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魂融合機兵ヴェスパー《HIVE-01》  作者: 昼ライス
Season 2 ~覚醒者都市~

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35/36

第6話 新機兵アピス

毎日20時投稿

夜のニュース番組。


画面の端には大きくテロップが表示されている。


「秋葉原に覚醒者集結か」


アナウンサーが落ち着いた声で話していた。


「先日、全国放送をジャックした謎の人物について続報です」


モニターには、例の映像の一部が流れている。


秋葉原のネオン。


ラジオ会館。


そして――


黒いコートの大柄な男。


ただし映像は途中で切り取られている。


「放送をジャックしたこの人物は、自らを『黒獣』と名乗り、覚醒者に対して秋葉原へ来るよう呼びかけました」


画面が切り替わる。


秋葉原の街。


警察車両。


警備の様子。


「警察は現在、この人物の行方を追っています」


別の映像。


SNS画面。


黒獣の映像を撮影した動画。


コメントが流れる。


『覚醒者の街ってマジ?』


『秋葉原やばくない?』


『ヒーロー来るだろこれ』


アナウンサーが続ける。


「一方、覚醒者による事件はここ数か月で増加しています」


画面にグラフ。


覚醒者事件。


右肩上がり。


「専門家は、およそ二か月前に秋葉原で発生した大規模事件の影響で、覚醒者が増えている可能性があると指摘しています」


映像が切り替わる。


街のインタビュー。


会社員。


「覚醒者って……正直怖いですよね」


主婦。


「普通に生活してる人もいるって聞くけど……」


学生。


「秋葉原に集まるとか言ってたよね」


再びスタジオ。


アナウンサーが原稿を見ながら言う。


「政府および自衛隊は、覚醒者事件への対応体制を強化しているとのことです」


ニュースは次の話題へ移っていった。




ARC本部基地の作戦室。


壁一面の大型モニターには、日本地図が表示されている。


各地にいくつものマーカーが点灯していた。


赤。


黄色。


点滅。


ARC隊員が報告する。


「本日発生した覚醒者事件は、現在確認されているだけで九件です」


作戦室の空気が重くなる。


別の隊員が続ける。


「北海道、仙台、名古屋、福岡……」


モニターに事件の位置が表示されていく。


「現在も対応中の案件が三件」


「すでに制圧済みが四件」


「残り二件は警察が現場封鎖を行っています」


テーブルの前に立つ男。


神谷一佐。


腕を組んだまま、画面を見ている。


「ヴェスパーは?」


隊員が答える。


「現在、広島の案件に対応中です」


モニターの端に、別の画面が表示される。


現場映像。


瓦礫。


煙。


ヴェスパーの白と黄色の機体が、遠くに小さく映っている。


一佐は小さく息を吐いた。


「……一機じゃ足りんな」


作戦室の誰もが同じことを思っていた。


覚醒者事件は増えている。


だが、ヴェスパーは一機しかいない。


隊員が言う。


「現在、警察と自衛隊の通常部隊でも対応していますが……」


言葉を濁す。


一佐が代わりに言った。


「結局はヴェスパーに頼り切りになっているのは事実だ」


「ゆえに限界がある」


沈黙。


その時。


作戦室のドアが開いた。


一人の男が入ってくる。


スーツ姿。


如月直哉。


隊員たちの視線が集まる。


直哉は落ち着いた様子で言った。


「その問題に対してですが」


静かに続ける。


「解決策を用意しました」


作戦室の空気がわずかに変わった。




ARC本部基地格納庫にて、巨大なシャッターがゆっくりと開く。


低い機械音が格納庫に響く。


ARC隊員たちが並んで立っている。


その中央に、神谷一佐。


隣には如月直哉。


奥の照明が順に点灯していく。


白い光が床を照らす。


そして――


その中央に、一機の装備が立っていた。


人型。


だがヴェスパーのような機体ではない。


装甲。


外骨格。


スリムなシルエット。


ライトグレーの装甲に、イエローライン。


頭部には、蜂の複眼を思わせるセンサーバイザー。


