15話
OFUSE始めました。
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ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。
https://rukeanote.hatenablog.com/
さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。
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野菜の収穫が始まって、食料に余裕が出始めた。肉はまだまだ時間がかかる。大量に出してあるけど、繁殖もさせないといけないし。消費に対して生産がまだ間に合っている訳では無い。随時新しい家畜を追加している所である。
野菜は何とかなったんだ。後は肉である。塩は海のフィールドを作ったので、そっちで作っている。塩を作る魔道具はメロニエールが持って来てくれた。魔物に塩が必要なのかは解らないが、無いと駄目なんじゃないかとは思っている。
海の魔物は出してはいないが、魚はたくさん出しておいた。勝手に増えてくれるとは思う。後で漁業もするからな。大規模養殖だと思えば良いんだ。
食料確保は何とか軌道に乗せられそうではある。時間は1年くらいを考えないといけないだろう。ダンジョンが出来て60日くらい。まだまだやることは残っている。
が、ダンジョンを拡張しても大丈夫だとは思うんだよな。結局は、大草原を追加して、コボルトを追加して、どんどんと畑を大きくしていくんだけど。
畜産場も大きくして言っているぞ。オークも随分と増えたよなあ。豚や牛の世話をさせるんだから、大きくないといけないのは当然のことではあるんだよ。
そんな訳で、一応ではあるが、索敵をしながら錬金術をしている訳だ。人間の冒険者の活動領域である部分では、今日もゴブリンやコボルトを討伐している冒険者が多く居る。
ダンジョンポイントを稼げるので、非常にありがたい事である。少しでも貢献してくれると嬉しいな。まあ、居るだけでも少しはポイントが入ってくるんだが。
泊りがけの探索をする事は無いし、ここが見つかるのはまだまだ先の話だとは思う。
と思って錬金術をしていた訳なんだけど、何かの集団が西の方から入ってきた。……西って未開地だよな? 何が入ってきたんだろうか。
「……妖精?」
「妖精がどうかしたんですか?」
「いや、大量の妖精が入ってきたんだが。それも西から。そっちは未開地だろ?」
「……妙ですね」
「だよな。入ってくるなら北か南だよな?」
「いえ、そうではありません。妖精が大量に居るという事です。妖精は妖精界に住んでますから。大量に居るというのはおかしいですよ。軍事行動でもしているなら別ですけど」
「……いや、軍人も居るには居るが、民間人? 平民らしき奴らも居るんだが……。何と言うか、円陣? そんな陣形で守りながらこっちに向かっている感じだな」
「うーん? 何人くらい居るか解ります?」
「ざっとで良いか? 50万くらい居るんだが」
「……多すぎますね。妖精界は御存じないでしょうから説明しますけど、妖精界は島国だと思ってくれれば良いんです。島が国なんですよ。それ1つが」
「ほうほう」
「それでその島に200万から300万人が住んでいます」
「……人口の20%くらいが森に居る?」
「です。もしかしたら異常事態があったのかもしれないですね」
「……どうしたらいいと思う?」
「流石に状況が解らないので、何とも言い難いですが、情報収集はした方が良いとは思います」
「だよな。……接触したとして、妖精の言葉は解るのか?」
「私であれば、妖精語も話せます」
「なら接触してくれるか? 護衛にコマンダーアントを5体、レッドコートアントを50体付ける」
「それだけいれば、私が逃げるだけの時間は稼げますね。西側で良いんですか?」
「ああ、大体西側に50㎞くらい行った所だ」
「接触して、どうします? 交渉は私がしますけど」
「一切合切任せる。出来れば戦闘は無しで。穏便に済ませたい」
「解りました。それでは出て来ます」
頼んだ。妖精が大量に居るって事だからな。何かが起きたんだろう。……具体的には何が起きたのかは解らないんだけど。本当に何が起きたんだ?
