89_4B芯のすゝめ。
シャープペンシルには4Bの芯を入れています。一般に流通しているものの中では最も柔らかく、濃い色の芯です。
私は筆圧が弱めなので、というか文字を書くときに指に力を入れたく無いので、とにかく低筆圧で書ける筆記用具を愛しています。元々はプロット作業を万年筆で行い始めたのがこの低筆圧のはじまりですが、万年筆の低負担に指先が慣れ切った結果として、あらゆる筆記シーンで低筆圧であることを指が求めるようになりました。
低筆圧を求めるのであればやはり万年筆がもっとも優れています。ペン先へ毛細管現象でインクを運ぶ万年筆は、その構造上ボールペンのようにペン先に可動部品があるわけではないし、鉛筆やシャープペンシルのように物理的に削れたりすることもないし、金属のペン先はフェルトペン以上に摩擦が少なく紙の上を滑るように筆記できます。
なので低筆圧という観点から見ればあらゆる場面で万年筆を使いたいのが本音なのですが……そうも言っていられない事情があります。
まず、当たり前ですが、万年筆は筆記跡を消せません。次に、紙への裏抜けが激しい。こればかりは仕方がないことです。あとお外で使うにインク漏れなどのトラブルも怖い……。
そこで万年筆を使えない場面では、なるべく筆圧がいらない他の筆記具も使っています。
その一つが冒頭で取り上げた4B芯のシャープペンシルです。太めの軸のシャーペンに入れると、かなり低筆圧で濃い筆跡が得られます。そんなに柔らかい芯だと折れるのでは?と思われるかもしれませんが、そもそも私は低筆圧なのでまず折れません。
以前は芯ホルダーという筆記具を使っていました……。鉛筆と同じ太さの芯を使う、まあシャーペンの亜種のようなものです。こちらも書き味は好みだったのですが、芯を削る手間があったため、現在はシャーペンを使っています。
ボールペンではサラサを愛用しています。書き味と値段のバランスが良い。軽量なので取り回しやすいのもいいですね。仕事で愛用しています。
なんだか取り止めのない話になってきました。無理やりまとめると、4Bの芯は低筆圧の民におすすめです。今はまだ低筆圧ではない民も、試してみたら潜在的な低筆圧の民であったことに気がつけるかもしれません。そういう意味では万人におすすめです。




