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G.G.M 〜グレートゴーレムマスター〜  作者: 甲羅に籠る亀


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46話

 ゴーレム2号機から順に大部屋の中に入っていく第2陣のゴーレム部隊はそのまま大部屋に入ると部隊を展開せずにそれぞれがそれぞれ狙った蟻系モンスターを狙って動き出していた。


 第2陣のゴーレム2号機たちは酸砲蟻の酸弾からゴーレムたちを守る盾になり、近接武器持ちのゴーレム1号機たちは蟻系モンスターの群れに突撃して、猟銃持ちのゴーレム1号機とゴーレム3号機は遠距離から攻撃し、ゴーレム4号機が上空から酸砲蟻を狙って射撃を行なっていた。


 第2陣のゴーレム部隊の参戦でボスモンスターの女王蟻モンスターが呼び出した蟻系モンスターたちをどうにか出来るかと思われた。


 しかし未だに大部屋の壁に空いた穴から蟻系モンスターは出て来ている。


 割合として兵隊蟻7、酸砲蟻2、騎士蟻1の割合で穴から出て来ているが、空いている穴の数が数だからかなりの数の蟻系モンスターとゴーレムたちは戦わないと行けなくなっている。


 「あっ!?」


 第1陣のゴーレム2号機の1機の関節が駄目になって地面に倒れたところをボスモンスターの女王蟻モンスターが噛み付き攻撃を行なって破壊されそうになっている。


 ボスモンスターの女王蟻モンスターの大顎の牙がゴーレム2号機の胴体に食い込んで切断されそうになっている。


 このままだとゴーレム2号機は破壊されてしまうだろうが、今のボスモンスターの女王蟻モンスターは噛み付いているゴーレム2号機に集中していて攻撃のチャンスでもある。


 でも今の第1陣のゴーレム部隊にも第2陣のゴーレム部隊にもボスモンスターの女王蟻モンスターに攻撃可能なゴーレムはいない。


 しかもここで防御に徹している第1陣のゴーレム2号機たちをボスモンスターの女王蟻モンスターへ攻撃させる訳にはいかない。


 今の第1陣のゴーレム2号機たちは関節に多大なダメージがある状態で、関節がその状態でボスモンスターの女王蟻モンスターに攻撃すればその分だけ関節にもダメージが行ってしまうだろう。


 「破壊された。でもあと少しで第3陣のゴーレムたちがやって来る。それまで待てよ、2号機たち。」


 第1陣のゴーレム2号機たちが第3陣のゴーレム部隊がやって来るまでなんとかボスモンスターの女王蟻モンスターの攻撃を防いで抑えていて欲しい。


 とうとうボスモンスターの女王蟻モンスターに噛み付かれていたゴーレム2号機が破壊されてしまった。


 急いで回収を済ませて修理までゴーレム2号機と武装も一緒に済ませると、俺は修理が完了した瞬間にすぐに大部屋に向かうように指示を出した。


 早く第3陣のゴーレム部隊が到着しないかと待っているとようやく第3陣のゴーレム部隊が大部屋の入り口に姿を現した。


 第1陣のゴーレム2号機たちと交代するように第3陣のゴーレム2号機たちがボスモンスターの女王蟻モンスターを抑える役割りになる。


 もう第1陣のゴーレム2号機たちをこれ以上戦わせるよりも修理して万全な状態にしてからの方が良いだろう。


 そう判断した俺は第1陣のゴーレム2号機だけでなく未だに戦っている全ての第1陣のゴーレムたちを回収して修理を武装も一緒に行なっていく。


 ゴーレムも武装も修理が終われば順番にすぐにでも大部屋で戦っている第2陣のゴーレム部隊や第3陣のゴーレム部隊の元に向かわせる。


 今のところは第2陣のゴーレム2号機たちが壁役となり第2陣のゴーレム部隊と第3陣のゴーレム2号機を除いたゴーレム部隊で大量に今も現れている蟻系モンスターの群れを相手取っており、ボスモンスターの女王蟻モンスターは第3陣のゴーレム2号機たちで何もさせないように取り押さえているところだ。


 そこに修理の終えた第1陣のゴーレム部隊が参戦してボスモンスターの女王蟻モンスターの相手をさせることでボスモンスターの女王蟻モンスターを倒せるはずだ。


 第2陣のゴーレム部隊と第3陣のゴーレム部隊(2号機を除く)だけで蟻系モンスターの群れの方は抑えられる。


 あとは蟻系モンスターの群れを抑えている間にボスモンスターの女王蟻モンスターを第3陣のゴーレム2号機たちと一緒に第1陣のゴーレム部隊が倒すことでようやく異界の攻略も終わる。


 続々と修理が終わった第1陣のゴーレムたちを送っているけど、ようやく最初の方で修理の終えたゴーレム4号機たちが大部屋の中に入っていく。


 第1陣のゴーレム4号機たちは攻撃目標をボスモンスターの女王蟻モンスターに定めて一斉に銃撃を開始した。


 もう既にボスモンスターの女王蟻モンスターの甲殻はこれまでのダメージもあって防御力がかなり劣化している。


 そんなところに浴びせられる銃撃の雨に甲殻にどんどんと銃弾が埋まり、埋まった銃弾に後から放たれた銃弾が命中してより深く埋まっていた銃弾が埋まる。


 銃弾は時間経過で消滅して、また空いた穴に銃弾が埋まることで少しずつボスモンスターの女王蟻モンスターの甲殻に穴が大量に空いていくことになる。


 これにはボスモンスターの女王蟻モンスターも問題視したのか第1陣のゴーレム4号機たちを狙って蟻酸を吐き出そうとした。


 そこに蟻酸の被弾を覚悟した1機の第3陣のゴーレム2号機がボスモンスターの女王蟻モンスターの頭部に取り付いて大盾を開いた大顎の前で構える。


 そんな第3陣のゴーレム2号機のせいで大顎を開いて蟻酸を吐き出そうとしていたボスモンスターの女王蟻モンスターは蟻酸を吐くのを中断して大盾に噛み付いた。


 これでボスモンスターの女王蟻モンスターは蟻酸を吐き出そうとする攻撃を中断したことだろう。


 この間にどれだけボスモンスターの女王蟻モンスターにダメージを与えられるのかが重要だと思う。


 そうこうしている間に第1陣のゴーレムたちが続々と大部屋に入ってくるとボスモンスターの女王蟻モンスターに向かっていく。


 流石にまだ最後の方まで残っていたゴーレム2号機たちを含んだゴーレムたちは大部屋に向かう途中だけど1機だけ第1陣のゴーレム2号機が大部屋の中に入った。


 これでボスモンスターの女王蟻モンスターの頭部に取り付いた第3陣のゴーレム2号機が破壊されてもゴーレム2号機5機でボスモンスターの女王蟻モンスターを抑え込めるだろう。


 あとは他の第1陣のゴーレム2号機も大部屋にやって来ればボスモンスターの女王蟻モンスターを完全にじゃなくてもより強固に抑え込めるはずだ。

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