そもそもではあるが、妖精界に居るはずの妖精がこっちに居るのがおかしいんだよな。何かがあったのはそうなんだろうけど、何が起きたのかまではここからでは解らない。映像というか、何をしているのかまでは見れるんだけど、音は拾えないからな。音も拾えるのであれば、もの凄いアドバンテージなんだけど。……言語は解らないんだがな。
とにかく待つしかない。待って状況を確認してからだな。……厄介ごとじゃなければ良いよね。でも、ポイントが美味しい。ものすごい勢いで加速している。50万人の妖精はかなりのポイントを稼げているようだ。ゴブリンやその他の魔物よりも、入ってくるポイントが美味しい。広く拡張しているだけあって、分間のポイント数は凄いことになっているんだけど、それでも目に見えて加速したからな。
暫くして、メロニエールが妖精たちと接触した。……どうやら戦闘にはならなかったらしい。色々と話を聞いている所ではある。……聞いても解らないんだろうが、聞こえたらどれだけよかったことか。状況が解らない。
何を話しているんだろうか。追い返す訳にもいかないんだろうし。交渉で何とかなれば良いんだがな。
そんな感じで願っていると、メロニエールが妖精を誘導している様な感じになった。……連れてきているのか? 何故に?
まあ、良いか。そうであれば、迎えに言った方が良いだろう。ダンジョンの入り口の前で待った方が良いだろうな。50㎞くらいなら、10時間くらいあれば到着するはず。……メロニエールは結構な強行軍で飛んでいったので、2時間くらいで着いたんだけど。アントの移動速度が思った以上に早い。人間よりも早いからなあ。
そんな訳で、近くに来るまで錬金術をして時間を潰していた。俺って錬金術ばかりやっているんだけど、一応ダンジョンマスターなんだがなあ。ダンジョン運営は放置しているというか、放置しないと進まないというか。
待てば成果は出てくる。それなら待てばいいと思うだろう? 待つのに慣れないんだよ。ダンジョンポイントが増えているのであれば、放置しても良いと思うだろう? けど、錬金術をすれば加速するんだ。1.5倍くらいの速さにはなるんだ。ならしないと勿体ないじゃない?
時間の使い方が下手なんだろうなあ。待てば良いだけなんだろうけど。何かやっていた方が精神衛生上良いんだよな。錬金術で時間を潰した方が暇じゃなくて良いんだよ。
妖精の軍団が、メロニエールの誘導に従って、ダンジョンの入り口にまでやってこようとしていた。俺は今、ダンジョンの入り口で待っている。その方が話が早いだろうしな。
念のためにではあるが、魔力はしっかりと動かしておく。何時でも攻撃が出来るようにしておかないと。
「ああ、セーダン様。警戒しなくても大丈夫です」
「そうか? それなら良いんだが……。で? 何があったんだ?」
「それは後程ゆっくりと話をしますので。とりあえず、彼らをダンジョンの中で保護、という形で住まわせようと思うのですが、どうでしょうか?」
「……向こうに侵攻の意思はないんだな?」
「無いですね。一応は追われている身ですし」
「何が必要になる?」
「場所が必要なので、大草原と大森林と大海原を繋げて用意してもらえれば。出来るだけ入り口付近で。後は彼らが何とか生活基盤を整えますので」
「ん? 恒久的に住むのか?」
「そうなります。良かったですね。錬金術の使い手も居れば、合成の使い手も居ますし、魔道具師なんかも居たりします。多少はお休みが取れるんじゃないですか?」
「おお! それは良いな! ……それだけに理由が気になってくるが」
「それは後で。まずは彼らを安全な区画に隔離しましょう」
なんかすごい数の移民がやってきた感じだな。人間では無かったが。妖精なんて想定外もいい所である。それだけに、何があったのかは気になるところではあるが。まあ、その話は、ゆっくりとメロニエールに聞いてみれば良いか。まだまだ話足りない事もあるだろうし、しっかりと聞き取りを頼んだ。




