疑問:本当に何もないの?
大まかに進めながら細かいことで追加していったりと
後からあれもこれもとなる事もありそうで
実際そんな事もないかもしれない。
そんな感じでただただ妄想・空想を書いてみてますので
あ。これ無理だわと思った場合には無理せず止めておきましょう。
体にあった小説をお選び下さい。
「うん。指先もちゃんと動いてるね。まったく問題なさそう。」
「はい。まったく違和感もないんです。」
「それなら大丈夫かな?・・・目も?」
「はい。両方完璧に見えてますね。」
夕方になって尚弥さんが来て、今は私の診察中。
和さんがあらかじめ説明してくれていたらしく、腕や足の経緯には触れず、そのまま診察だけが進んでいく。
「ここまでしっかり繋げられてるのは・・・ある意味、凄いね。」
「それは・・・そうですよね。確かに・・・。」
「何の問題もなさそうなら、特にこれで終わりかな。でも後から違和感がある場合もあるだろうから、何かあれば相談でも連絡でもしてね。」
「ありがとうございます。」
「お?嬢ちゃんここに居たのかー。」
「こんにちは。」
勘右エ門さんが階段を降りてきた。
「お?そこの兄ちゃんは初めてだな。宜しく。」
「初めまして。尚弥と言います。」
「おう。俺は勘右エ門って事になったから、適当に呼んでくれー。」
「分かりました。」
勘右エ門さんは外へ出るみたい。
金槌とか工具をまとめてた場所に向かうみたいだから、また何か直すのかな?
姿を見かけない時もあれば、こうして気まぐれに会う時もあって、不思議な方だなぁ。
記憶を思い出す時も、手伝ってくれていた感じだったし、きっと人間ではない感じなんだろうか?
でも魔法使いって感じでもなさそう?
「あ。日向、秀人?と・・・和さん?」
地下からのドアが急に開いたと思ったら、日向と秀人が上がってきた。
そして和さん。
「「やっほー和見つけたー。」」
「下に居たんですね、二人が探してたんですよ。」
「・・・そのようで。」
あれ?気まずそうな感じ?
あ・・・また寝てたのかな?
スズも今日はまだ見てないし、和さんまたちょっと髪の後ろの方が荒れてるみたい。
「夕飯ね。今から作るから、まだまだだぞ。」
「あ。じゃあバース達の夕飯は私達がやるよー肉焼くだけでしょー?あ。余った野菜も焼こうかな。」
「倉庫に残ってる分があるから、そうしよー。チーズとかも載せればいけそうー。」
「分かった。宜しく頼む。肉はそこの冷蔵庫にある分、全部使いきって良いから。」
「え!?そんなに食べるの!?」
「それは・・・尚弥以上だー・・。」
「いやいや。あのサイズの狼と僕を比較されてもね・・・。」
確かに。
バース達並みに食べたら、もうそれは大食いというか人間の域ではなさそう。
「私も手伝おうかな?」
「一緒に焼くー?」
「焼こう焼こうー。」
–カララ
「お。出てきたな。そろそろ飯か?」
「そうそうー!焼くよー!」
「まっかせてー!まずは豚からいきやすー」
「わーい!豚って肉好きー!」
「うんうん。」
まずはバーベキューコンロに火を入れる。
木炭も結構あると思ったけど、意外ともう少ない感じなんだね。
「じゃあ切っていくね。こっちに乗せてくから、二人で焼いていってー。」
「「りょうかーい。」」
傍でずっとバースやハウとデンが見守っているのを見ていると、最初はウーノ以上に大きくてまさに獣、って感じだと思ったけど、確かに犬っぽい感じの方が強いかも。
「バースはスズと前から知り合いだったんですか?」
「あぁ。そうだな。こいつらが生まれてしばらくした頃、獲物に気を取られて目を離した隙に、ハウを崖に落としてしまった。」
「・・・え?え?!崖に落ちたんですか?!」
「ハウがな。だが、少々狭い崖で拾いに行くには、崖を掘るしかないと思っていたところに、スズが来たのだ。」
「・・・・・な・・なるほど?」
え?
っていうか獲物につられたって言っても、自分の子供を崖に落とすって、どういう状況だろう・・・?
