第八話 新たな悪玉!?ヤンタロー現る!
○タカシの家·リビング
テレビ「昨日行われたポケモンリーグでは、数多くのトレーナー達が熱いバトルを行っていました。今回特に注目が集まったのは…(同時にバトルシーンが流れる)」
タカシ「おおお!やっぱりかっけぇ!そうだよ!今までいろんなことがあって忘れてたけど、俺は最強のポケモントレーナーにならないといけないんだ!タツベイ!今日は特訓するぞ!」
タツベイ「タツタァ…」
ロトム「タツベイは今日はそんな気分じゃない、と言ってるロト」
タカシ「えぇ~、頼むよタツベイ!少しくらいいいだろ?」
タツベイが首を横に振る。
タカシ「タツベイィ~」
ロトム「今日はバトルできそうにないロトね」
タカシ「そんなぁ…」
そこに母の声が聞こえてくる。
母「タカシ!ミズナちゃんから電話!」
タカシ「ん?はぁーい!(電話を取る)…もしもし?なんか用?…えぇ夏祭り!?あれって夕方からだろ?………いやいや、それに俺はこれからタツベイとバトルの………もぉ、わかったよ。行くってば…はぁーい」
タカシが電話を切る。
母「ミズナちゃんなんって?」
タカシ「これから夏祭りに行こうってさ」
母「えぇ?祭り始まるの4時からよ」
タカシ「早く祭りの雰囲気を味わいたいらしいんだ。もう、せっかく特訓しようと思ってたのになぁ…仕方ない、行くかタツベイ!ロトム!」
タツベイ「ターツタ」
ロトム「了解ロト!」
母「行ってらっしゃい」
× × op × ×
○街中
タカシ、コウスケ、ロトム、タツベイが歩いている。
ミズナ「さぁさぁ行くわよ!」
コウスケ「なんでこんな早い時間から行くんですかね…(小声)」
タカシ「ほんとだよ。俺今日はポケモンバトルしたかったのに…(小声)」
ミズナ「なにか言った?(圧)」
タカシ コウスケ「「なっ、なんでもないです…」」
ロトム「ミズナ、どうしてこんな時間から夏祭りに行くロト?」
ミズナ「だってお祭りよお祭り!年に一度の大イベント!こんなのじっとしてらんないじゃない!あっ!屋台見えてきたわよ!」
タカシ「おっ!ほんとだっ!行くぞタツベイ!(走り出す)」
タツベイ「タツタッ!」
ロトム「結局タカシもテンション上がってるロト…」
コウスケ「そんなに走ったら危ないですよぉ!」
タカシ「平気平気!それよりコウスケも早くk…(ドカーン!)」
その時、曲がり角から自転車とぶつかる。
ミズナ「タカちゃん!?」
ロトム「大丈夫ロト!?」
タカシ「ココハダレェ…ワタシハドコォ…(ひよこピヨピヨ)」
コウスケ「君はタカシ、ここはマシロタウンです!」
タカシ「…はっ!なにが起きた!?(起き上がる)」
タカシの目の前には一人の少年と自転車が転がっている。
ヤンタロー「もぉなんなんでやんすか…」
タカシ「(ヤンタローに向かって)君、大丈夫か?」
ヤンタロー「たくっ!お前どこに目ぇつけてるでやんすか!お前のせいで酷い目にあったでやんす!」
タカシ「(ムカッ)なんだよ!そんなに言わなくったって良いだろ!?大体君がちゃんと前を見てなかったから俺にぶつかったんじゃないのか!?」
ヤンタロー「お前!このチャリンコ暴走族の一味、ヤンタロー様になんて口を叩くでやんすか!」
タカシ「チャリンコ…」
ミズナ「暴走族?」
コウスケ「なっ、なんだって!?」
ロトム「コウスケ、あの人のこと知ってるロト?」
コウスケ「知ってるもなにも、チャリンコ暴走族は最近この地域に出没しているツッパリ集団ですよ!タカシくん!ここは穏便にすませましょう!怒らせたらいけません!」
ヤンタロー「その通りでやんす!痛い目を見たくなかったら、とっとと尻尾巻いて逃げるでやんす!w」
