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309・人参とサクランボ。

 お子さまモニターズがポニーやうさぎ馬に乗ってるのでオレも試してみたよ。

やっぱり視点が高くなるってのは気持ちイイね。

皆に教えては居ないんだけど実は「騎乗」のスキルを持っている。

アルフォンスさんに付いて部隊廻りをしたからね。

見取ってて良かった騎乗スキル! だね。


皆は持ってないからオレってスゴイ上手に見えちゃってるんだよ。

なんかチョッピリズルしてるって気分になっちゃった。


おばあさま達が乗馬されるときに競馬場に一緒に行って乗ってみたりしている。

前世じゃあこんなことは見てるだけだったけどね。

一応軍人志望ということになってるので誰も反対も禁止もしなかったよ。

まあ乗ってるのが小さなポニーだってこともあるからだろうね。

それなりに自在に出来るようになったと感じられるようになったらスキルレベルが

あがったよ。

やっぱりレベルアップは嬉しいな。



 アーリウム国の冒険者ギルドに頼んだうさぎ馬の捕獲とテイムは順調だ。

輸出入の商人の隊商が帰国のついでに運んでくれたよ。

まあ、ついでに商品も載せたみたいだけどね。

ギルマスと相談してギルド員にリースとレンタルすることにした。

貸し出し期間が長いか短いかってだけの差しかないんだけどね。


売っても良かったんだけど皆資金が多い訳じゃあなかったんだよ。

管理その他契約については例によってギルドに丸投げした。

仕事を増やしてスミマセンねぇ。


「普通に使ってた馬まで軍に徴用されたりしましたからね。

代用でも使役できるうさぎ馬は有り難いですよ。

頑固でテイムしてもなかなか言うことを聞かないって聞いてたんですが意外と

素直に指示に従いますね。

やっぱりあのアーリウムの侯爵様の所の方は扱い方が違うってことですかね」


侯爵様にお願いして世話についての講習をしてもらったんだ。

世話係さん達はなんだか緊張してたみたいだったけどね。

それでも皆が必要なほどの頭数を揃えるにはまだまだ時間がかかりそうだ。

そのうちこの国でもうさぎ馬が増えるといいな。


 ポニーもうさぎ馬も小馬も面白いコトに皆人参が好物だ。

競馬場で人参を上げてたらおばあさま達の乗ってた馬が寄ってきて強請ねだってきた。

う~ん、大きくても人参は好物なんだねぇ。

もちろん分けてあげたよ。

でもミーアは大きな馬にはまだおっかなびっくりってところだね。

こわごわ差し出す人参をガブリとやられてなにやら悲鳴を上げて逃げていった。

貴婦人の乗馬はまだまだ先になりそうだね。



 秋が深くなってきた。

森の木の実だけじゃあなく秋の果物が市場に並ぶようになった。

冬に向かって色々と保存のための作業があるようでキッチンスタッフも忙しい。

ある日キッチンに山になっていたのはどう見ても「サクランボ」だった。

一つもらって味見したらなんと「リンゴ」そっくりな味だったよ。


「プラナス」はカール君とロザさんの結婚式で紅白饅頭に押した焼き印の花だ。

はどうみてもサクランボだけどね。

サクランボのように種が一つ入ってる。

その種を抜いて蜂蜜漬けとか煮詰めてジャムとかにするようだ。

お酒にはしないのかな? 


サイダー(Cider)の元々の意味はリンゴ酒(cidre)シードルだそうだ。

シャンパンみたいに泡の立つタイプがあるからその辺から来てるのかも知れない。

飲みたい……子供だから誰も飲ませてくれないんだよ(涙)。

早く人間に……違った! 早く大人になりた~い!! 

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