ARC隊員の一人が思わず呟く。


「……パワードスーツ?」


直哉が答える。


「強化外骨格です」


静かな声。


「名称は」


少し間。


「アピス」


神谷一佐が機体を見上げる。


「対覚醒者装備か」


直哉は頷いた。


「はい」


機体の横に設置されたモニターが起動する。


データが表示される。


【Adaptive Powered Infantry Suit】

【APIS】


直哉が説明を続ける。


「覚醒者と戦うための装備ではありません」


「制圧するための装備です」


一佐が眉をわずかに動かす。


直哉は続けた。


「非殺傷制圧」


「これが基本思想です」


格納庫の静寂の中。


ARC隊員たちは、その装備を見つめていた。


ヴェスパーとは違う。


だが――


確実に、新しい戦力だった。


「まずは、アピスを使用するARCの隊員を見繕ってください」




HIVEの検査室も、他の部屋と同様に白を基調とした潔癖な部屋であった。


壁際には複数のモニター。


中央には円形の検査装置。


アピスに登場を希望したARC隊員たちが順番に立っている。


モニターの前では、HIVEの技術者が操作をしていた。


画面には数値が並んでいる。


反応速度


空間認識


マナ反応適性


技術者が言う。


「次」


ARC隊員が装置の中央に立つ。


装置が起動する。


淡い光。


数秒。


モニターに数値が表示される。


技術者が首を振った。


「適性不足」


隊員が一歩下がる。


次の隊員。


また測定。


また結果。


「適性不足」


検査は続く。


ARC隊員たちが次々と装置に入る。


だが――


決定的な数値は出ない。


神谷一佐は腕を組んだまま、それを見ている。


横では直哉がモニターを見つめていた。


そして。


「次」


一人の隊員が前に出る。


女性自衛官、橘朱音。


迷いのない足取りで装置の中央へ立つ。


技術者が装置を起動する。


光が広がる。


数秒。


モニターに数値が表示された。


その瞬間。


技術者の手が止まる。


「……え?」


別の技術者が画面を覗き込む。


「高い……」


「反応速度、基準値の一・八倍」


「マナ反応……異常に高い」


直哉がモニターを見る。


静かに言った。


「決まりですね」


神谷一佐も画面を見る。


数値を確認する。


そして短く言う。


「橘二尉」


朱音が顔を上げる。


「お前だ。お前がアピスに乗れ」


朱音は一瞬だけ目を細めた。


そして、静かに答えた。


「了解です」




格納庫に移動した一同は、再びアピスの前に立っていた。


照明が装甲に反射していた。


周囲にはARC隊員。


整備班。


HIVE技術者。


全員が見守っている。


朱音は深く息を吸った。


そして言う。


「アピス、起動!」


次の瞬間。


装甲が動いた。


ガシュン。


機体の胸部装甲が展開する。


背部フレームが開く。


外骨格の内部フレームが露出する。


朱音は迷わず踏み込む。


足をフレームに通す。


腕を差し入れる。


背部装甲が閉じる。


ガシャン。


ガシャン。


装甲が順にロックされていく。


ヘルメットが自動で降りる。


複眼バイザーが光った。


その瞬間。


HUDが展開する。


視界に情報が流れ込む。


出力。


装甲状態。


マナ反応。


朱音がゆっくり拳を握る。


アピスの腕も同じように動いた。


ARC隊員が思わず言う。


「……動いた」


朱音が一歩踏み出す。


床に重い足音が響く。


だが動きは滑らかだった。


朱音が腕を上げる。


右腕。


装甲の内部に魔法陣が浮かび上がる。


技術者がモニターを確認する。


「魔導回路、正常」


朱音は少し体を動かしてみる。


屈伸。


腕の回転。


問題ない。


そして、静かに言った。


「いいですね」


バイザーの奥で、朱音が笑う。


「これで」


「戦えます」




その日の夜。


名古屋の港湾地区にて。


巨大なクレーン。


積み上げられたコンテナ。


海から冷たい風が吹いている。


その静かな港に――


突然、水が噴き上がった。


ドンッ!!