タカシ「なっ!なんだと!(ムカムカ)」
ミズナ「ちょっとタカちゃん!これから祭りの下見に行くんじゃない!こんなところで道草食ってる場合じゃ無いわよ!」
コウスケ「そうです!ここは引き下がりましょう!」
タカシ「いいや、もう怒ったぞ!こんなヤツにバカにされたまま引き下がるなんて、ポケモントレーナーが廃るってもんだ!」
ヤンタロー「へぇ、君。このヤンタロー様とヤル気でやんすか?」
タカシ「ああそうさ!お前みたいなやつ!俺のタツベイでイチコロだぜ!」
○同·バトルフィールド
タカシとヤンタローがフィールドで向かい合っている。それをコウスケ達が見ている。
コウスケ「はぁ、結局こうなりましたか…」
ミズナ「もぉタカちゃん!やるんだったら早くすませてよねっ!」
タカシ「分かってるって!よぉしタツベイ!最強のトレーナーとポケモンを目指す俺達ならあんなヤツ屁でもないぜ!」
タツベイ「ター…ターツタッ(えぇー、お前が戦えよ)」
ロトム「タカシが戦えばいいとタツベイは言っているロト」
タカシ「(ガクッ)ちょっとタツベイなに言ってんだよ!それじゃポケモンバトルじゃなくってポケモン人間バトルになっちゃうよ!」
タツベイ「タツター(そんなの知らないよぉ)(プイ)」
タカシ「頼むよタツベイ!この通りだ!(頭を下げて両手を合わせる)」
タツベイ「はぁ…ターツタ(仕方ないなぁ)…」
タカシ「おぉ!やってくれるのか!」
ヤンタロー「はっwトレーナーがポケモンに頭を下げるだなんて、情けないでやんすなw」
タカシ「なんだと!さっきから癪に障るヤツだなぁ。さっさとお前もポケモンを出せよ!」
ヤンタロー「へっw俺はすでにポケモンを出してるでやんすよwそんなことにもきがつかないでやんすか?」
タカシ「なんだって?ポケモンなんてどこにもいないじゃないか!」
コウスケ「あっ!あれを見てください!」
ヤンタローの自転車が形を変えてメタモンになる。
メタモン「メターー!」
タカシ「あっ、あれは!?」
ロトム「メタモン、変身ポケモン。ノーマルタイプ。体の細胞の作りを自分で組み替えて他の生命体に変身する」
コウスケ「まさかポケモンが自転車に変身していただなんて、驚きです!」
ヤンタロー「それじゃあ早速行くでやんす!今週のハラハラドキドキ変身ポケモンはこいつでやんす!メタモン!変身!」
メタモン「メター(変身していく)」
タカシ達一同「「うわっ!?」」
メタモンがタツベイに変身していく。
顔はメタモンのままで体はタツベイ。
タカシ「あっ、あれは…タツベイ!?」
ヤンタロー「その通り!これがメタモンの得意技!変身でやんす!」
ミズナ「…でも、なんか変じゃない?(汗)」
コウスケ「…明らかに顔はメタモンのままですね(汗)」
ヤンタロー「うるさいでやんす!勝てればいいのでやんす!勝てれば!」
タカシ「まさかタツベイに変身してくるなんて…こいつは強敵だぜ…」
ヤンタロー「さぁ!どこからでもかかってくるでやんす!」
メタモン「タツタッ!」
ポケモンバトル開始。
タカシ「よぉしタツベイ!まずはひのこだ!」
タツベイ「ターツタッ!(ひのこ)」
ヤンタロー「メタモン!こっちもひのこでやんす!」
メタモン「ターツタッ!(ひのこ)」
ドカーン(ひのこが当たって爆発)
タカシ「あのメタモン、タツベイの攻撃まで使えるのか!?」
ヤンタロー「どうでやんすか?おいらのメタモンの力は?w」
タツベイ「タツタ?(どうする?)」
タカシ「よしタツベイ!正面突破だ!頭突き攻撃!」
タツベイ「タツタッ!(頭を向けて向かっていく)」
ヤンタロー「避けるでやんす!」
