71_キャラごとに語彙を変えたい!
ライトノベルなどでは「語尾」によるキャラクターの差別化が良く見られます。これはある種のデフォルメですよね。漫画でキャラクターを記号化して書くのと似ています。
小説の場合、文字という情報だけで差別化をしなくてはいけない都合上、けっこう派手な「語尾」がついていることも珍しくありません。
珍しくないというか、私もけっこう使っております。おりますわよ!
とはいえ。
語尾による差別化には欠点もあります。
語尾とは文字通り「尾」についているもの。普通セリフを語尾から読む人間はいませんから、「語頭」部分では語尾による差別化が理論上不可能であるという点です。
仮に長いセリフのラストまで読まなくてはキャラの判別ができない場合、それは差別化が不十分であると言わざるを得ないでしょう。
いくつか改善点は思い付きます。
・地の文で先に書いてしまうこと。『〜〜は口を開いた。』などをセリフの直前に挟むなどがそうですね。使い過ぎればくどいと思いますが。
・セリフの一番最初の1行目だけ短くしてしまうこと。『ですわですわー! わたくしがゴースト幽子3世ですわ!』みたいな。これもやはり、使いすぎると不自然でしょうね。
一番良いだろうなと私が思っているのは、キャラクターごとに使う『語彙』を変えてしまうことです。「何を言うか」「どんな語彙でそれを表現するか」これをキャラクターごとに違うレベルで設定しておけば、究極的には語尾による差別化すら不要でしょう。ケロロ軍曹で四字熟語が出た瞬間、絵がなくてもセリフ主がモアちゃんだと確定する、みたいな話です。てゆーか一目瞭然?
が。
私はやはり、変な語尾のキャラが好きです。変な語尾だからです。語彙による差別化がうまくいったとしても、私はキャラに変な語尾をつけたい。つけたいのでございますわよ。




