77話
兵器の解析をするのは当分は難しいだろうと思う。何故なら今のところほとんどのゴーレムの戦力が機械系モンスターの異界に関することに向かわせているからだ。
それにモンスターが現れるような状況で自衛隊の基地にゴーレムを向かわせてもモンスターと勘違いされて攻撃される可能性が高いだろうし。
当分は今のゴーレムたちで異界のモンスターをどうにかしないといけないところだけど今回の機械系モンスターの異界のお陰でボディも武装もかなり強化された。
通常のモンスターならゴーレムを増やして数で押し切ることも出来るし問題ないだろう。
問題はボスモンスターだ。
通常の機械系モンスターでもかなりの強さを持っているのに、そうなるとボスモンスターはもっとかなり強いはずだ。
どれだけの強さなのかは分からないけど蟻モンスターの異界のことを考えると、最低でも中級ゴーレムコアのゴーレムで数だって500〜1000くらいの数が必要なのではないだろうか。
そんな事を考えているとレムが話しかけてきた。
「マスター、物資の回収が終わったそうです。次に向かわせるのでお願いします。」
どうやら考えている間にゴーレムたちがまた店舗の物資の確保を終わらせたようだ。
「分かった。開くのはどこでもいいか?」
「問題ありません。」
それならと次に箱庭の出入り口を開くのはそこそこ大きめのスーパーだ。スーパーはこれで最後だな。
「開いたからゴーレムを向かわせてくれ。俺は回収してきた物資の回収をしてくる。」
「分かりました。何もないでしょうがお気を付けてください。」
「分かってる。」
俺は家を出ると庭に積み上げられた物資をアイテムボックスに収納していく。その際に物資の山が崩れないように気を付けながらアイテムボックスに収納を行なった。
それからも俺はゴーレムたちが物資を集めたらアイテムボックスに回収し、それが終われば家に戻って座りながら回収した物資を解析するかを確認して行った。
そんな時間を過ごして夕方頃には飲食店や誰かの自宅と言った場所以外の食料のある場所の探索は終わった。
今回のことでだいぶ色々なところから様々な物資の確保が出来て俺としても今後のことを考えると安心だ。
問題があるとすれば物資を盗んだと言うことだけど、こんな緊急事態なのだから多めに見て欲しいところだ。
何かしらの罪に問おうとしてきたのなら今後のことも考える必要がありそうだけど、それはその時にでも考えれば良いことだろう。
とりあえずは明日からは機械系モンスターの異界の出入り口に入る為に異界の出入り口から出て来た機械系モンスターを倒して魔石集めをして行こうと思っている。
「マスター。夕食が出来ました。食べられますか?」
「うん、お願い。」
「では用意しますね。」
考え事をしている間に夕食の時間が来てしまった。
テーブルに料理が盛り付けられた皿が並べられていく。
それから俺は夕食を食べながらゴーレム1号機でも使用可能な量産型強襲機械兵を倒せる武装をどうするかをレムに相談することにした。
「量産型強襲機械兵を1号機の武装で倒すとなると5号機のロケット砲を1号機でも使えるようにするのが良いのではないでしょうか。」
「やっぱりそうなるか。」
レムの言うように量産型強襲機械兵を倒すとなると、他にはゴーレム3号機の酸弾砲を持たせるくらいしか思い付かなかった。
でもロケット砲なら4発積み込まれているところを1発だけにすることでゴーレム1号機でも持ち運んで使用も可能な武装にすることが出来そうだ。
そうして出来た武装がこれだ。
手持ちロケット砲バージョン1.00
装弾数1
魔力を消費することで弾倉を装填可能
これで作る武装のレシピも出来たことだからと、明日からはゴーレムたちのボディを変えるのも忘れずに武装の方も追加して行こうと思う。