メタモン「タツッ!」
メタモンはタツベイの攻撃をジャンプして躱す。
タカシ「くそっ、ガンガン行くぞ!次は噛みつく攻撃だ!」
タツベイ「タツタッ!(大きな口を開けてメタモンに向かっていく)」
ヤンタロー「もう一度避けるでやんす!」
メタモン「タツッ!(避ける)」
タツベイ「タツターツターッ!(怒)(ちょこまかと動きやがって!」)」
タカシ「おい!なに避けてばっかりいるんだ!正々堂々攻撃してこいよ!」
ヤンタロー「なに言ってんでやんすかw攻撃を避けたらダメなんてルール、どこにも無いでやんすよw悔しかったら攻撃を当ててみることでやんすなぁw」
タツベイ「タツタッ!(地団駄を踏む)(目が赤くなる)」
タカシ「よぉしタツベイ!お前の本気を見せてやれ!げきりんだ!」
タツベイ「タツタッ!!」
タツベイがメタモンに向かって走っていく。
ヤンタロー「メタモン!頭突きでやんす!」
メタモン「タツッ!」
タツベイ「タツタツタツタツッ!(走っていく)」
タツベイは勢いよく飛び上がる。
ヤンタロー「今でやんす!」
メタモン「タツッ!」
メタモンの頭突きがタツベイのお腹にクリーンヒット。
タツベイ「タツッ!(悲鳴)」
タカシ「(!?)タツベイ!!」
ヤンタロー「畳み掛けるでやんす!メタモン!噛みつく攻撃!」
メタモン「タツッ!(噛みつく)」
タツベイ「タツベッ!!(悲鳴)」
タツベイが地面に倒れ込む。
タツベイ「タツタ~…(目がグルグル)」
ヤンタロー「勝負あったでやんすなw」
ミズナ「そんな…」
ロトム「タツベイが負けちゃったロト…」
タカシ「タツベイ!!(タツベイに駆け寄る)おいタツベイ!大丈夫か!?」
タツベイ「…タツタッ………」
ヤンタロー「がははwお前達がこのヤンタロー様に勝とうだなんて100万年早いでやんすよwさっさと顔洗って出直してくるでやんすなwやっははーのはーい(笑い声)」
メタモン「メタメターw」
ヤンタローとメタモンがその場を去っていく。
タカシ「くそっ!」
ミズナ「大丈夫タツベイ!?」
コウスケ「怪我をしてしまっていますね。少し染みますが我慢してください(傷薬をタツベイに吹き掛ける)」
ロトム「早くポケモンセンターに行った方がいいロト!」
タカシ「あぁ分かってる。戻れタツベイ!(モンスターボールに戻す)」
ミズナ「早く早く!」
タカシ「………」
一行が走り去っていく。
○ポケモンセンター·エントランス
一同がポケモンセンターに入ってくる。
タカシ「すみません!」
受け付けにはヒノキがいる。
ヒノキ「おっみんないらっしゃい!今日はどうしたんだい?」
タカシ「ヒノキさん!実は俺のタツベイが怪我をしちゃって!タツベイのことを治療してほしいんです!」
ヒノキ「タツベイが?ああ分かった!それじゃモンスターボールを預からせてもらうよ」
タカシ「はいっ!(モンスターボールを渡す)」
ヒノキ「心配しなくても大丈夫。タツベイはすぐによくなるよ」
ヒノキは診察室に入っていく。
タカシ「タツベイ………」
× × × ×
タカシは窓際でうつむいている。
ロトム「タカシ、そんなに心配しなくても心配ないロト」
コウスケ「そうですよ。ヒノキさんがすぐにタツベイのことを元気にしますって」
タカシ「そんなこと分かってるよ…」
ミズナ「じゃあなにをそんなに考え込んでるのよ?」
タカシ「…だってさぁ、俺とタツベイはこの一ヶ月間、それなりに特訓してきたんだぜ。それなのにあんなニセモノに負けちゃうなんて…」
ロトム「んー、別にニセモノって感じはしなかったロトよ」
ミズナ「そうよね。あの時メタモンはタツベイとして戦ってたのよ」
