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G.G.M 〜グレートゴーレムマスター〜  作者: 甲羅に籠る亀


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42話

 多くのゴーレム3号機たちを守る為に遠距離攻撃を行なうゴーレムたちを守る為に待機していた2機のゴーレム2号機たちが動き出した。


 ゴーレム3号機たちを守る為にゴーレム3号機たちの前に出たゴーレム2号機2機は大盾を構えて突撃してくるボスモンスターの女王蟻モンスターを押さえ込もうとボスモンスターの女王蟻モンスターの前に立ち塞がる。


 大盾を地面に突き刺すようにして構えるゴーレム2号機2機に向かってボスモンスターの女王蟻モンスターの突撃がゴーレム2号機たちに衝突する。


 ゴーレム2号機たちは大盾を構えて地面に踏ん張ることでボスモンスターの女王蟻モンスターの突撃の勢いを押さえ込もうとするのだが、それよりもボスモンスターの女王蟻モンスターの勢いと重量の影響で弾き飛ばされそうになりながらもなんとかゴーレム2号機たちは吹き飛ばされずに踏み止まった。


 しかしゴーレム2号機たちが踏み止まったのはボスモンスターの女王蟻モンスターに取っては予想していたかのように攻撃を行なってくる。


 突撃を行なった際に衝撃が自身にもあっただろうにボスモンスターの女王蟻モンスターはすぐにその場で回転することで今度こそゴーレム2号機たちを弾き飛ばしてしまった。


 弾かれ吹き飛びながらもゴーレム2号機たちは体勢を空中で取ろうとするが間に合わずに地面に落下する。


 しかも地面に落下した位置が悪かった。


 ゴーレム2号機たちが落下した位置にはゴーレム3号機が多数待機していた位置だったせいでゴーレム2号機たちの下敷きになってしまい多くのゴーレム3号機たちが破壊されてしまった。


 ボスモンスターの女王蟻モンスターの甲殻にダメージを与えるのに必須の酸攻撃を行なえるゴーレム3号機がここで多数離脱するのは第3陣のゴーレム部隊に取っても痛手だろう事態なはずだ。


 これは早々に第1陣のゴーレム部隊の用意をしないといけないかもしれない。


 俺は修理を終えたばかりの第2陣のゴーレム部隊と第1陣のゴーレム部隊にお互いの情報を交換させることにした。


 まずは第2陣のゴーレムたち同士でお互いに情報交換を行なわせてから第1陣のゴーレム部隊と情報交換を行なわせる。


 そう指示を第1陣と第2陣のゴーレム部隊たちに出してから改めて第3陣のゴーレム部隊がボスモンスターの女王蟻モンスターと戦う様子を確認する。


 前線で戦っていたゴーレム2号機たちを中心にゴーレム1号機たちや一部のゴーレム3号機たちも慌てるようにして後方のボスモンスターの女王蟻モンスターに向かっているのが確認できた。


 そんなゴーレムたちに狙われているボスモンスターの女王蟻モンスターが何をしているのかと言えば動きを止めていた。


 今なら後方で遠距離攻撃を行なっていた多数のゴーレムたちを守っていたゴーレム2号機たちもすぐには動けない状態だ。


 それにも関わらずなんでボスモンスターの女王蟻モンスターは動いていないのかと疑問に思うが、第3陣のゴーレム部隊に取っては動かないボスモンスターの女王蟻モンスターの行動は良かったことだっただろう。


 ボスモンスターの女王蟻モンスターが動きを止めた間に前線のゴーレムたちもだいぶボスモンスターの女王蟻モンスターに近寄っているし。


 それに弾き飛ばされたゴーレム2号機たちも起き上がって大盾を持ち上げているのだが、1機のゴーレム2号機は足にダメージが多く受けていたのか立ち上がることが出来なかった。


 「あの2号機はもう駄目だな。」


 俺は足を壊してしまったゴーレム2号機を多くの破壊されたり動けない状態の戦闘不能になったゴーレム3号機たちと一緒に遠隔で回収してしまう。


 これで第3陣のゴーレム2号機は4機になったし、ゴーレム3号機に至っては多数破壊されて残りは10機もいない。


 前線に向かわせたゴーレム3号機も合わせてこの数だけしかいないのはボスモンスターの女王蟻モンスターとの戦いで不利になったことだろう。


 でもこれまでのゴーレム3号機たちの攻撃でだいぶボスモンスターの女王蟻モンスターの甲殻に酸を浴びせて甲殻の強度も最初の頃と比べて落ちたはずだ。


 あとはここからどれだけボスモンスターの女王蟻モンスターにダメージを与えて第1陣のゴーレム部隊と交代するのかだろう。


 そう思っている間に前線で戦っていたゴーレムたちが後方まで突撃してきたボスモンスターの女王蟻モンスターの元までたどり着いた。


 近接武器持ちのゴーレム1号機たちがボスモンスターの女王蟻モンスターに攻撃を仕掛けようとした時に動きが止まっていたボスモンスターの女王蟻モンスターが動き出した。


 ボスモンスターの女王蟻モンスターのお尻部分を攻撃しようとしていたゴーレム1号機たちに向かい振り向いた動きで何機かのゴーレム1号機が巻き込まれて吹き飛ばされてしまう。


 そうして吹き飛ばされたゴーレム1号機たちは地面に叩き付けられて破壊されてしまった上に攻め込んでいた近接武器持ちのゴーレム1号機たちの方にボスモンスターの女王蟻モンスターの頭部が向いた。


 そこからボスモンスターの女王蟻モンスターの噛み付き攻撃が連続で行なわれたせいでゴーレム1号機たちが何機もボスモンスターの女王蟻モンスターの牙で切断されて両断されてしまう。


 そこにゴーレム2号機たちがゴーレム1号機とボスモンスターの女王蟻モンスターとの間に割り込んだことでボスモンスターの女王蟻モンスターの噛み付き攻撃は中止された。


 ゴーレム2号機たちの大盾がボスモンスターの女王蟻モンスターの噛み付き攻撃を防いだ形になったが、次にボスモンスターの女王蟻モンスターが繰り出してきた攻撃に多くのゴーレムたちがダメージを受けることになってしまう。


 ボスモンスターの女王蟻モンスターが何をしたのか。


 それは大顎を開いてすぐ近くにゴーレム2号機たちがいるのにも関わらず、開いた大顎から大量の蟻酸を放水して吐き出してきたのだ。


 ゴーレム2号機たちよりも高く放水される蟻酸に対して、大量の蟻酸を浴びせられることになるのはゴーレム2号機たちの後方にいた近接武器持ちのゴーレム1号機たちだった。


 急いでゴーレム2号機たちは大盾を自分の背丈よりも高く上げることでゴーレム2号機たちの後方にボスモンスターの女王蟻モンスターの蟻酸が届かないようにしたけど、それまでの間に蟻酸を浴びせられたゴーレム1号機たちはかなり居たせいでゴーレム2号機たちの行動もあまり意味がなかった。

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