「え?・・・じゃあスズが崖を下りたんですか?」
「あぁ。ロープを掴んでいろと言われて、崖の上からハウとスズを引っ張り上げたぞ。」
「・・・・えええ?ちなみにデンは大丈夫だったんですか?」
ハウだけ落ちたという事は、デンは傍にずっといたのでしょうか?
「いや。気が付いたらいなくなっていたから、ハウとスズを崖から上げた後に、スズと一緒に探したな。」
「・・・な。るほど?」
「なるほど。じゃないわよ。適当にもほどがあるわ。」
「なんていうんだっけ?こじをえずー・・・?」
「こけ~つ?に入らずんば~虎子を得ず?」
「ことわざはそうでしょうけど、あんた達が言いたいのは、獅子は我が子を千尋の谷に落とすの方でしょう。」
「「そうそう。」」
「はい。お待ちーこっちから食べてってー。」
「どんどんいくぜぇ~。」
ことわざはそうなのかも知れないけど、最初に獲物につられてって言ってるし、意図的じゃないよね・・・。
まぁいいけど。
「しばらくここにいてもいいのだが、たまには運動もしたいところだ。どこか広い場所はないのか?」
「そうですよね。スズに、お出かけできそうな場所がないか、聞いてみますね。」
バースさんぐらいのサイズだと、確かにこの庭を走り回るには少し狭そう。
この世界で思いきり走れる場所はなさそうだけど、別の世界や元いた場所に戻っても大丈夫なら、その方が良さそうだ。
「こっちも焼けたよー。」
「む。野菜か・・・。そんなに焼かなくていいぞ。」
「えー!絶対美味しいからー、ね?」
「そーそ。一所懸命作ったんですー。」
「肉ー!!」
「・・・ちょっとだけなら・・。」
あ。
デンは食べてくれるんだね。偉い。
「親がちゃんと食べないと、子供が真似するのよ?デンは偉いわね。」
「うむむ・・。少しだぞ・・・?」
話しも聞いてくれるんだね。
やっぱりスズがお願いするだけあって、基本的には良い人?獣?な感じ。
子供は崖に落としちゃうけど・・・
「「疲れたーごはーん。」」
「キュウキュウー」「キーキ」「キュキュ」
「お疲れーありがとうね。アリスさんも、イザベルもありがとう。」
「いえいえ。いつもあれは大変ですよね。分担した方がいいですよ。」
「まぁ続くようなら、魔法の設置でもしようかとは思ってますね。」
確かに。
それが一番楽なんだろうなぁ。
あ。そういえば・・・思い出した。
「そういえば、私って魔法使えるんですか?」
「「「「・・・・」」」」
「使えると思うよ。」
声のした方を振り向くと、いつの間にかスズが階段を上がってきていた。
「あ。スズ。」
「キュウ!」
夕飯一緒に食べれるのかな?
「え!?本当に?どうやるんだろう・・・やってみても良いのかな?」
「庭でなら良いよ。使えるなら使えて困る事はないだろうし、イザベルや日向達にでも習ったらいいよ。アルフも教えてくれたんじゃない?」
「うんうん。そうなの、色々教えて頂いたんだけど、でもあの時は使えなかったから、イメージ的な?感じ?」
「なら、やってみて良いんじゃない。アルフに習える魔法使いは、羨ましがられるのか驚かれるのか分からないけど。」
「・・・・一応羨ましいかしら?」
「凄い羨ましいと思いますよ?」
「アルフ?」
「アルフのじーちゃん。」
そうなんだ・・・。
でも確かに凄い魔法使いって言ってたもんね。
これは逆に、下手なことはできないのでは?
「はい。できたよー。鍋は持ってくから、ウーノご飯頼む。」
「任されヨウ。」
「ゴ飯ー。」
「卵?」
「あぁそうそう。卵もね。落とさないようにね。」
え?
生卵って事ですか?!
ま、まさか。
「すき焼きだよ。」
「「え!!やったぁぁぁ!」」
「今日夕飯に来れて良かった・・・。」
「キュウ?」「キー?」「キュキュ?」
「タノしみだ。」
「スキヤキ。」
「スキ?」
「「好きー!!」」
これは、みんなの喜ぶ表情につられてこっちまで嬉しくなる!
