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G.G.M 〜グレートゴーレムマスター〜  作者: 甲羅に籠る亀


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71/84

71話

 それからもスーパーやコンビニだけじゃなくて薬局や弁当屋などの飲食店にも食料品を集める為にゴーレムを向かわせた。


 それ以外にもレムが提案した本屋や電気屋なども回って回収することが出来る物は出来るだけなんでも回収していた時のことだった。


 「マスター、緊急事態です!」


 「何があった!」


 いきなりの緊急事態と言うレムの発言に慌ててレムの方に顔を向けた。


 「4号機が生存している生き物を発見しました!」


 「生きている人がまだ居たのか!」


 これまでのゴーレムたちの探索では生きている人は誰1人として見つけられなかった。


 閉じ籠って隠れていたのだろう人も探し出されて殺されているのが発見されていた生きている人が見つかったことに驚いてしまった。


 「この4号機です。」


 どのゴーレム4号機が生き残りの人を見つけたんだとレムに教えられたゴーレム4号機の映像を確認した。


 そこに映し出されていたのはぐったりとした姿で横たわって浅く呼吸をしている犬や猫の姿だった。


 「ここってペットショップ?」


 「マスター!まだ生きています。助けましょう!」


 「お、おう。分かった。」


 ここまでレムが興奮して言うのなら助けることにした。


 俺はペットショップの近くに箱庭の出入り口を開いたことでゴーレム1号機たちがペットショップの中に入り込んでいく。


 「マスター、ポーションの使用許可をお願いします。あれなら弱っていても助けられるはずです。」


 「ポーションか……まあほとんど使わないからな、許可するよ。」


 「ありがとうございます!それでは用意して来ますね!」


 ポーションを仕舞っている冷蔵庫の中に向かってしまう。


 「あれほどレムが興奮するなんてな。アイテムボックスの中のポーションも用意しておくか。」


 戻ってきたレムにアイテムボックスの中のポーションも渡すと、レムは連れて来られるだろう犬や猫をすぐに助ける為にか、箱庭の中の箱庭の出入り口が開いている場所に向かっていく。


 俺もそんなレムの後をついて外に出ることにした。まあ外と言ってもすぐ側の庭なんだけど。


 レムの後に付いて行けば既にゴーレム1号機に救出された犬や猫の姿がそこにあり、犬や猫はぐったりとしていて身体も少し痩せているのが見える。


 「それにしてもよく生きていたな。」


 どうやって生きていたのかは分からないけど生きているのなら助けようと思う気持ちになってはくる。


 レムがそれぞれゴーレム1号機たちにポーションを渡して犬と猫たちにポーションを飲ませ始めた。


 ゆっくりと口の中に流し込まれるポーションの効果が出てくるまでの間に、他のゴーレム1号機たちが犬や猫用のペットフードの用意をし始めている。


 ポーションで多少の元気が出たら用意したペットフードを食べさせる気なのだろう。


 「レム、そいつらどうするんだ?」


 「マスター……その、飼っては駄目でしょうか?」


 住む場所は箱庭を新しく犬用や猫用に作ればいいから問題はない。問題があるとすれば餌くらいだろうか。病気になったとしてもポーションがあるから治せるし。


 「ちょっと待って。調べるから。」


 「分かりました。」


 俺はペットフードを解析してゴーレムマスターの力で作り出せないかを確かめることにした。


 一応だけど肉や野菜なんかもゴーレムマスターの力で出そうと思えば出せるけどそれが食べられるかどうかは確かめていない。


 とりあえずはアイテムボックスに入れて解析を行なってペットフードを作れるかを確かめる。


 「出来はするな。あとは食べられるかどうかだけど。」


 ゴーレムマスターの力で作り出したペットフードを持ってレムに聞いてみることにした。この作り出したペットフードを食べさせるかどうかを。


 「このペットフードを食べさせても良いと思うか?」


 「問題ないと思いますよ。マスターのゴーレムマスターの力で作り出したのならマスターでも食べられる物になりますから。」


 「そう言うの分かるの?」


 「ええ、私はマスターの力で作られた物ですから。」

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