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G.G.M 〜グレートゴーレムマスター〜  作者: 甲羅に籠る亀


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47話

 それに蟻系モンスターの群れを相手にしている第2陣のゴーレム部隊と第3陣のゴーレム部隊(2号機を除く)のお陰で順調に蟻系モンスターの数も減っている。


 まだ大部屋の壁に空いた穴から蟻系モンスターが出現しているけど、蟻系モンスターが大部屋の穴から現れるよりも第2陣と第3陣のゴーレムたちが倒す蟻系モンスターの方が多いから時間をかければこちらもなんとかなりそうだ。


 大部屋の壁の穴から出現する蟻系モンスターは第2陣と第3陣のゴーレムたちに任せて、ボスモンスターの女王蟻モンスターは第1陣のゴーレム部隊と第3陣のゴーレム2号機たちが相手をしていく。


 これまでの戦闘で負っていた傷から体液を流していたボスモンスターの女王蟻モンスターの傷口も幾つかは自然治癒で塞がっているのが映像越しでも分かる。


 流石に塞がった傷口は甲殻のように硬くないからゴーレムたちの攻撃が命中すれば塞がった傷口は開いてまたボスモンスターの女王蟻モンスターは体液を流すことになる。


 そうして塞がった傷口を開いて体液を流させて生命力を消耗させられているボスモンスターの女王蟻モンスターに対して、ボスモンスターの女王蟻モンスターと戦うゴーレムたちは他にも甲殻を貫いて傷口を増やしていた。


 このままボスモンスターの女王蟻モンスターが回復する時間を与えずにダメージだけを与え続ければボスモンスターの女王蟻モンスターを倒せるだろうな。


 このまま順調に第1陣のゴーレム部隊がボスモンスターの女王蟻モンスターにダメージを与える中で、またボスモンスターの女王蟻モンスターは鳴くような仕草で大顎を動かしている。


 この仕草は大部屋の壁に穴が空いた時にしていたボスモンスターの女王蟻モンスターの行動だ。


 そう思った俺は映像の視点を変えて大部屋の壁を確認した。すると、大部屋の壁の穴が増えていたりなどと言う変化はなかったが大部屋の壁の穴から現れる蟻系モンスターの量が増えていたりしている。


 壁の穴から現れる蟻系モンスターの量が第2陣と第3陣のゴーレムたちが蟻系モンスターを倒す量を超え始めた。


 流石に倒す量よりもすごい数で蟻系モンスターが増えている訳ではないけど、このまま蟻系モンスターの増える量が変わらないと大部屋が蟻系モンスターで溢れることになってしまう。


 それでは不味いと思うが蟻系モンスターで大部屋が埋め尽くされる前に第1陣のゴーレム部隊には頑張ってボスモンスターの女王蟻モンスターを倒して欲しいところだ。


 順調にボスモンスターの女王蟻モンスターにダメージを与えて傷は増えて流れ出る体液の量も増えていても、まだボスモンスターの女王蟻モンスターは戦闘が可能なようで暴れており、ゴーレム2号機たちが暴れて攻撃を行なうボスモンスターの女王蟻モンスターの攻撃を防いでいる。


 第1陣と第3陣のゴーレム2号機たちが懸命にボスモンスターの女王蟻モンスターの攻撃を防いで、そうして防いだことで出来た隙を狙って近接武器持ちのゴーレム1号機たちが攻撃を次々にボスモンスターの女王蟻モンスターに命中させていく。


 そうして近接武器持ちのゴーレム1号機たちがボスモンスターの女王蟻モンスターにダメージを与える中で、遠距離攻撃を行なう猟銃持ちのゴーレム1号機や酸を飛ばすゴーレム3号機に空中から射撃を行なうゴーレム4号機はボスモンスターの女王蟻モンスターが攻撃を行なっているタイミングで遠距離攻撃を行なっていた。


 遠距離攻撃を行なうゴーレムたちがボスモンスターの女王蟻モンスターの甲殻を削り、そうして削られたボスモンスターの女王蟻モンスターの甲殻を近接武器持ちのゴーレム1号機たちが攻撃して貫通させていく。


 段々と傷口が塞がるよりも増える傷口が多くなって体液がどんどんと流れ出していたボスモンスターの女王蟻モンスターの動きも少しずつ鈍くなり始めてきた。


 「だいぶ弱ってるな。この調子ならあと少しだ。頑張れよ、ゴーレムたち。」


 俺はボスモンスターの女王蟻モンスターと蟻系モンスターの群れとの戦いを行なっている第1陣と第2陣と第3陣のゴーレム部隊を応援しながら、これまでの戦いで戦闘不能に陥ったゴーレムたちを修理してまた戦場に見送った。


 それからも弱っていても無防備に攻撃を受ければ一撃で戦闘不能になるほどの攻撃を繰り出せるボスモンスターの女王蟻モンスターとの戦いは続いて行き、ようやく身体を動かすのもやっとなくらいにボスモンスターの女王蟻モンスターは動きが鈍くなってきた。


 このまま何事もなければ問題なくボスモンスターの女王蟻モンスターを倒せるだろう。


 既に大部屋の壁の穴から現れる蟻系モンスターたちが増えて来て大部屋が埋まるよりも、その前にボスモンスターの女王蟻モンスターを倒せるくらいにはダメージを与えている。


 それでも第1陣のゴーレム部隊とボスモンスターの女王蟻モンスターとの戦いを邪魔されないように、俺は指示を出して第1陣のゴーレム4号機の半分を蟻系モンスターの群れを倒すのに向かわせる。


 これでボスモンスターの女王蟻モンスターを倒すまでの時間が伸びてしまっただろうけど、それよりもボスモンスターの女王蟻モンスターと第1陣のゴーレム部隊との戦闘の邪魔をさせないことが優先だ。


 流石にボスモンスターの女王蟻モンスターと戦っている間に酸砲蟻からの酸弾を受けることになったらそこから第1陣のゴーレム部隊が崩れてしまうなんてことがあるかもしれない。


 その為にも蟻系モンスターの群れと戦うゴーレム4号機たちには酸砲蟻を優先的に倒して欲しい物だ。


 「うわっ、ここまで刺さるんだ。」


 驚きの声をあげてしまうほどにボスモンスターの女王蟻モンスターの身体に深々と剣持ちゴーレム1号機の刺突が突き刺さっていた。


 剣持ちゴーレム1号機の剣の鍔元まで埋まるほどに剣が突き刺さっているボスモンスターの女王蟻モンスターはかなりの苦痛を受けているのか暴れ出した。


 やはりこれはボスモンスターの女王蟻モンスターに取ってもかなりの痛手だったのだろう。


 ボスモンスターの女王蟻モンスターが暴れ出したせいで突き刺した剣をそのままに突き刺していたゴーレム1号機は吹き飛ばされてしまっていたけど良い仕事をしてくれた。


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