76話
今日は朝からゴーレム部隊を送り込んで物資の確保を行なっていた。
「順調に集められてるね。」
「はい。この調子なら今日中に終わりそうですね。」
朝から始めた物資の確保は今日だけでもう5店舗目だ。物資の確保の目標にしている店舗は残りはもう10店舗もない。
このまま物資の確保が進めば何事もなければ今日中には物資の確保は終わるだろう。
そうなれば次は異界の出入り口を中心に今も異界の出入り口から外に出ている機械系モンスターたちを倒すことだけだ。
異界の中に突入する為にも異界の出入り口の周辺にいる機械系モンスターをある程度倒す必要がある。
その為にも中級魔核を集めてゴーレムコアを中級にして戦力を集めて戦わないといけない。
とりあえず戦力として最低でも30機分の中級ゴーレムコアを搭載したゴーレムは必要だと思う。
今までの分も合わせれば30ならすぐにでも集まるくらい少ない量だけど、中級ゴーレムコアを搭載するゴーレムのボディや武装も考える必要がある。
機械人形もそうだが1番は対量産型強襲機械兵に通用する武装を作ることだ。それもゴーレム1号機の武装として。
今のところ1番数の多いゴーレムがゴーレム1号機だ。だからこそゴーレム1号機用の武装で量産型強襲機械兵を倒せるようになれば機械系モンスターの異界の中でもゴーレム1号機が中心になって活動が可能になるだろう。
まあ、そんなゴーレム1号機用の武装を考えるのは、まだ機械系モンスターの異界の出入り口に攻め込まないので少し考える時間はある。
そこのところはレムと相談しながらゴーレム1号機にも使える武装を考えようと思っている。
「三班の部隊が物資の確保終わったようですよ、マスター。」
「あそこのコンビニか。分かった。じゃあ三班には次の場所を探索させてくれ。」
「分かりました。箱庭経由で向かわせます。」
他にもまだ物資の確保を行なっている場所があるのでそちらにゴーレム部隊を向かわせるように指示を出すレムを置いて俺は集まった物資をアイテムボックスの中に入れることにした。
籠に入れられているのは腐っていない食べ物を中心に保存の効くお菓子や飲み物それに色々な物が積まれている。
そんな物をアイテムボックスにまとめて収納してしまうが、これは後でアイテムボックスに仕分けしなくても良いからだ。確認は必要だけど。
「よし終わり。戻るかな。」
アイテムボックスに収納し終わった俺はレムの居る家に戻ると、ここから先ほど回収した物資の中で解析した方がいい物を確認していくことになる。
でもこれでコンビニ自体は4軒目だ。
だからコンビニで手に入る物資で解析してゴーレムマスターの力で増やしたり作ったりするような物はほとんどないだろう。
それでももしかしたらあるかもしれないので確認するのは必要なことだ。
「やっぱり解析するような物はなかったか。」
「マスターの解析が必要になる物は最初の方でほとんど確保しましたからね。解析が必要になるとしたらもっと重要な場所を探す必要があると思いますよ。」
「何処かの研究所とか自衛隊の基地とか?」
「そうですね。そう言った場所の物なら解析する必要が出てくると思います。特に戦闘機や戦車に戦艦などは是非解析して我々が使えるようになりたいです。」
「確かにそれらを解析出来ればかなりの戦力になりそうだな。」
通常ならモンスターに効果がいまひとつでもゴーレムマスターの力で武装なりゴーレムにするのならモンスターに対しても効果的になる。
それらを解析することが出来れば機械系モンスターの異界の攻略にもかなり役立つだろうけど、そんな物を解析することが出来るのはかなり難しいだろう。
今も自衛隊は活動しているので放置された物を回収するのは問題になりそうだし、それにバレないように解析するのなら俺が直接出向かないといけないと思う。