海水が柱のように吹き上がる。


近くにいた作業員が叫ぶ。


「うわっ!」


地面に水が叩きつけられる。


次の瞬間。


空中に浮かんだ水が、形を変えた。


鋭い刃。


水の刃。


ビュンッ!!


水刃が飛ぶ。


ガンッ!!


近くに停まっていたトラックのドアが切り裂かれる。


金属が裂ける音。


作業員たちが慌てて逃げ出す。


「覚醒者だ!」


「逃げろ!」


コンテナの間に、一人の男が立っていた。


濡れた地面。


その周囲の水が、ゆっくりと宙に浮かんでいる。


男の腕が動く。


すると水が集まり、また刃の形になる。


ビュンッ!!


今度はガードレール。


真っ二つに切断される。


男は荒い呼吸をしていた。


目は完全に血走っている。


「……ふざけるな」


周囲の水がまた浮き上がる。


「覚醒者は危険?」


「怪物?」


吐き捨てる。


「だったら」


水が男の周囲を渦巻く。


「怪物でいいじゃねえか」




周辺道路から、すぐにサイレンが聞こえてきた。


パトカーとARC車両が港湾地区へ突入する。


道路はすでに封鎖されていた。


警察官が拡声器で叫んでいる。


「周辺住民は近づかないでください!」


「避難をお願いします!」


その奥。


港湾のコンテナヤード。


水柱が夜空へ吹き上がるのが見える。


ドンッ!!


また水が爆発する。


警察官が顔をしかめる。


「まずい……」


その時。


黒い車両が一台、ゆっくりと停止した。


ARCの装甲車。


ドアが開く。


中から隊員たちが降りてくる。


そして――


最後に降りてきたのは、一体の装甲。


ライトグレーにイエローラインのデザイン。


複眼バイザーを持つHIVE-02。


アピス。


周囲の警察官が思わず見た。


「……なんだ、あれ」


アピスが一歩前へ出る。


重い足音。


しかし動きは滑らかだった。


ヘルメット内部。


朱音の声。


「現場確認」


バイザー越しに見える光景。


コンテナ。


海水。


暴れる覚醒者。


そして。


空中を走る水刃。


朱音が小さく言う。


「……派手ですね」


無線が入る。


神谷一佐。


「橘」


「アピス初実戦だ」


短い沈黙。


「行け」


朱音は答えた。


「了解です」


そして。


アピスが、港湾ヤードへ走り出した。


コンテナの間で、海水が渦を巻く。


覚醒者の男が腕を振る。


水が集まり、刃の形になる。


ビュンッ!!


水刃が飛ぶ。


コンテナの側面が斜めに裂ける。


金属が軋む音。


男は荒い呼吸をしていた。


周囲の水が、ゆっくり宙に浮いている。


その時。


重い足音が響いた。


ドン。


ドン。


ドン。


コンテナの間から、一体の装甲が姿を現す。


覚醒者の男が顔を上げた。


「……なんだそれ」


アピスが立ち止まる。


バイザー越しに状況を確認する朱音。


水。


海。


大量の液体。


能力を使われるには、最悪の環境。


だが、朱音は動じない。


ヘルメット内部で小さく呟く。


「いいじゃない」


一歩踏み出す。


「派手で」


覚醒者の男が笑う。


「また新しいヒーローか?」


アピスは答えない。


代わりに右腕をゆっくり上げる。


装甲の内部で魔法陣が光る。


周囲の大気からマナを吸収するような光だった。


次の瞬間。


覚醒者の男が腕を振った。


水が集まる。


巨大な水刃。


「来いよ!!」


水刃が一直線に飛ぶ。


その瞬間。


アピスの右腕が光った。


ドンッ!!


