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G.G.M 〜グレートゴーレムマスター〜  作者: 甲羅に籠る亀


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43話

 これで多くのゴーレム1号機とゴーレム3号機が失われてしまい、第3陣のゴーレム部隊は残りは少数のゴーレム1号機とゴーレム3号機に4機のゴーレム2号機と多数のゴーレム4号機だけになる。


 「もう交代だな。」


 俺はようやく第2陣のゴーレム部隊からの情報交換を終わらせた第1陣のゴーレム部隊を箱庭からボスモンスターの女王蟻モンスターの元に向かわせ始めることにした。


 第1陣のゴーレム部隊が到着するまでに第3陣のゴーレム部隊が全滅しないといいけどそこら辺はゴーレム2号機がいるから問題はないか。


 今の第3陣のゴーレム部隊で戦えるのはゴーレム2号機とゴーレム4号機に少数のゴーレム1号機とゴーレム3号機だけ。


 その内の主力としてボスモンスターの女王蟻モンスターにダメージを与えていたゴーレム1号機とゴーレム3号機が多数破壊されるかして戦闘不能なのは痛いところだ。


 ここから第1陣のゴーレム部隊が大部屋のところに到着するまで第3陣のゴーレムたちにはボスモンスターの女王蟻モンスターを抑えて貰いたい。


 今のところはまだ戦えるゴーレム2号機たちが大盾を使って無理矢理にボスモンスターの女王蟻モンスターを押さえ付けているけれど、それもこれまでのボスモンスターの女王蟻モンスターから受けた戦闘のダメージと大盾の耐久度の低下でゴーレム2号機たちも持ちそうにない。


 それでもゴーレム2号機たちが動かないようにボスモンスターの女王蟻モンスターを押さえ込んで動けないようにし、ボスモンスターの女王蟻モンスターをゴーレム2号機と大盾の隙間から他のゴーレムたちが攻撃を加えてダメージを少しでも与えていた。


 「あ〜、やっぱり抑え切れない。」


 ゴーレム2号機たちが大盾を押し付けて押さえ込んでいたボスモンスターの女王蟻モンスターだったが、ボスモンスターの女王蟻モンスターが大きく身じろぎしてゴーレム2号機たちの持っている大盾と隙間が出来ると暴れ出した。


 暴れ出した衝撃を大盾で受け止めるゴーレム2号機たちだったが、ボスモンスターの女王蟻モンスターの暴れた際に大盾にぶつかった威力が高くてゴーレム2号機たちは弾き飛ばされてしまった。


 しかも弾き飛ばされたゴーレム2号機たちは地面に打ち付けられて立ち上がって戦闘可能なゴーレム2号機は1機だけになってしまう。


 もうボスモンスターの女王蟻モンスターを抑え込むことは出来ない。流石にゴーレム2号機1機だけではボスモンスターの女王蟻モンスターを抑えられないからだ。


 「あとどれくらいで到着だ。」


 ボスモンスターの女王蟻モンスターとの戦場である大部屋に向かっている第1陣のゴーレム部隊の様子を確認する。


 まだ第1陣のゴーレム部隊は大部屋まで到着しないがそれもあと少しで到着するだろう。


 あとはゴーレム2号機1機だけでどれだけボスモンスターの女王蟻モンスターの動きを抑え込めるかに掛かっている。


 今のところはゴーレム2号機が挑発することでボスモンスターの女王蟻モンスターの意識をゴーレム2号機に向けさせているけど、それもどれだけ持つのか分からない。


 「あっ!」


 ボスモンスターの女王蟻モンスターが大顎を開いて天井に頭部を向けた。


 どうやら天井から銃弾を浴びせてくるゴーレム4号機たちをボスモンスターの女王蟻モンスターは鬱陶しかったみたいだ。


 天井に向けた大顎が開くとそこから大量の蟻酸が放水されてゴーレム4号機たちを撃ち落としていく。


 でもここでボスモンスターの女王蟻モンスターがこんな行動をしてくれたのにはこちらとしてはありがたかった。


 多くのゴーレム4号機が撃墜されて戦闘不能になってしまっているけど、この後すぐにはボスモンスターの女王蟻モンスターも動けないだろうし、その間に第1陣のゴーレム部隊が展開することが出来るといい。


 もう第1陣のゴーレム部隊は大部屋の手前の通路まで到着している。


 あとはボスモンスターの女王蟻モンスターが蟻酸を吐くのをやめたタイミングで第1陣のゴーレム部隊を大部屋に展開させるだけだ。


 そして万が一にも第1陣のゴーレム部隊が展開を終える前にボスモンスターの女王蟻モンスターが動き出しても良いように、第3陣のゴーレム部隊の最後の生き残りのゴーレム2号機が何としてでもボスモンスターの女王蟻モンスターを抑え込めさせればいいだろう。


 「よし今だ。」


 蟻酸を吐くのをやめたボスモンスターの女王蟻モンスターは大顎を閉じて動きが鈍くなる。


 このタイミングで第1陣のゴーレム部隊は大部屋の中に急いで入り込むと、次々にボスモンスターの女王蟻モンスターとの戦闘の為にそれぞれの位置に着いて展開していく。


 第1陣のゴーレム部隊を守る為に第3陣最後の1機であるゴーレム2号機はボスモンスターの女王蟻モンスターのすぐ近くで大盾を構えて待機する。


 「ふぅーーー……なんとか間に合った。」


 第1陣のゴーレム部隊はボスモンスターの女王蟻モンスターを囲むようにして部隊を展開し終わった。


 これで第3陣のゴーレム部隊の役割は終わって最後まで動いていたゴーレム2号機も回収して武装と一緒に修理を行なっていく。


 そうして最後まで残っていた第3陣のゴーレム2号機の修理を終えるとすぐに第3陣のゴーレムたち同士で情報交換を行なわせる。


 第3陣のゴーレムたちがお互いの情報を交換していくのを途中で見るのをやめて第1陣のゴーレム部隊の様子を確認した。


 もう大量の蟻酸を吐き出したのにボスモンスターの女王蟻モンスターは動き出している。


 けど、ボスモンスターの女王蟻モンスターの動きは体力を消耗しているのか動きが蟻酸を吐き出す前よりも鈍い動きになっている。


 そんな動きの鈍いボスモンスターの女王蟻モンスターに向かって大量の銃弾や酸を浴びせていくのが猟銃持ちのゴーレム1号機とゴーレム3号機とゴーレム4号機たちだ。


 ゴーレムたちが遠距離攻撃を行なう間に近接武器持ちのゴーレム1号機と一部のゴーレム3号機と前線を守る為にゴーレム2号機たちが移動を開始した。


 どんどんとボスモンスターの女王蟻モンスターとの距離を詰めていく近接武器持ちのゴーレム1号機が大多数を含めたゴーレムたちだったが距離を詰めるゴーレムたちが何かする前にボスモンスターの女王蟻モンスターが動き出した。


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