タカシ「だから余計に悔しいんじゃないか…」
コウスケ「それに、なによりも凄かったのは彼のポケモンを見抜く力ですよ。あの時彼はタツベイの特徴や技を瞬時に理解して、指示を出していたんです。これはすごいことですよ」
ミズナ「確かに。メタモンで戦うってことは、たくさんのポケモンや技のことを知らなきゃいけないものね」
タカシ「なるほどなぁ…」
ヒノキがモンスターボールを持って診察室から出てくる。
ヒノキ「みんなお待たせ、預かってたタツベイは元気になったよ」
タカシ「ありがとうございます(モンスターボールを受け取る)出てこいタツベイ!」
タツベイ「タツッ!(ボールから出てくる)」
タカシ「タツベイ、無事でよかったよ!」
タカシはタツベイに抱きつこうとする。
タツベイ「タツタッ!!(怒)」
タツベイはタカシに頭突きを食らわせる。
タカシ「ぐはっ!!(地面に倒れる)なっ、なんでだよぉ(目がグルグル)」
コウスケ「まっ、まぁタツベイが元気になってよかったじゃないですか…(汗)」
ロトム「そうロトね。元気が一番ロト」
タカシは一瞬で立ち上がる。
タカシ「よぉしタツベイ!あんな奴らに負けてられないぞ!さっそく特訓をしようじゃないか!」
タツベイ「タツ、タツタッ!」
タカシ「おお!珍しくやる気じゃないか!よし!やってやろうぜ!…って言っても、なにをしたら…」
ミズナ「なんだかんだで二人とも似た者同士ね」
コウスケ「ですね。負けず嫌いなところは特に似ています」
ヒノキ「特訓なら僕に良い考えがあるよ」
タカシ「ええ!なんですか!?」
ヒノキ「それはねぇ…」
○同·バトルフィールド
タカシ「新しい技!?」
ヒノキ「うん、ポケモンはレベルを上げていくごとに色んな技を覚えることができるんだ。(図鑑を見る)今のタツベイだと、この噛み砕くって技がいいんじゃないかな?」
タカシ「噛み砕く!いいですね!名前からしてすごく強そうだ!」
ロトム「噛み砕くは悪タイプの技で威力は噛みつくよりも高いロト!」
タカシ「なるほど、よぉし!タツベイ!今から噛み砕くの特訓だ!」
タツベイ「タツタッ!」
ヒノキ「道具なら倉庫にあるから適当に使って大丈夫だよ。それじゃあ僕は仕事に戻るね」
タカシ「分かりました!ありがとうございますヒノキさん!」
ヒノキ「いえいえ、タカシくんとタツベイも、特訓頑張ってね」
タカシ「はい!」
× × × ×
バトルフィールドに身代わり人形が置かれており、タカシが後ろから身代わり人形を押さえている。
タツベイがその前に立っている。
タカシ「よぉしタツベイ!俺のことは気にせずガンガン攻撃してこい!」
コウスケ「ホントに大丈夫ですか?タツベイの攻撃が当たってしまいますよ!」
タカシ「だいじょうぶだいじょうぶ!いっつもタツベイの頭突きを食らってるから慣れっこだよ」
コウスケ「なっ…なるほど…(汗)」
タカシ「よぉしタツベイ!噛み砕く攻撃だ!」
タツベイ「タァツ!(身代わり人形に噛みつく)」
しかし、身代わり人形は無傷のまま。
タカシ「ぐっ…まだまだ!どんどん噛みついて来い!」
タツベイ「タァツ!(噛みついていく)」
タツベイはどんどん身代わり人形に噛みついていく。しかし、身代わり人形は壊れない。
タカシ「うぅ~ん…やっぱり新しい技を覚えるのは難しいなぁ」
ミズナ「よぉし!私たちもやるわよイーブイ!」
イーブイ「イブブイ!」
イーブイとタツベイが身代わり人形にかけよってくる。
タカシ「おい!二人いっぺんは!!」
ミズナ「いっけぇー!」
タツベイ「タァーツ!」
イーブイ「イブブイ!」
タツベイとイーブイの噛みつく攻撃!
