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G.G.M 〜グレートゴーレムマスター〜  作者: 甲羅に籠る亀


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31話

 ゴーレム2号機が扱うことになるゴーレム2号機専用・蟻甲殻の大重盾の性能テストをあれから何度も行なって酸への耐性や物理攻撃の耐性テストも終わった。


 あとはこの蟻のモンスターが現れる異界のボスモンスターであるボスモンスターの女王蟻モンスターを倒す為の準備を行なっていくだけだ。


 今のところはボスモンスターの女王蟻モンスターの蟻酸が強力だと言うことだけしか分かっていない。


 このままボスモンスターの女王蟻モンスターを討伐する為のゴーレム部隊を向かわせるだけでいいのか俺は少し悩んでいる。


 何度か偵察にボスモンスターの女王蟻モンスターの元へとゴーレムたちを向かわせてボスモンスターの女王蟻モンスターの強さを確認してからの方が確実に倒せるのではないかと思うからだ。


 ボスモンスターの女王蟻モンスターの元へと向かわせたゴーレムは十中八九破壊されてしまうだろうが、壊されたとしてもゴーレムなら近くに破壊されていないゴーレムが1機でもあれば遠隔で回収することも可能だし、消費するのは破壊されたゴーレムの修理をする際に消耗する俺の魔力くらいのものだろう。


 偵察に向かわせるとしたら破壊されたゴーレムを回収用のゴーレムをボスモンスターの女王蟻モンスターが居る大部屋の近くの通路に隠して置いておくのが良いだろうな。


 とりあえずどうするのかを考えておこうと思う。ボスモンスターの女王蟻モンスターの元へと偵察に向かわせると破壊は免れないから。


 それから俺は考えてボスモンスターの女王蟻モンスターに対する威力偵察を行なうことに決めた。


 威力偵察に向かわせるゴーレムはゴーレム1号機がそれぞれ剣持ち、短剣持ち、槍持ち、猟銃持ちを5機ずつに、大盾持ちのゴーレム2号機を2機、ゴーレム3号機を5機、ゴーレム4号機を5機の合計32機でボスモンスターの女王蟻モンスターの強さを確認する予定だ。


 今回の威力偵察で調べるのはゴーレム1号機、ゴーレム3号機、ゴーレム4号機はどれだけボスモンスターの女王蟻モンスターにダメージを与えられるのかを調べる。


 ゴーレム2号機はどれだけボスモンスターの女王蟻モンスターが行なってくる蟻酸と物理攻撃に大盾での防御が可能なのかを調べる予定になっている。


 今回の威力偵察を行なうゴーレムたちをまずは箱庭に集めて魔力を最大まで回復させて装備の修理も万全にしておく必要がある。


 そうしてゴーレムたちもゴーレムが扱う武装も万全な状態にし終わったから俺は威力偵察を行なうゴーレム部隊をボスモンスターの女王蟻モンスターの元に向かわせることにした。


 威力偵察部隊のゴーレムたちの先頭はゴーレム2号機だ。ゴーレム2号機は大盾を通路の壁にぶつけながらも通路を移動している。


 そんなゴーレム2号機2機の後ろをゴーレム1号機やゴーレム3号機やゴーレム4号機が付いて移動している。


 そうして移動している威力偵察部隊のゴーレムたちは大部屋の近くまで移動すると一度動きを止めてそれぞれがすぐにボスモンスターの女王蟻モンスターへと向かう準備をしているように見受けられる。


 威力偵察部隊のゴーレムたちが動きを止めたのは1分もないだろう。そしてゴーレム2号機を先頭にボスモンスターの女王蟻モンスターが待ち構える大部屋の中に威力偵察部隊のゴーレムたちは侵入した。


 2号機専用の大盾を構えて突入したゴーレム2号機に向かって先制の蟻酸をボスモンスターの女王蟻モンスターが吐き出したのが脳裏に映る映像に映し出される。


 ボスモンスターの女王蟻モンスターが吐き出した蟻酸を防ぐ為に大盾を構えてゴーレム2号機はボスモンスターの女王蟻モンスターの蟻酸を防御した。


 ゴーレム2号機の大盾からボスモンスターの女王蟻モンスターの蟻酸で溶かされたのだろう影響で大量の煙が上がってきた。


 それでもゴーレム2号機専用・蟻甲殻の大重盾は表面の装甲が溶かされるだけで大盾に穴が空くような被害はなかった。


 「これならボスモンスターとも戦える!」


 俺はゴーレム2号機の大盾でボスモンスターの女王蟻モンスターが吐き出す蟻酸が防げたことでボスモンスターの女王蟻モンスターに勝てる可能性が高くなったと喜んだ。


 でもこれはまだボスモンスターの女王蟻モンスターの蟻酸を防げると分かっただけだ。


 ここからゴーレム1号機、ゴーレム3号機、ゴーレム4号機がボスモンスターの女王蟻モンスターにダメージを与えられないと、いくらゴーレム2号機がボスモンスターの女王蟻モンスターからの攻撃を防げても意味がない。


 それを確かめる為にもゴーレムたちにはボスモンスターの女王蟻モンスターに攻撃を行なって貰いたいところだ。


 ボスモンスターの女王蟻モンスターの蟻酸を防いで大部屋の入り口を塞いでいたゴーレム2号機が前に出たことで、後ろからもう1機のゴーレム2号機が大部屋の中に入るとそれに続いて威力偵察部隊のゴーレムたちが続々と大部屋の中に入っていく。


 ゴーレム4号機を除いて大部屋の中に入った威力偵察部隊のゴーレムたちはゴーレム2号機たちを壁にしているようだ。


 「最初に攻撃をしたのは4号機か。あぁ、猟銃じゃ弾かれてる。」


 大部屋の天井は巨大なボスモンスターの女王蟻モンスターが活動出来るようにか高くてゴーレム4号機たちは自由に飛行が可能だ。


 そんな中で自由に飛行しながらボスモンスターの女王蟻モンスターに備え付けの猟銃で射撃を行なうゴーレム4号機たち。


 でもボスモンスターの女王蟻モンスターの甲殻に猟銃から放たれた弾丸は命中するも弾かれてしまっている。


 上空からの射撃じゃ猟銃だとボスモンスターの女王蟻モンスターに甲殻の硬さでダメージがほとんど与えられていないようだ。


 それでも射撃を行なうゴーレム4号機たちはボスモンスターの女王蟻モンスターに取って邪魔な存在ではあるらしい。


 大部屋の天井付近を飛び回って射撃を行なっているゴーレム4号機に向かって蟻酸を酸砲蟻の酸弾のようにボスモンスターの女王蟻モンスターは放ち始めた。


 「おぉ、4号機すごい回避力だ。」


 ボスモンスターの女王蟻モンスターが放ってくる酸弾を回避し続けるゴーレム4号機たちはそのまま射撃をやめて回避を優先してボスモンスターの女王蟻モンスターの注意を引くことにしたようだ。


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