表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
G.G.M 〜グレートゴーレムマスター〜  作者: 甲羅に籠る亀


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
27/50

27話

 あれからもゴーレム部隊は蟻塚の探索を行なっては俺の元に戻って来て素材やアイテムの回収を行ない、また蟻塚の巣穴の中をゴーレム部隊が探索を行なっていく。


 それを繰り返すこと6回ほど行ない、帰って来たゴーレム部隊や異界から蟻のモンスターが出て来ないようにしていたゴーレムたちとの情報交換を俺がいる時の最後として行なわせていた。


 今回の蟻塚の探索だけでものすごく減っていた魔核の量も少しは増えたのはありがたい。魔核は今後の生活においてもっとも重要な物資の1つになるだろうし。


 蟻甲殻の背負い箱の中の素材やアイテムは俺のアイテムボックスの中に収納して置くとして。


 「今日だけで一気に成長した気がするな。」


 魔核を使って【箱庭】の拡張や整備を行なったし、ゴーレムたちも魔核を消費して一気にその数を増やした。


 そして、今のゴーレムたちはこんな感じで増えている。


ゴーレム1号機 215機 

ゴーレム2号機 10機

ゴーレム3号機 30機

ゴーレム4号機 40機


 ゴーレム1号機とゴーレム2号機は鉄製で作られており、ゴーレム3号機とゴーレム4号機は蟻系モンスターの甲殻を使用している。


 「本当に増えたよな。」


 ここまでゴーレムを増やして行なっているのに未だにこの蟻のモンスターの異界のボスであろうボスモンスターの発見は行なえていない。


 蟻塚の方はもう探索し終わっているとは思うけど、問題は蟻塚の下にある地面の方にある巣穴だろう。


 地面には一体どれだけの蟻の巣が広がって深くなっているのだろうか?疑問だな。


 とりあえずもっと蟻の巣穴を探索するゴーレムを増やさないといけない。そうすればゴーレム部隊が戦闘する回数も減らせるだろうし、そうすると戦闘回数が減って蟻の巣穴を探索する時間が増える。


 ゴーレムの使える魔力も下級ゴーレムコアだと長時間の探索をさせられないし、戦闘がある毎に消費する魔力も考えるとゴーレムの数を増やして探索させないといつまでも蟻の巣穴の探索は終わらない。


 ここからは魔核を収集しながらも魔核も魔力も使える物はなんでも使ってゴーレムを増やしていくことにしよう。


 とりあえず今日はもう異界から出て家に帰って夕食でも食べながら情報収集だな。


 「あ、それとゴーレムを増やすのは向こうでやるか。あっちの1号機たちも学習してるだろうし。」


 動画やインターネットで情報を集めて学習しているだろうゴーレム1号機たちからの情報交換を新しく作ったゴーレム1号機たちにして貰えばいいしな。


 明日には増やしたゴーレム1号機たちからの情報交換を異界のゴーレムたちとして貰えればすぐに済むだろう。


 これまでに集めた魔核とこれから回復する分の魔力も含めれば20機以上は作れるはずだしな。


 「じゃ、帰るか。」


 俺は異界からそのまま外に出るのではなく箱庭を経由して直接家の玄関に向かうことにした。


 そうすれば夏の夕暮れの蒸し暑さも感じずにエアコンの効いた家の中に直接帰れるもんな。


 箱庭の入り口を開いてから箱庭の中に入った俺は真っ直ぐに家の玄関に繋がっている箱庭の出入り口に向かった。


 「あぁ〜涼しい〜。」


 箱庭から家の玄関に直接帰った俺は冷房の涼しい空気を感じながら手洗いうがいを済ませてついでにお風呂も入っちゃう。


 そうしてスッキリとした状態で夕食の準備を行なっていく。


 「豚キムチでいいかな。」


 冷蔵庫の中身を確認して作る物を決めていた時に後ろから足音が聞こえてきた。


 「ん?なんだ、どうしたんだ?」


 後ろにインターネットを使って学習をしていたゴーレム1号機が背後に立っていた。


 何があったのかと手元のスマホを見せられたので確認すると、そこにはこう文字が書いてあった。


 夕食を作るのを手伝います、マスター。


 そう書いていた。


 「手伝ってくれるのか?」


 うん。と頷いて答えるゴーレム1号機。


 「それなら手伝って貰おうかな。」


 ゴーレム1号機の手は土だから濡れたら大変だろうと調理用のゴム手袋をゴーレム1号機に渡して一緒に夕食を作り始めた。


 こう言った料理を作るという経験もまたゴーレムを育てるのには必要になってくるだろう。


 サラダを作るのをゴーレム1号機に任せて俺は豚肉を食べやすい大きさに切っていくことにした。


 それからゴーレム1号機がサラダの用意をする頃には俺の方も豚肉とキムチを炒めて豚キムチを皿に盛った。


 ゴーレム1号機が作ったサラダを見ればきちんと生野菜を切って盛り付けも問題なく出来ている。


 「上手くできているぞ。」


 俺はサラダを作ったゴーレム1号機を褒めてテーブルに料理を盛り付けた皿を持っていく。ご飯も大盛りだ。夕食の用意を終えて夕食を食べ始めていく。


 今日は昨日と違って畑を作るのに身体を動かしていたから大盛りご飯でも全て食べ切れてしまうくらいに空腹だったからこそよく噛んではいるけど早く食べていた。


 夕食を食べ終えた頃に洗い物を済ませてからゴーレム作成を行なっていくが、複数のゴーレムを作り終えるまでインターネットで学習をしていたゴーレム1号機3機にはお互いの情報を交換させて学習して貰うことにした。


 作り終わったばかりのゴーレム1号機たちへと情報交換をさせている間に、俺は使われていないスマホで情報収集でも行なっていくことにした。


 「国も頑張ってはいるんだな。」


 電気を作る施設でおるダムや発電所を守る為に自衛隊が頑張ってくれているらしいが、その分だけ国民を守る自衛隊の人数は減っているのだろうし、水や電気を考えるとこの自衛隊の選択は間違いとは言えないだろう。


 他にもヤクザや半グレ連中が仕切っている町が出て来ているなんて話もちらほらとある。


 幸いにこの近辺の街には半グレやヤクザのような連中が活動しているなんて情報がないことは良いことだ。


 街で活動することになった時に人対人での殺し合いなんてすることになったら面倒くさいことになるからな。


 「ん、終わったみたいだな。」


 どうやら俺が情報を調べている間にゴーレム1号機たちによる情報交換が終わったようだ。


 「どうしたもんかな?」


 ゴーレムたちの情報交換を終えたことでとりあえず俺はインターネットで情報を学習する為のゴーレム1号機3機たちを除いて、ゴーレム1号機たちを家の周り周囲一帯の探索をさせることにした。


 これでゴーレム1号機たちを介して夜間での活動と家の周囲の情報を得られることだろう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