58話
常に剣持ちゴーレム1号機、短剣持ちゴーレム1号機、槍持ちゴーレム1号機の3機が人と姿が変わらないモンスターに攻撃を加えてすぐに引いてまた別のゴーレム1号機たちが攻撃を加える。
それを繰り返し行なうことで人と姿が変わらないモンスターたちに何もさせずに常にゴーレム1号機たちだけが攻撃を行なっている。
それでもレムによる強化もあって人と姿が変わらないモンスターと戦えている現状を考えるに、この人と姿が変わらないモンスターの強さは蟻系モンスターと比べものにならないくらいに強い。
本当に人と姿が変わらないモンスターはロボットモンスターの異界の中でも最弱のモンスターなのだろうか疑問に思える。
それほどまでにゴーレム1号機たちからの猛攻に人と姿が変わらないモンスターは耐えている。
しかもゴーレム1号機たちこ攻撃が命中しても金属の身体の一部を削るくらいしか出来ていない。
強さとしては異界のボスモンスターだった女王蟻よりは弱いモンスターだけど蟻系モンスターが束になっても勝てないくらいには強いモンスターだろう人と姿が変わらないモンスターは。
それでもダメージは与えられているのでこのまま続けて行けば問題なく人と姿が変わらないモンスターをゴーレム1号機たちは倒せるだろうし、それにこれまでの人と姿が変わらないモンスターとの戦いのデータをレムもジョブの力で取得しているらしいので何かしらの対策をすると思われる。
「ん?1号機たちの動きが変わったぞ。」
今まではとにかく攻撃を与えて少しでもダメージを与えながら武器が命中した衝撃で動きを鈍らせるような戦い方だったゴーレム1号機たちだった。
それが今は人と姿が変わらないモンスターの関節部位を狙ってゴーレム1号機たちは攻撃を行なっていた。
そして短剣持ちのゴーレム1号機の短剣が人と姿が変わらないモンスターの関節に突き刺さる。
すぐに突き刺した短剣を引き抜いて後方に下がる短剣持ちのゴーレム1号機を追い掛けようとする人と姿が変わらないモンスターだったがその動きを他のゴーレム1号機たちの攻撃で妨害される。
しかも腕の関節が短剣持ちのゴーレム1号機の活躍によって破壊されたことで人と姿が変わらないモンスターの動きも変わった。
関節が破壊された人と姿が変わらないモンスターはこのまま残りの腕の関節を狙うゴーレム1号機たちによって倒されるだろう。
丁度ブレードを持っていた腕の関節を破壊したことで武器を人と姿が変わらないモンスターは取り落としているし。
他の人と姿が変わらないモンスターとの戦いの映像を確認してみると、一斉にゴーレム1号機が攻撃を行なったことで人と姿が変わらないモンスターを取り押さえて関節を念入りに短剣や槍で破壊されている姿が映像に映し出されていた。
これで膝と膝の関節が破壊されてもうまともに動くことも出来なくなった人と姿が変わらないモンスターを倒すのは問題なさそうだ。
元気に?とは言えないけど、まだ人と姿が変わらないモンスターは活動しているから倒せてはいない。
それでももう人と姿が変わらないモンスターは抵抗しないとレムが判断したのだろう。
戦闘不能にした人と姿が変わらないモンスターを放置して3機のゴーレム1号機を残して他のゴーレム1号機たちはまだ戦っているゴーレムたちに合流するようだ。
ここからゴーレム1号機たちが人と姿が変わらないモンスターを倒すのだろうがどうやって倒せるのか気になるからもう少し見ていよう。
人と姿が変わらないモンスターを動かすのに必要な動力か頭脳を破壊しないと倒せないモンスターなのではないかと思っているけどどうなのだろうか。
もう戦闘が出来ない状態の人と姿が変わらないモンスターの機械の身体を3機のゴーレム1号機たちは解体し始めた。
剣持ちゴーレム1号機と槍持ちゴーレム1号機は短剣持ちのゴーレム1号機を護衛するようで短剣持ちのゴーレム1号機が短剣で無理矢理に人と姿が変わらないモンスターの機械の身体を解体していく。
多分だけどこの人と姿が変わらないモンスターを解体させているのはレムによる指示なのだと思う。
胴体の機械の身体を短剣で突き刺して無理矢理に人と姿が変わらないモンスターの機械の身体を解体していく短剣持ちのゴーレム1号機。
短剣持ちのゴーレム1号機は腹部の機械を無理矢理にコードを切り裂いたり機械を強引に引き抜いたりして人と姿が変わらないモンスターを解体する。
そうして解体したところで人と姿が変わらないモンスターの胸部にこの人と姿が変わらないモンスターを動かすのに使われていると思われるバッテリーに似ている物が発見された。
このバッテリー似ている物が人と姿が変わらないモンスターを動かすエネルギーを貯めて動かすのに使われているのだろう。
これを破壊すれば人と姿が変わらないモンスターを倒せると思うが、どうやら短剣持ちのゴーレム1号機はバッテリー似の物を破壊しないようだ。
これもレムの指示だろう。
短剣持ちのゴーレム1号機は次に人と姿が変わらないモンスターの頭部の解体を開始した。
無理矢理に短剣を人と姿が変わらないモンスターの頭部に突き刺して穴を開けていく短剣持ちのゴーレム1号機。
ゆっくりとだけど確実に人と姿が変わらないモンスターの頭部に穴を開けると、開いた穴を起点に少しずつ頭部の中身を保護しているフレームを解体していく。
そうしてようやく人間として考えたら脳味噌が露出するように頭蓋骨に該当する部位を外して中を確認することが出来るようになった。
素人の俺では何がどうなっているのかよく分からないけど、多分だがこの人間なら脳味噌の部分が人と姿が変わらないモンスターの頭脳に関する部分だと思われる。
機械で作られた脳にゴーレム1号機の短剣が突き刺さると、人と姿が変わらないモンスターは痙攣するようにビクビクと動いていたがその動きも脱力したと思ったら動かなくなった。
これでようやく人と姿が変わらないモンスターを倒すのにどこを攻撃すれば良いのかが分かったはずだ。
あとはもう一つの弱点だと思われるバッテリー似の部分を攻撃したらどうなるのかを調べるだけだけど、それも関節を最初に破壊した人と姿が変わらないモンスターが捕縛されたことからバッテリー似の部分を攻撃したらどうなるのかは分かると思う。




