表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
G.G.M 〜グレートゴーレムマスター〜  作者: 甲羅に籠る亀


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
57/59

57話

 先頭をゴーレム2号機たちが大盾を構えて進行し、その後ろをゴーレム1号機たちとゴーレム3号機たちが移動する。


 地上でゴーレムたちがロボットモンスターの異界の出入り口に向かう間に、ゴーレム4号機たちがゴーレムたちがモンスターに遭遇しないように空中から猟銃を撃ち込んで引きつけ役になっていた。


 そうしてレムの指揮の元にゴーレムたちはそれぞれがそれぞれの役目を負いながら進行して進む。


 「ここからが問題だな。」


 ゴーレム2号機たちを先頭にして進んでいたゴーレムたちの進行方向に人と姿が変わらないモンスターが5機だけで移動していた。


 あの人と姿が変わらないモンスターは武器としてアサルトライフルを所持しており遠距離攻撃はゴーレムたちよりも上だろう。


 そんな人と姿が変わらないモンスターたちと接敵してすぐにゴーレムたちに向かって銃撃が開始される。


 「2号機の大盾で防げてはいるみたいだな。でも耐久力は減ってそうだ。」


 5機の人と姿が変わらないモンスターがアサルトライフルで行なう銃撃にゴーレム2号機たちが大盾を構えて防いでいる。


 ゴーレム2号機の大盾は最初は銃弾を弾けていたけど、それもだんだんと大盾にダメージが入って小さな穴が出来始めていた。


 それも人と姿が変わらないモンスターのアサルトライフルによる攻撃が続くまでだ。


 流石に弾切れになったことで攻撃が止んだタイミングで猟銃持ちのゴーレム1号機とゴーレム3号機による攻撃が人と姿が変わらないモンスターに行なわれる。


 「な、効かない!?」


 猟銃から放たれた銃弾は人と姿が変わらないモンスターに命中したが弾かれてしまってダメージを与えたようには見えない。


 でもゴーレム3号機の酸弾は効果があったようで人と姿が変わらないモンスターの皮膚を溶かしていく。


 「まさか皮膚の下がこんな風になっていたのか。」


 人と姿が変わらないモンスターの皮膚の下は完全に機械で作られた身体が露出していた。


 皮膚を溶かして機械の身体を露出させている人と姿が変わらないモンスターはまだまだ動けるようだ。


 ゴーレム3号機たちが放った酸弾が命中した量が少ないのも影響しているみたいだが、人と姿が変わらないモンスターの内部の機械に酸への耐性でもあるのだろうか。


 それとも皮膚の方に酸耐性があって皮膚を溶かすくらいしかゴーレム3号機の酸弾はダメージを与えられなかったのか。


 どちらにしてもここから更に酸での攻撃をすれば分かることだろうし、レムの指揮でこれからどう人と姿が変わらないモンスターたちと戦うのかを見ていこう。


 皮膚を溶かされて露出した機械部分にゴーレム1号機の猟銃から放たれた弾丸が次々に命中していく。


 「やっぱり効果のあるようには見えないな。機械系のモンスターには猟銃だとダメージが与えにくいのか?」


 見た限りだと人と姿が変わらないモンスターにも効果のない猟銃の射撃だとロボットのモンスターにも効果がなさそうだ。


 思えばゴーレム4号機が猟銃を撃っても注意を引くことは出来ていたけどダメージを与えられていたとは思えなかった。


 蟻のモンスターには効果的だった猟銃もこの機械系モンスターばかりの異界のモンスターには効果が薄いのかもしれない。


 もっと猟銃の威力が高かったら別だっただろうけど、今の猟銃以上の威力にはゴーレムマスターの力でも今は出来そうにはない。


 これ以上の威力に猟銃をするのなら人と姿が変わらないモンスターが持っているアサルトライフルを解析する必要があるだろう。


 あのアサルトライフルさえ手に入ればかなり優位になると思う。人と姿が変わらないモンスターにもダメージがあると思うし。


 「メインは3号機の酸攻撃だったみたいだな。」


 ゴーレム1号機の猟銃でダメージをそれほど与えられなくても衝撃は通るので人と姿が変わらないモンスターの動きを衝撃を与えて封じつつ、ゴーレム3号機の酸を全身に浴びせることで人と姿が変わらないモンスターを溶かして倒すのがレムの目的だと思われる。


 動きの鈍ったところにゴーレム3号機の酸攻撃が命中して人と姿が変わらないモンスターの機械の身体を溶かそうとしている。


 「でも、溶けるのが遅い。」


 人と姿が変わらないモンスターの機械の身体を溶かすことは出来ているけど溶ける速度が遅くてまだ人と姿が変わらないモンスターは戦えるだろう。


 「ん?なんで近寄って来てるんだ、コイツら?」


 アサルトライフルを捨てて人と姿が変わらないモンスターたちがゴーレムたちに向かって駆け寄って来ている。


 なんで武器を捨ててゴーレムたちの方に向かって来ているのか疑問に思っていたら、人と姿が変わらないモンスターが腰に付けていた棒状の物を手に取った。


 「なんだあれ?……っ!剣になった!!」


 棒状の物を持って近寄って来ていた人と姿が変わらないモンスター。その手に持っていた棒状の何かは柄だったようで刀身が生えてきた。


 ゴーレムたちとの距離を詰めてくる人と姿が変わらないモンスターたちに接近させないように猟銃持ちのゴーレム1号機とゴーレム3号機が攻撃を行なっているが、人と姿が変わらないモンスターの動きが速いせいで猟銃から放たれる弾丸は避けられゴーレム3号機の酸弾も躱されてしまう。


 でもここでレムがゴーレム3号機の攻撃方法を変えさせた。


 ゴーレム3号機は酸弾から酸を放水する形に変えたことで人と姿が変わらないモンスターたちの動きを若干止めて酸を浴びせることにも成功する。


 それでも人と姿が変わらないモンスターたちはゴーレムたちとの距離を詰めて来ているせいでもう猟銃持ちのゴーレム1号機とゴーレム3号機では攻撃するのが無理になった。


 流石に他のゴーレムたちにも被弾する可能性があるような攻撃をこの段階でレムは行なわせないようだ。


 本命のロボットモンスターの異界の出入り口まではまだ距離もあるし、こんなところでゴーレムたちに被害を味方の攻撃で出したくはないのだろうな。


 ここからはゴーレム2号機は遠距離攻撃担当の猟銃持ちのゴーレム1号機とゴーレム3号機を守る為に行動するようで、近接武器持ちのゴーレム1号機たちが前に出て人と姿が変わらないモンスターを囲むようにして攻撃を行なっていくみたいだ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