぞ。」


 俺は次の機械系モンスターの集団の近くに箱庭の出入り口を開いた。


 開いた箱庭の出入り口を通って機械系モンスターたちを倒しにゴーレム部隊が向かったのを見送ると、俺は今回の機械系モンスターがどんな一団なのかを確認した。


 今回も機械人形たちだけの集団だったので今回の戦いでゴーレム1号機用のロケット砲の威力を確かめられるだろう。

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