今日は久しぶりにスズとも一緒に食べられるみたいだし、それも合わせて嬉しい。
「キュウ!」
「今日は元気だと思うよ。」
「そうだね。目の調子は?」
「特に変わりはない。」
「なら大丈夫かな?まぁご飯はこれからだし、その後で軽く診ようか。」
「キュウ!」
外が寒かっただけに、こたつと合わせるとすごっく温まる。
そういえば、こういう皆で一つのものを食べる形式は初めてかも。
お鍋ってなんか、普通の料理食べてる時と違う感じがするんだよね。
普段も一緒に食べてるのに、お鍋だとなんだか距離が近い気がする。
同じ湯気の中に、みんなで入っているみたい。
団らん的な?
「何を食べながら悩んでるのよ。」
「えっ。この顔でもそれは変わらないんだ・・・。」
「中身は同じだもの。表情も同じでしょうよ。」
「うん!そうかも!アリスの時と梓の時で、前はちょっと違う感じだったけど!今同じ!」
「確かにー?梓っぽいし、アリスっぽい。不思議ー?」
そうなんだ。
思い出す前のアリスの時は、どんな表情してたんだろう。
「そういえば、アリスだとお酒は飲めないね。ちょっと多めに注文したから料理に合うし、一本ぐらい開けようかと思ったけど、やめとこうか。」
「はえ!!!そっか!私ってもしかして未成年なの!?」
「そうだと思う。だいたい100歳ぐらいで、基本世界の大人扱いにされることが多い。」
「な・・。なんてことでしょう。後何年待たないといけないんだろう。あ。でも飲んでいいよ!気にしないで。」
「ええーいいのかなー?」
「飲んじゃうー?うへへー」
「え!?二人は飲めるの!?まさか・・・」
「「飲めるよー。わーい!」」
「なら、あっちの脇にある段ボールから、とっておいで。」
衝撃の事実。
まさかの私、未成年。
いや、それは気が付いてたけどお酒の事はすっかり忘れてた。
アルファーさんと飲んだのが、最後のお酒だったのね・・・
「これー?どれ飲んでいいの?」
「どれでもいいよ。鍋だし日本酒がいいかな。」
「これにしよ!大吟醸ー。」
大吟醸・・・
なんてことでしょう。
そして日向と秀人がまさかの成人扱いなのも、ある意味ショック・・・
「そこまでショックなのね・・・。お酒って美味しいと思えないわ。」
「うーん。確かに子供の頃とか若い頃は、味覚が違うっていうもんね。」
「誰か子供舌よ!」
「えぇぇごめん。でも甘いのとかもあるよ!今お酒も色々あるから、飲めるようになったら一緒に探そ。そういえばスズも一応若いよね?」
「若いけど、未成年ではないし、アルフにどうせ今度また付き合う事になるから、たまに飲むよ。」
確かに。
前にアルフさんと飲んでたや。
それで思い出したけど、和さんは弱いんだよね…飲むのかな?
それにしても、日向達が飲んでいる姿は、どう見ても未成年みたいでちょっと心配になる。
「キュウキュウ?」
「…セイは流石にやめといた方がいいかな?ウーノは飲んでみる?」
「オ酒・・・ちょっとダケ・・・。」
「お!これ美味しいね。僕もおわかりー!」
尚弥さんはお酒もいける口なんですね。
これはこれで結構飲みそう・・・
一升瓶開けて良かったのかな?
「尚弥は飲みすぎるなよ。はい。卵の追加はこっち置いとくよ。」
「はーい!あれ?和も飲めるんだっけ?僕和と飲んだ事ないよー。」
「うひひ。和はねー!」
「へへ。飲めるけどねー」
「和は弱いよ。」
さすが三人共分かってるんだね。
「えー?そうなんだ?意外。結構女の人をバーで引っかけてると思ってた。」
「聞いて聞いて!昔ヤケ酒してた時ね!」
「そうそう。あれは本当に凄かったー」
「え?何それ何それ?」
「日向。秀人。」
「「おっと。まぁ飲めば分かる!」」
「飲まないよ。」
「えー。僕と初めて一緒に飲むんだから、ちょっとぐらい、いいじゃん?
まぁまぁ。どうぞどうぞ。ね?僕医者だし、無理そうならすぐ止めるって。」
「・・・・・・本当に一杯だけだ。」
こういう時の尚弥さんは、ノリがいいよね。
でも、和さんって日本酒なら一杯でも、結構アレなんじゃないかな?