タカシ「うわぁぁーー!!」
タカシが吹っ飛んでいき、地面に倒れる。
タカシ「なんで、こうなるの…ガクッ」
× × 特訓を止め絵で見せていく × ×
タカシ「もう…だめぇ…(倒れる)」
タツベイ「タツタァ…(倒れる)」
ミズナ「二人ともお疲れ様!」
コウスケ「最初に比べるとなかなか上達してきましたね」
タカシ「あぁぁ、あともう一息だ!」
タツベイ「タツッ!(ああ)グゥー(お腹の音)」
タカシ「なんだタツベイ、腹が減ったのか?グゥー(お腹の音)あっ、俺も腹の音が…」
ミズナ「あはは、二人ともたっくさん動いてたものね」
コウスケ「それじゃあお昼ごはんにしましょうか」
タカシ ミズナ「「賛成!!」」
× × × ×
一同がお昼ごはんを食べている。
タカシ「やっぱり体を動かした後のご飯は最高だな」
タツベイ「タツタッ!」
タカシ「タツベイ!ご飯を食べるのも特訓のうちだぞ!しっかり噛んで噛み砕く練習だ!(モグモグ)」
タツベイ「(もぐもぐ)」
コウスケ「タカシくん。それは技の噛み砕くとは関係ないと思いますよ…(汗)」
タカシ「いいのいいの、こういうのは小さなことの積み重ねだ!なっタツベイ!食べ終わったらまた特訓だ!」
タツベイ「タツタッ!」
ロトム「みんなっ!あれを見るロト!」
ミズナ「どうしたのロトム?」
ロトムの指差す先にポケモンバイヤーが歩いている。バイヤーは辺りをキョロキョロしている。
タカシ「あいつはポケモンバイヤー!」
コウスケ「なんだか様子が変ですね」
ミズナ「きっとまた何か企んでるのよ!」
タカシ「よぉし、追いかけるぞ!」
× × × ×
○草むら
タカシ達がポケモンバイヤーを追いかけている。
コウスケ「なにをするつもりなんでしょうか…」
タカシ「きっとまた珍しいポケモンを捕まえて売っぱらうつもりなんだよ」
ミズナ「あっ!向こうから誰か来たよ!」
ロトム「隠れるロト!」
みんなが草むらに体を隠す。
自転車に乗ったヤンタローがバイヤーの元に行く。
ヤンタロー「アニキ!久しぶりでやんす!」
バイヤー「おう、来たかヤンタロー!」
タカシ「ヤンタローだって!?まさかあいつら知り合いだったのか!」
ヤンタロー「アニキ、今日はなにをするでやんすか?」
バイヤー「ほら、あれを見てみろよ!」
バイヤーの指差す先にストライクがいる。
バイヤー「あいつが今日の獲物だ」
ヤンタロー「あれまたデカイストライクでやんすなぁ」
バイヤー「あぁ、今日こそあいつを捕まえてぇんだ。だからお前に協力してほしいんだよ」
ヤンタロー「なるほど、そういうことならおいらにまかせておくでやんす。ところでアニキ、取り分は…」
バイヤー「心配すんな!あいつで稼いだ金は俺とお前で半分づつだ」
ヤンタロー「さっすがアニキ!気前が良いでやんすな」
ミズナ「あいつら、またストライクを捕まえるつもりね…」
タカシ「よぉし、こうなったら…」
タカシ達がバイヤーとヤンタローの前に現れる。
タカシ「おい!お前達やめろ!」
ミズナ「あなた達の悪事もこれまでよ!ポケモンバイヤー!」
バイヤー「あっ?なんだぁってまたお前達か。その通り!俺様の名前はシゲマサ、泣く子も黙るポケモンバイヤーってのは俺のことさ!」
