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G.G.M 〜グレートゴーレムマスター〜  作者: 甲羅に籠る亀


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33/34

33話

 流石はボスモンスターと言わざるおえないくらいに物理攻撃も強力だったボスモンスターの女王蟻モンスター。それに対してゴーレム1号機ではボスモンスターの女王蟻モンスターの物理攻撃に耐え切れないと分かった。


 俺は戦闘不能に陥ったゴーレム1号機たちを遠距離回収を行なって修理を開始しながらもゴーレム2号機に前に出てボスモンスターの女王蟻モンスターの物理攻撃を大盾で防ぐように指示を出した。


 これで大盾を使用しているのにゴーレム2号機までボスモンスターの女王蟻モンスターの物理攻撃に耐え切れないと分かった場合、ボスモンスターの女王蟻モンスターを倒す為の方法はゴーレムが破壊されるのを前提にした戦い方をゴーレムたちにはさせないと行けなくなってしまう。


 「さてと、防いでくれよ。」


 ボスモンスターの女王蟻モンスターの蟻酸を受け止めていたゴーレム2号機ではないゴーレム2号機がボスモンスターの女王蟻モンスターの前に出て大盾を構えながら挑発する。


 構えている大盾を鳴らしながらボスモンスターの女王蟻モンスターを挑発しているゴーレム2号機に、ボスモンスターの女王蟻モンスターはゴーレム2号機の挑発に乗って物理攻撃を仕掛けてきた。


 大顎を広げて牙で噛み付いてきたボスモンスターの女王蟻モンスターの攻撃をゴーレム2号機は大盾で受け止めて防いだ。


 蟻系モンスターの甲殻を大量に使って作られているから分厚い大盾であるゴーレム2号機専用・蟻甲殻の大重盾でゴーレム2号機はボスモンスターの女王蟻モンスターの攻撃を受け止めているが段々と大顎の牙が大盾に食い込んで来ているのが映像に映し出されている。


 流石に厚さが1メートルと言う分厚さの大盾を断ち切るほどの咬合力をボスモンスターの女王蟻モンスターは持ってはいないらしい。


 このまま大顎の牙で噛み付いていることで固定されているボスモンスターの女王蟻モンスターに向かって残っている威力偵察部隊のゴーレムたちが攻撃を仕掛けていく。


 ボスモンスターの女王蟻モンスターの全身の甲殻や関節を狙って酸を浴びせていくゴーレム3号機。残っているゴーレム1号機とゴーレム4号機が酸でダメージを受けている場所を狙って射撃を行なってダメージを多少だがボスモンスターの女王蟻モンスターに与えていたりしていた。


 それでもボスモンスターの女王蟻モンスターに与えたダメージは本当に微々たる物でしかない。


 威力偵察部隊のゴーレムたちがボスモンスターの女王蟻モンスターに行なった攻撃の数々を何度も何度も行なってようやく大きなダメージを与えられるようになるのだと思うが、大きなダメージをボスモンスターの女王蟻モンスターに与えられるようになるまでどれだけのゴーレムが破壊されるのだろうか。


 ボスモンスターの女王蟻モンスターは巨大だから身じろぎしたり、少しでも足や身体を動かすだけでもゴーレムにダメージを与えられるほどにはボスモンスターの女王蟻モンスターはやばいモンスターだ。


 「でも2号機がどうにか防いでくれれば戦闘不能になるゴーレムも少なくなりそうではありそうだ。」


 ゴーレム2号機が盾役としてどう動いて、盾役のゴーレム2号機を壁にしたゴーレムたちがどう立ち回るかだろうな。ボスモンスターの女王蟻モンスターを倒すとしたら。


 ボスモンスターの女王蟻モンスターはゴーレム2号機の大盾を大顎の牙で噛み千切れなかったことから大盾を離して頭突きや体当たりを行なっている。


 でもボスモンスターの女王蟻モンスターの噛み付き以外の物理攻撃でもしっかりと大盾で防いでいたゴーレム2号機だったが、流石に何度も連続で攻撃を行なってくるせいでゴーレム2号機はボスモンスターの女王蟻モンスターの攻撃に耐え切れなくなってきていた。


 「初めて使ったようなもんだしな。仕方ない部分もある。似たような小さい1号機サイズの盾を作ってボスじゃなくて蟻のモンスターで練習させるか?」


 それなら盾の扱いを学んだゴーレム1号機からの情報を基にしてゴーレム2号機の盾の扱い方もずっと良くなってくれるはずだ。


 ゴーレム1号機はかなりの数を作っているから盾役としての学習を数を使って一気に学習させることも出来るとは思う。


 この方法がいいかもしれない。そう判断した俺はボスモンスターの女王蟻モンスターと威力偵察部隊のゴーレムたちの戦闘を見ながら片手間にゴーレム1号機が使う用の蟻系モンスターの甲殻を使った大盾の準備を行なって行った。


 「ん?何をする気だ?」


 ボスモンスターの女王蟻モンスターが物理攻撃を連続で行なってきたせいで、大盾で防いでいたゴーレム2号機がバランスを崩した時にボスモンスターの女王蟻モンスターがバランスを崩したゴーレム2号機から距離を取ってゴーレム2号機に向けて大顎を開いてきた。


 そうして開いた大顎から大量の蟻酸を放水するかのようにしてバランスを崩して大盾で身を守れない状態のゴーレム2号機にボスモンスターの女王蟻モンスターは噴射する。


 大量の蟻酸を放水のように大盾が弾かれて開いたゴーレムボディに浴びせられるゴーレム2号機のボディは腐食して溶かされてしまった。


 ドロドロに溶かされていくゴーレム2号機のボディ。ボスモンスターの女王蟻モンスターの蟻酸によってゴーレムボディを溶かされたせいで、もうゴーレム2号機は戦闘することが不可能になった。


 蟻酸で溶かされてもう戦闘が出来ない状態になったゴーレム2号機を遠隔操作で回収するとすぐに修復を行なった。


 「はぁ、大きいと結構魔力を使うな、やっぱり。」


 15機のゴーレム1号機を修復するよりも蟻酸で溶かされたからかゴーレム2号機の方が大きさもあってだろうが修理に消費する魔力が多かった。


 それでもゴーレム2号機の修復は終えてもう再び戦える状態になっているが、今日のところはもうボスモンスターの女王蟻モンスターとは戦わせない。


 それに修理が終えたばかりのゴーレム2号機には、異界の出入り口の前で待機している同型のゴーレム2号機たちと情報交換をして貰う必要がある。


 少しでも大盾を使った情報を得られればゴーレム2号機たちにも大盾を使った時に役立ってくれるだろう。


 とりあえずこれで修理したゴーレム2号機の方はもういいだろう。次に今も威力偵察を行なっているゴーレム部隊をどうするかだな。


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