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G.G.M 〜グレートゴーレムマスター〜  作者: 甲羅に籠る亀


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70話

 新しいゴーレム3号機と大型ゴーレム3号機のレシピの内容をレムにも確認して貰っている間にゴーレム4号機が食料品があるスーパーの1つに到着した。


 スーパーの周りには多くの人の遺体が転がっているのが見えて顔を顰めてしまう。


 異界が開いたのがお昼時だったからこれまでも多くの人の遺体がゴーレムの映像にも映っていたが見て見ぬふりをしていた。


 でもここまで遺体に近寄ったせいで間近で見ることになってしまった。


 映像越しだからまだ平気だけどこれが目の前にあったとしたら吐いてもおかしくはないと言うか吐くだろう。


 映像に映る遺体になるべく視線を向けないようにしながら俺は箱庭の出入り口を開くのに良さそうな場所を探すことにした。


 「割れてるところがあるな。」


 スーパーの窓ガラスが割れているところを発見した。よく見れば銃撃を受けた痕からひび割れて割れてしまったのだろう。


 俺はその割れているところを通るようにゴーレム4号機に指示を出してスーパーの中に入らせていく。


 「これもしかして中にまで入って来ていたのか?」


 どうもスーパーの中にも倒れている人の姿があり、その倒れている人たちはみんな死んでいて遺体だ。


 「もしかしたらモンスターが中にまだいる可能性があるな。レム、その事を覚えておいてくれ。」


 「分かりました。ゴーレムたちには警戒させますね。」


 俺は箱庭の出入り口を広めのスペースが空いているところに開いたことで、これでゴーレムたちがスーパーを探索することが出来るだろう。


 スーパーの中の探索をすると考えるとゴーレム1号機を中心にして探索していく必要がある。


 今回は他のスーパーやコンビニなどの食料品がある場所を同時に探索する必要があるので、向かわせるゴーレムの数は考えないと行けないが、それを考えるのはレムだから俺はそこまで深く考えなくて良いだろう。


 今もレムは指揮強化の指揮棒を振るってゴーレムたちに指示を出しているし、映像には続々とゴーレム1号機を中心にスーパーの中の探索を行なっているのが見える。


 「マスター、他のところも続々と目的地にたどり着いたみたいですよ。」


 「あ、そうみたい。じゃあすぐに用意するから入り口が開いたら向かわせてくれ。」


 「はい、マスター。」


 俺はゴーレム4号機たちがたどり着いた映像を確認して箱庭の出入り口を開くのに良さそうな場所に次々に箱庭の出入り口を開いて行った。


 それからのことだけどゴーレムたちが次々に食料品だけじゃなく雑貨も含めて色々な物を箱庭の中に運んでくれた。


 その際に使われるのがスーパーによくある籠に食料品などが入った状態で箱庭の中に持ち運ばれている。


 俺はそうして次々と運ばれて来ている食料品などをアイテムボックスの中に収納して行った。


 アイテムボックスの中に仕舞えば腐ったり鮮度が落ちたりすることもないからだ。


 他にも雑貨や衣服なども売られていたスーパーに隣接されていた店舗からも回収された物もアイテムボックスに収納していたのだがレムがその時に話しかけてきた。


 「マスター、少し良いですか?」


 「どうした、レム。何かあったのか?」


 「いえ、緊急の事態はありません。ですが衣服なども含めて回収した物品は解析をお願いしたいのです。」


 「解析を?」


 なんでだろうと疑問に思って聞いてしまう。


 「はい。ゴーレムマスターの力で解析した情報なら私たちゴーレムにも情報を確認することは可能です。ですから解析した物で作ることが可能な物ならゴーレムたちでも素材や道具があれば作れます。ですので解析して欲しいのです。」


 「なるほどな。分かった。それじゃあ解析するよ。」


 「ありがとうございます。」


 俺はレムに言われた通りに解析を食料品も含めてまとめて今回ゴーレムが回収してきた物はすべて解析していくのだった。

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