ヤンタロー「へぇ、アニキの邪魔をしてるってのはお前達だったでやんすかw」
タカシ「ヤンタロー!さっきみたいには行かないぞ!俺と勝負だ!」
ヤンタロー「はっw諦めの悪い奴でやんすな。行くでやんすメタモン!」
メタモン「メター!(タツベイに変身)」
タカシ「あんなやつらに、もう負けるわけには行かない!やるぞタツベイ!」
タツベイ「タツタッ!」
ミズナ「イーブイ!私たちも!」
イーブイ「イブブイ!」
コウスケ「お願いしますキャタピー(モンスターボールを投げる)」
キャタピー「キャタキャタ!(ボールから出てくる)」
バトル開始。
タカシ「タツベイ!ひのこ!」
ミズナ「イーブイ!スピードスターよ!」
タツベイとイーブイが攻撃。
バイヤー「頼むぜゲンガー!」
ゲンガーが影から現れる。
ゲンガー「ゲンケロゲッ!(シャドーボール)」
ヤンタロー「メタモン!こっちもひのこでやんす!」
ドカーン(技が当たって大爆発)
コウスケ「キャタピー!いとをはくで動きを封じてください!」
キャタピー「キャタッ!(いとをはく)」
キャタピーの糸はメタモンに絡み付く。
ヤンタロー「はっwそんな小細工、メタモンには通用しないでやんす!メタモン!ストライクに変身でやんす!」
メタモン「メターー(ストライクに変身)」
メタモンはストライク(顔はメタモンのまま)に変身して糸を切り裂く。
タカシ「そんなのありかよ!」
ロトム「やっぱり顔は変わらないロトね…(汗)」
ヤンタロー「アニキ!ここは俺たちに任せてストライクを頼むでやんす!」
バイヤー「ああわかった!」
バイヤーとゲンガーがストライクの元に駆け寄る。
ミズナ「まずい!ストライクが!」
ヤンタロー「おおっと、お前達の相手はおいらでやんすよ!メタモン!エアスラッシュでやんす!」
メタモン「ストスト!(エアスラッシュ)」
メタモン(ストライク)のカマから空気の刃が放たれる。
タカシ「タツベイ避けろ!」
タツベイ「タツ!」
タツベイとイーブイは攻撃を避ける、
しかしキャタピーに攻撃が当たってしまう。
キャタピー「キャタッ!(悲鳴)」
コウスケ「キャタピー!」
ロトム「むしタイプのキャタピーに、ひこうタイプの技は効果抜群ロト!」
コウスケ「さすがに分が悪いですね。キャタピー!戻ってください!(モンスターボールに戻す)」
ヤンタロー「さぁ!どんどん行くでやんす!」
メタモン「ストストスト!」
ストライクのエアスラッシュがどんどん襲いかかってくる。
タツベイとイーブイはなんとか躱していく。
ミズナ「頑張れイーブイ!」
タカシ「くっそ…このままじゃじり貧だ………そうだ!タツベイ!特訓の成果を見せるぞ!エアスラッシュを噛み砕いちゃえ!」
タツベイ「タァツッ!(噛み砕く)」
タツベイはエタスラッシュを噛み砕いて攻撃を防ぐ。
ヤンタロー「なっなに!?」
タカシ「よぉしいいぞタツベイ!」
タツベイ「タツタッ!」
ミズナ「今よイーブイ!スピードスター!」
イーブイ「イブイブ(スピードスター)」
スピードスターがメタモンに当たる。
メタモン「ストストォ~!!(悲鳴)」
メタモンの変身が解ける。
ヤンタロー「なかなかやるじゃないでやんすか…でももう時間切れでやんす!」
タカシ「なに!?」