「・・・はぁ。」
「よ!エロいね!」
「そーだそーだもう一杯」
「いいねぇ!僕もお代わりー!」
「スズ。和さん大丈夫?」
「まぁ日向達は分量分かってるし、止めるでしょ。ナオも一応・・・?医者だし?」
「スズは意外と強いよね。」
「この体は分解が早い。まだ若い事もあるけど、強い方だと思う。」
日向と秀人と尚弥さんが、楽しそうに和さんへ注ぎ足していく。
ちょっと大丈夫かな・・・。
「「不思議ナ味。美味しいかは分からナイ。」
「ウーノは初めてだからな。合わなさそうならやめといた方がいい。もしウーノが暴れても大変。」
「・・・た。確かに。」
「暴れル?」
「ガウー?」
「ウーノは暴れナイ。」
「キュウ?」「キーキ」「キュ!」
見慣れない日本酒が、みんな気になるんだね。
う、羨ましい・・・
「これはお肉と合うね!流石和!」
「お酒とのバランス最高ー流石和ー。」
「お代わり頂戴しまーす。流石かずー。」
「うっせぇ。あ。締めは冷蔵庫のうどんな。」
既に言葉遣いは、変わっていらっしゃるようです。
「流石!分かってるね!」
「締めまで最高ーっす兄貴ー」
「締めのおかわりも期待しちゃうー」
「まぁ、適当なタイミングで入れればいい。」
「そうだ!こんなタイミングなら聞いちゃう!?」
「えっま!!まさか聞いちゃうの?!」
日向と秀人が顔を見合わせて、にやっと笑う。
「え。ここでまさかの・・・?ん?何を聞くの?」
尚弥さんまで乗ってきて、嫌な予感しかしない。
「・・・いやいやいい!おめぇらが聞きたいことなんてな!大体予想がつく!結論から言ってやる!」
「ええ!?そんな!!」
「いいいいの!?ドキドキ」
「あはは!和せっかちだなぁ。」
・・・和さん、大丈夫かな?
・・・一体何を言うつもりだろう?
和さんは一度下を向いて、勢いよく顔を上げる。
酔っているのが顔にはあんまり出ない感じだから、見た目は普通なんだよなぁ。
「まぁぁぁたくもって何もねぇよ!普通に寝てるだけ!それ以上も以下もねぇ!」
…情報量が多いのに、何も増えていない。
大丈夫かな?これ。
「あらまぁ。あれは良いのサーズは?」
「ん?楽しそうだし良いんじゃない?」
「一応当事者じゃないの?・・・あなた?」
和さんの相変わらずの変わりっぷりと、スズの変わらなさのギャップが凄い。
「当事・・・とはいえ、好きに喋ってるだけだし、邪魔する必要はないと思う。」
「言われて困る事がある、って感じでもないのね。」
「スズって、改めて器が広いのか、何なのか・・・とにかく凄いね。」
「「えぇぇぇ!?」」
「っえ?本当にあれから一ミリも何もないの?逆に凄いね。」
尚弥さんもそう思ってたんだ。
「1マイクロも1ナノも何もねぇよ!うるせぇ!」
「え?だって一緒に寝てるんだよ!?和くん!」
「え?同衾ってそんな健全なもの?和ちゃん!」
「ぶふっ。単位の選び方が医療者っぽいね。つまり根性論?和やん。」
「あー・・・あれだ!そう!そもそも、そういう感じじゃねぇ・・・うん。別に・・・。」
和さんが急に悲しそうにしょんぼりし始めた。
酔うと表情豊かだなぁ。
私にも分かりやすい。
あ。三人がスズの方を見た。
「私を見ても答えられないよ。」
「え・・・・スズ。は無理か・・・」
「うー・・・・スズは・・無理だ。」
「スズ的には何か言ったの?本当に何も無し?」
尚弥さんはいくんだね。
「最近はちゃんと言葉にするようにはしてるよ。」
「・・・・いや。お前、ハッキリ言いすぎてて、逆に分かりづれぇんだよ。」
「ハッキリしてるんだから、そのまんま。」
「・・・・・・・・え?・・・じゃあマジでそのまま受け取るぞ?」
「?どうぞ。」
「「えええええええええ?何々?!」」
「つまり?ハッキリ何を言ったの?ワクワク。」
尚弥さんが、イザベルモード・・・
「待て待て!ダメだ!お前らには一旦保留!改めてちゃんと確認してからだ!また変なの紹介されて、凹みそうな気がする!」
「えー!気になるー!変なの紹介された事あるの?」
「ヒントヒントー。それはそれで気になるけどさー。」
「そうそう。どういうフレーズの言葉なのさ?そもそも告白は終わってる段階なの?
