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G.G.M 〜グレートゴーレムマスター〜  作者: 甲羅に籠る亀


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65話

 それとは違ってロボットのモンスターがいる方はロボットのモンスターが武器に弾丸を装填したせいで不味いことになるかもしれない事態になっていた。


 ゴーレム2号機たちが中心になってゴーレムたちにロボットのモンスターの武器が向かないようにしていたのだが、それもロボットのモンスターが自身にも被害が出るくらいの至近距離でロケット砲を使ったことでゴーレム2号機たちに大きな被害が出てしまったのだ。


 箱型のロケット砲に込められていた4発のロケット砲が放たれた結果、ロボットのモンスターの近くで戦っていたゴーレム2号機たちの大盾は大破しており、ゴーレム2号機たちのボディにも最低でも中破しているゴーレム2号機の姿も見受けられる。


 ゴーレム2号機たちと同じようにロボットのモンスターの方も被害は出ている。ロボットのモンスターのロケット砲の付いていた肩が吹き飛んで外れていた。


 これでロボットのモンスターの攻撃手段が減ったとしてもまだアサルトライフルは残っているし、アサルトライフルがなくても今のゴーレム2号機たちでは大盾を持っていないからロボットのモンスターの腕で攻撃されだけでも戦闘不能にされてしまうだろう。


 「レム、これはヤバいんじゃないか?」


 「そうですね。ですが、今なら倒せる可能性も出て来ました。犠牲はある程度考えれば大型機械のモンスターも倒せると思います。」


 ここからどうやって倒すんだ?と思いながら俺はレムが大丈夫だと言うので黙って見守ることにした。


 すると、中破したゴーレム2号機も含めてゴーレム2号機たちが一斉にロボットのモンスターの残っている腕に飛び付いて、ゴーレム2号機たちの重量でロボットのモンスターの腕を押さえ込もうとしているようだ。


 それでロボットのモンスターの腕を抑え込めるのか?と思っていると案外抑え込めていた。


 「あれ?ロボットのモンスターはかなり力があると思っていたがそうでもないのか?」と無意識に声を出していたのをレムに聞かれてしまう。


 「ロケット砲の自爆の影響ですよ、マスター。流石にあんな至近距離でロケット砲を爆破させればダメージがあるでしょうからね。このまま私の予想通りに行けば倒せます。」


 自信があるように答えるレムに俺は映像を見ながらどうやってロボットのモンスターを倒すのかを見ることにした。


 腕を抑えられてもアサルトライフルを放つロボットのモンスターだったが、他の場所にも残っているゴーレム2号機たちが動きを止める為に貼り付き始めた。


 「ん……?」


 映像を見ているとゴーレム3号機たちが動きを抑え込まれたロボットのモンスターの身体を登り始めている。


 ゴーレム3号機たちは何をする気だ?


 ゴーレム3号機たちが何をするのかを見ていると、ロボットのモンスターの身体のあちこちに張り付いているゴーレム3号機たちがほとんどだが、その中でも少数のゴーレム3号機がロボットのモンスターの壊れた肩から内部に入り込もうとしていた。


 「なるほど!内部に入り込ませてゴーレム3号機に倒させるんだ。」


 「酸で溶かして進めば内部に入り込めそうでしたから。ですが、内部の機械も装甲と同じように酸に耐性があった場合、この作戦は失敗してしまいます。」


 ロボットのモンスターの装甲に酸を浴びせてもほんの少ししか装甲は解けていない。


 機械人形はそうだったけど内部の機械も酸に耐性があったりしていたけど、それでも装甲よりは酸耐性もなくて溶けてはいた。


 ロボットのモンスターの内部もゴーレム3号機の酸で少ししか溶けないくらいに装甲と同じくらいの酸耐性がないことを祈ろう。


 そうじゃないとロボットのモンスターは倒せずにこのままゴーレム部隊が全滅してもおかしくはないから。


 溶けてくれよと祈っているとゴーレム3号機たちがロボットのモンスターの肩の破損しているところに向かって酸を流し込み始めた。


 「どうだ……。」


 ロボットのモンスターの破損した肩に張り付いていたゴーレム3号機たちが酸の放出をやめた。


 それからすぐにロボットのモンスターの肩の内部にゴーレム3号機たちは入り込もうとする姿が映像に映し出される。


 「溶けたのか?」


 「そこまで高い酸耐性ではなかったようです。このまま他の3号機たちにも酸を放水させて内部の破壊を試みます。」


 ロボットのモンスターの内部の様子を確認していたゴーレム3号機たちが下がると、他にもロボットのモンスターの身体に張り付いていたゴーレム3号機たちが破損した肩の部位に向かって移動を開始した。


 ロボットのモンスターもこのままでは殺されてしまうと理解したのだろう押さえ込んでいたゴーレム2号機たちを弾き飛ばそうと抵抗をし始めてきたのだ?


 今のゴーレム2号機たちではロケット砲を受けた被害もあって段々とロボットのモンスターを抑え込めなくなって来ているのが見受けられる。


 このままだとロボットのモンスターを倒す前に押さえ込んでいるゴーレム2号機たちの方が先にやられそうだ。


 早くゴーレム3号機の酸で内部を溶かされて倒されろ、と祈りながら見ているとロボットのモンスターに向かうゴーレム2号機の姿があった。


 どうやらロボットのモンスターたちがいた反対側の機械人形たちを全滅させたゴーレムたちの中からゴーレム2号機たちだけがロボットのモンスターの元に向かったようだ。


 数は5機と少ないがほとんど無傷に近いゴーレム2号機たちがロボットのモンスターを押さえ込むのに参加すれば今よりはロボットのモンスターを押さえ込めると思う。


 ハラハラとしながらロボットのモンスターと戦うゴーレムたちを見ているとレムに話しかけられた。


 「マスター、倒した機械人形を回収する為に箱庭の入り口を出して貰えますか?」


 「分かった。けど、周りにモンスターはいないよな?」


 「確認した範囲では近くには居ません。ですから今のうちにお願いします。。」


 俺はロボットのモンスターの反対側で倒し終わった機械人形たちを集めているゴーレムたちのところに箱庭の出入り口を開いた。


 ゴーレムたちが開いた箱庭の出入り口を通って倒した機械人形たちの残骸を武器も含めて箱庭の中に入っていく。


 俺はロボットのモンスターを倒せるかどうかを気になりながらも倒した機械人形たちを回収することにした。

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