衝撃波。


目に見えない圧力が前方へ放たれる。


水刃が空中で弾けた。


水が四散する。


覚醒者の男の目が見開かれる。


「……なに?」


アピスは一直線に、突撃した。


重量二百キロの外骨格が、地面を蹴る。


ドンッ。


加速。


覚醒者の男が舌打ちする。


「ちっ!」


腕を振る。


海水が持ち上がる。


空中に浮かび、弾丸の形になる。


水弾。


バンッ!!


高速で射出される。


だが――


アピスの左腕が動いた。


胸部の魔法陣が一瞬光る。


防御フィールド。


バチィッ!!


水弾が透明な壁に弾かれる。


水が弾けて地面に散った。


朱音が呟く。


「威力はある」


一歩踏み込む。


「でも――」


右腕が再び光る。


制圧衝撃波。


ドンッ!!


衝撃が前方へ走る。


空気が歪む。


覚醒者の男が吹き飛ばされる。


コンテナに叩きつけられた。


「大したことはないわね」


ガンッ!!


金属音が響く。


男はすぐに体勢を立て直す。


「……くそ!」


周囲の海水が再び浮き上がる。


今度は量が多い。


巨大な水塊。


男が腕を振り上げる。


「押し潰してやる!」


水の塊が、アピスへ落ちてくる。


朱音は一瞬だけ考えた。


そして、笑う。


「いいわ。来なさい」


アピスが前へ出る。


真正面から。


落下する水塊へ――突っ込んだ。


直前。


右腕が光る。


制圧衝撃波。


ドォン!!


衝撃が前方へ走る。


落下してきた水塊が空中で弾けた。


水が四散する。


豪雨のように降り注ぐ。


その中を、アピスが突き抜ける。


覚醒者の男が目を見開く。


「なっ――」


もう遅い。


アピスが目の前にいた。


一瞬で距離を詰める。


右手。


装甲が開く。


電磁警棒。


バチッ。


電流が走る。


男が腕を上げる。


水を集めようとする。


だが。


朱音は迷わない。


踏み込み。


一撃。


バチィッ!!


電磁警棒が男の脇腹に叩き込まれる。


高圧電流。


男の体が大きく痙攣する。


「ぐあっ!!」


膝が崩れる。


その瞬間。


アピスの左腕が動いた。


ガシュッ。


対覚醒者用拘束ネットランチャー。


ネットが射出される。


バサッ!!