あ。因みに、その時の子は美味しくいただいた感じ?」
え。それって聞いて良いのかな?
ていうか、スズ。変なのを紹介した事があるの?
和さん凹ませてるし。
和さん、ごめん寝体勢だよ。
なんか、確かに私も気になるけど…これって完全にプライベートでは?
「ダメだ!!!尚弥てめぇそれはねぇから!ていうか、ここで色々終わる気ぃしかしねぇ!!!お前らマジダメ!!ほんとやめてマジで・・・おねしゃす。」
「あはっはっは!!和おもしろー。口が悪いっていうか若い頃のしゃべり方って感じだねぇ。」
「和!大丈夫よ!私は覚えてる!あなたのここまでの苦悩を!ダーリン!」
「そうさ!安心して!僕らは何度となく聞いてきたよ!君の困難を!ハニー」
「「っ」」
続けて何かを言おうとした日向と秀人が、和さんに口を抑えられた。
君達何を言おうとしたのよ。
・・・すごい気になる。
「おめぇらぁぁ・・・次のぉぉセリフはぁぁマジNGぃぃ。何言われるかすっげぇ分かる。予想つく。ジャムの塗ったトーストが床に落ちる時の向きを当てるぐらいすげぇ分かる。まんま顔に書いてある。」
「えへへへへ。どーしよっかなぁ」
「ふへへへへ。おっ~と口があぶねぇあぶねぇ」
「あ。うどん入れまーす。」
「尚弥はある意味、最強ね。」
「・・・うん。イザベルさんと同じぐらい。」
「私もうどん食べようかな。」
和さんが一生懸命止めている事は確かに気になるけど、周りがどうこうという以前に、そもそもここに当事者の一人であるスズがいること自体、かなり問題な気がするのですが。
そんな大っぴろげに話していいような感じ?
お酒様の勢い?
一升瓶なんて、この人数なら一瞬だったね。
「じゃあじゃあ!和!和!これだけ!これだけ!」
「全部じゃなくていい!ここまで見守って来たんだからーね?ね?」
「何々ー?二人は一番何が気になるの?あ。未成年もいるから、規制がかからない範囲でねー。」
「・・・・・。いや・・・俺は最初に言った筈だ。・・・結論を・・・・・・ぐぅ。」
あ。寝た。
まるで会話の幕を自分で下ろしたみたいな、見事なタイミングだった。
「コソコソ・・・え。てことは本当に・・・?」
「ひそひそ・・・うーん。そういう事なのかも?」
「んー。スズたん。スズたん。それは流石にどうなのさ?ちょっとかわいそうに見えてきたよ、僕。」
「知らん知らん。まぁ和はもうこのまま起きないから、今日は君たちが片付けだよ。」
「「はーい。」」
「まぁ面白かったし良いけどさぁ。」
「カズどうする・・・?」
「ウーノ運べる?こうなったら朝まで起きないから、寝室に。」
「分かっタ。」
「キュウ」「キー」「キュ!」
この辺は皆慣れてる感じだね。
和さんウーノにお姫様抱っこされてるし。
え・・っていうかウーノ意外と力持ち?
身長は同じぐらいあるんじゃないかなぁ?
「サーズって、結局良いようにしてる感じね。」
「良いように・・・かなぁ?」
結局、スズは肯定も否定もしないから、見ようによってはそう見えるのかもしれない。
さて、私も一緒に片付けてお風呂入ろうかな。
焼肉とすき焼きの匂いが服にしみて、今日はもう全身が夕飯みたいだ。
もしもお時間があるようでしたら
一文二文、はたまた評価頂けたら
ちょっと凹んだり、めっちゃ喜んだりします。




