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異世界無双禁止規定(ステージ オブ グラウンド)『緩』  作者: 浅葱
第1章 次元迷子の少年
25/30

第25話 ~帰還の可能性と懸念~

段々在宅ワークの時間が少なくなり、会社にいる時間が多くなってる。

執筆時間が地味に削られて面倒くさい(笑)


なので今回も短めです。

短いなら何でこんなに期間が開くのかというと、家に帰れないからだー!


寝る時間を削ろうかな……


「なるほど、要はお前達3人以外、異世界人を舐めてしまったが為に突然消えてしまったと」

「ああ、ニケだけは一応聞き入れて警戒はしていた……けど意味無かった」

「「ニケ姉消えたー<´(;ω;)`>」」

 騎士団長の事情聴取に後退して合流したタック達が分かりやすく落胆する。だって逸れたのならともかく目の前で仲間が文字通り消えた(・・・)のだから。


「ねぇノンロロ、タックもそうだけどさ。もしかして消えた人達の事死んだ(・・・)と思ってないか?」

「「「………え、違うの(か)?」」」

 異世界人からの攻撃(?)を受けたニケ達が消えた=死亡と思っていたタックとノンロロは佐夜の疑問に目が点になる(・_・?)。


「だって彼等は(俺もそうだけど)異世界から来たんだよ。俺は落ちて来た(・・・・・)から自力で帰る手段は無い。けど彼等は『世界を自由に転移出来る装置』を持っている」

「────って事は消されて(・・・・)死んだ(・・・)のではなく、異世界に飛ばされた……と?」

「希望的に言うなら……ですけどね」

 騎士団長の圧に佐夜は気圧されながら答える。

 だって逆に絶望的に言うなら転移先が『岩の中』だったり『海の中』、『マグマの中』、『宇宙やその他呼吸の出来ない場所』なら即死は必至。


 もし生存出来る場所だったとしてもその世界が佐夜が元々いた世界だと、人間以外の亜人・獣人は政府によって捕らわれるだろうし、転移先が人通りの多い交差点だと同じく刃物を持っている時点で銃刀法違反で捕まる。まぁ、その場合死なないだけマシだろうけど事情聴取やその時代背景次第で『魔法』の存在がバレる(可能背が高い)のでどう考えてもゴタゴタに巻き込まれるのは確実。碌な目に逢わないだろう。


「その光景を見てしまったタック達ならこの後どうする?」

「どうするってそりゃ……」

 イングの問いにタック(&ノンロロ)の表情からは『撤退』の文字が見える。そりゃそうだ。迂闊に先に突っ込んで行ったニケ達とはいえ精鋭である事には変わりない。そしてこちらにも戦いのプロである王宮騎士達がいるが依然、迂闊に近付けばニケや冒険者達同様にどこかに飛ばされるのがオチ。下手すれば死ぬ。


「ですがイング、団長。敵をこのまま放置するのもマズいですわよ」

「んな事、みんな分かってる」

「ああ……ですが姫様、残念ながら突破方法が全く分からないのですよ。唯々無作為に突っ込めばまた同じ事になるだけです」

「ですわね………」

 このまま何の策も無く突っ込んでもさっきの二の舞、全滅はマズいので撤退してもいいのだが、例の異世界人達をこのまま放置するのも危険。どうすればいいのか分からなくなる一同。


「……あのさ、どうせ野放しには出来ないんだ。なら悩む必要は無いだろ」

「サヤ、トラップだと分かって突っ込む馬鹿はいないだろ。しかもそのトラップが異世界へ飛ばされ………っておい待て、まさかお前っ!?」

 突っ込めばニケ達同様に『異世界へ飛ばされる可能性がある』という事に食い付いた佐夜にイングが焦る。


 まぁここまで引っ張った時点でお気付きだろう。


 セウレン帝国に出現した送還者(仮)が帰って行った場合、実質この装置を使えば元の世界に帰れる可能性があると佐夜は考えた。


 当然ながら勿論、色々と問題はある。



 まず、元の世界に帰れる保証が無い。無いけど佐夜はこれに賭けるしかない。


 次に、運良く元の世界に帰れたとしても元の世界が正常に戻っているとも限らないし、未だ真っ白の世界のままの可能性もある。


 そして最悪、宇宙や深海など呼吸が出来ない場所へ転移して即死するパターン。流石にこんな死に方は誰だって嫌だ。


「……うん。隣国に現れた異世界侵略者達を送還した人達がまだこの世界に残っている保証は無い以上、あの装置が俺が元の世界に還る最後の手段。だから───」

 佐夜は一呼吸置き、


「───みんなとはここでお別れだ」

 と、別れを悲しむ顔で言った。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


「次元転移反応? 場所は………くっ、ジャミングの所為で転移先の特定に掛かりますね。ですが逆に転送した事で転送元の場所は特定しましたか。……リオ、聞こえますか? 調査は終了し急いで最深部へ向かってください。最深部のへのルートはこちらで指示します」

≪おkー!≫

 ニケ達が飛ばされた事で亜空間に浮かぶ艦【エルシオール】内でオペレーターしていた透が転送元の場所を感知し、すぐさまリオへ指示を送った。


 はてさてリオは佐夜が無茶する前に出会うことが出来るのだろうか?



まぁ、分かるとは思いますが次回はイングの嘆き


になると、思う。

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