男の体に絡みつく。


動きを封じる。


男は倒れたまま動けない。


呼吸が荒い。


水も、もう浮かばない。


アピスが静かに立つ。


バイザー越しに朱音が確認する。


「……制圧完了」


その声は落ち着いていた。




サイレンの音が近づいてくる。


赤色灯がコンテナの壁に反射していた。


ARCの装甲車がヤードへ入ってくる。


隊員たちが降りる。


制圧装備。


盾。


拘束具。


一人の隊員が駆け寄る。


倒れている覚醒者。


拘束ネットに絡め取られたまま、動けない。


隊員が言う。


「対象を確保します」


アピスが一歩下がる。


隊員たちが男の腕を押さえる。


そして。


金属の音。


マナ拘束手錠。


カチッ。


男の両手に嵌められる。


その瞬間。


男の体から力が抜けた。


周囲に浮いていた水も、完全に落ちる。


隊員が報告する。


「マナ拘束完了」


無線が開く。


「対象確保」


アピスはその様子を静かに見ていた。


バイザーの奥で、朱音が小さく息を吐く。


「……終わり」


その時だった。


空中に六つの光が浮かぶ。


港湾ヤードの上空。


六角形の魔法陣。


次の瞬間。


白と黄色の機体が現れる。


ヴェスパー。


空中からゆっくり降下する。


しかし――


現場はすでに静かだった。


覚醒者は拘束済み。


ARC隊員が処理を進めている。


アピスがその場に立っている。


数秒の沈黙。


アピスのヘルメットが、ヴェスパーの方を向いた。


ヴェスパーが着地する。


静かな金属音。


白と黄色の装甲が、港の照明に照らされる。


周囲にはARC隊員。


拘束された覚醒者。


処理が進んでいる。


ヴェスパーは状況を確認する。


『現場状況を確認』


SARAの声がヘルメット内に響く。


『覚醒者拘束済み』


『戦闘終了と判断』


悠真が小さく息を吐く。


「……遅かったか」


その視線の先。


一体の装甲が立っている。


ライトグレー。


イエローライン。


蜂の複眼のようなバイザー。


アピス。


そのヘルメットが、ゆっくりこちらを向く。


数秒。


沈黙。


そして。


アピスのスピーカーから声が響いた。


「遅いですよ」


女性の声。


少しだけ笑っている。


ヴェスパーが答える。


『別の現場だった』


アピスが一歩歩く。


足音が港に響く。


そして言う。


「大丈夫です」


視線を拘束された覚醒者へ向ける。


「こっちは終わってます」


少し間。


そして、もう一度ヴェスパーを見る。


「初めまして」


その声には、はっきりとした意思があった。


「アピスです」


「ヴェスパーだ」


短い自己紹介。


アピスのバイザーの奥で、朱音が少し笑う。


「知ってますよ」


朱音は続けた。


「有名ですから」


港の照明が、二つの装甲を照らす。


白と黄色。


ライトグレーとイエロー。


対照的な二つの機体。


朱音が軽く肩を回す。


外骨格の関節が小さく動く。


「でも」


その声は少しだけ強くなる。


「私、負けませんから」


一瞬の沈黙。


ヴェスパーが少し首を傾ける。


「……?」


朱音は続けた。


視線をヴェスパーに向ける。


「同じ現場なら」


「私が先に制圧します」


自信のある声。


だが、敵意はない。


ただの宣言。


ヴェスパーは数秒黙っていた。


そして答える。


「それは助かります」


朱音が少し笑う。


その時。


ARC隊員の声が響く。


「橘二尉!」


朱音が振り向く。


「はい」


「撤収準備です」


朱音は短く答えた。


「了解」


再びヴェスパーを見る。


「じゃあ」


少しだけ軽い声。


「また現場で」


アピスが歩き出す。


装甲の足音が港に響く。


ヴェスパーはその背中を、しばらく見ていた。




ニューススタジオ。


モニターには名古屋港の映像が映っている。


コンテナヤード。


警察車両。


赤色灯。


アナウンサーが原稿を読み上げる。


「本日夜、名古屋港湾地区で発生した覚醒者による暴走事件は、警察および自衛隊の対応により収束しました」


画面が切り替わる。


遠くから撮影された現場映像。


コンテナ。


装甲車。


その端に、一瞬だけ映る装甲の人影。


ライトグレーの外骨格。


だが映像はすぐに切り替わる。


「事件による死者は確認されていません」


「負傷者数名が病院へ搬送されています」


別の映像。


避難する作業員。


警察の規制線。


「近年、覚醒者による事件は増加しており、政府は対応体制の強化を進めています」


画面がスタジオへ戻る。


アナウンサーが続ける。


「なお今回の事件では、自衛隊の特殊部隊が現場に投入されたとみられていますが、詳細は明らかにされていません」


ニュースは次の話題へ移っていく。


テレビの画面が変わる。


バラエティ番組。


笑い声。


その裏で。


世界は、静かに変わり始めていた。

いつもありがとうございます。


面白いと思っていただけたら、

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本作は毎日更新中です。

明日もお待ちしています。


現在、別作品として

『不遇スキル【球術】の俺は、均形鍛冶の少女とダンジョンを攻略する』

というダンジョンファンタジーも連載しています。


意味不明と言われたスキル【球術】で戦う主人公と、鍛冶職の少女がダンジョンを攻略していく物語です。


もしよろしければ、そちらも覗いていただけると嬉しいです。

今後ともよろしくお願いします。

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