ロトム「あっストライクが危ないロトム!」
バイヤー「ゲンガー!催眠術でストライクを眠らせろ!」
ゲンガー「ゲンガー!(催眠術)」
ストライクが寝てしまう。
バイヤー「行け!モンスターボール!!」
ストライクがモンスターボールのなかに入る。
ストライクがゲットされる。
一同「「あっ!?」」
タカシ「ストライクッ!!」
バイヤー「へっへっへっwやっと捕まえれたぜw目的も達成できたし、さっさとトンズラすんぞ!」
ヤンタロー「了解でやんす!メタモン!変身でやんす!」
メタモン「メタメタァ!!」
メタモンが変身して、気球になる。
この中にバイヤー、ヤンタロー、ゲンガーが乗り込んでいる。
タカシ「そっ、そんなのありかよ!」
ミズナ「こら待てぇ!」
ヤンタロー「止められるのもなら止めてみるでやんすw!」
バイヤー「今回は俺たちの勝利だぜw」
ヤンタロー バイヤー「「やっははっのはぁーいw」」
タカシ「くっそぉ!」
コウスケ「タカシくん!これをタツベイに!!」
コウスケはタカシにオレンの実を投げ渡す。
タカシ「これは…」
コウスケ「こんなこともあろうかと用意しておいた、食べると元気100倍になるオレンの実です!」
タカシ「サンキューコウスケ!タツベイ!オレンの実だ!そぉれ!(オレンの実をタツベイに向かって投げる)」
ロトム「説明しよう!オレンの実。これはタツベイの大好物である。これを食べたタツベイは強力な力を手にするロト!」
タツベイ「パクッ!(オレンの実を食べる)」
タカシ「よぉしタツベイ!パワーアップした噛み砕くをあいつらにお見舞いしてやれ!」
タツベイ「タツタッ!」
タツベイが物凄いジャンプでバイヤー達に向かっていく。
バイヤー「なっ、なんだ!?」
タツベイ「タツタッ!!(噛み砕く)」
タツベイの攻撃で気球に穴が開く。
ヤンタロー「はぁ…結局こうなるでやんすか…」
気球が空高く飛んでいく。
バイヤー ヤンタロー「「これで終わりだと思うなよぉー!(キラーん)」」
空からモンスターボールが落ちてくる。
その中からストライクが飛び出してどこかに飛んでいってしまう。
タカシ「やったー!」
ミズナ「私たちの大勝利ね!」
タカシ「タツベイやったなぁ。すごいぞぉ」
タツベイ「タッタツタッ!」
どこからか太鼓の音が聞こえてくる。
コウスケ「あっ!お祭りが始まったみたいですよ」
ミズナ「いっけない忘れてた!みんな早く行くわよ(走り出す)」
タカシ「よしっ!今日は噛み砕く習得のお祝いにいっぱい食べるぞタツベイ!」
タツベイ「タツタッ!」
コウスケ「ちょっとみんな待ってくださぁい!
」
N「新たな技。噛み砕くでポケモンバイヤーを退治したタカシ達。楽しかった夏休みももう終わり。だがしかし、ポケモンの世界は終わらない。さぁ、明日はどんな冒険が待ってるかな?タカシ達の冒険はまだまだ続く。」
次回予告
今、一世を風靡している大人気アイドル。リンメイ。彼女がマシロタウンにやってくる。リンメイを一目見ようと奮起するタカシ達だったがポケシウムによって凶暴化したポケモンに襲われてしまう。そんな彼らの元に一人の青年が現れた。
ポケモンレンジャー
次回『愛·覚えているでしょうか』
君は『しんか』することが出来るか




